更新日2023.04.27

中古車の納車後・納車日にやることリスト!注意点や必要メンテナンスを解説

中古車 納車後 やること

中古車の納車日を迎え、手元に車が届いたときはほっと一息つきたいものです。しかし、実際には納車後にやらなければならないことが数多くあります。トラブルを避けるためにも、納車後すぐにやること、将来的にやるべきことを把握しておきましょう。

この記事でわかること

  • 中古車を買ったらすぐにやること(納車日当日)
  • 中古車の納車後にやること
  • 納車後の中古車を快適に乗り続ける方法

中古車の納車後にやることリスト【まとめ】

中古車の納車日には、担当者から書類や車の装備、状態などの説明を受けます。納車が終わると一息つきたいところですが、納車後にはやるべきことが多々あります。

ここでは「中古車の納車後にやること」をまとめてチェックしておきましょう。

中古車を買ったらすぐにやること(納車日当日)
・車の状態を確認する
・書類に不備がないかを確認する
・書類の名義と保証期間を確認する
・自動車保険(任意保険)の加入手続きをする
中古車の納車後にやること(納車後1、2週間ほど)
・運転の感覚に慣れる
・必要な備品を用意する
・交通安全祈願をする
・コーティングする
スタッフ

納車後のトラブルを防ぐためにも、これらの内容は怠らずに行いましょう。

中古車を買ったらすぐにやること(納車日当日)

中古車を買ったらすぐにやること(納車日当日)は、以下の3点です。

  1. 車の状態を確認する
  2. 書類に不備がないかを確認する
  3. 自動車保険(任意保険)の加入手続きをする

1.車の状態を確認する

契約時・納車時に車の確認をしているケースがほとんどですが、納車後にもう一度、車の状態を自分の目で確認しましょう

その中古車の状態に納得したうえで購入しているので、納車後にトラブルが発生することは少ないですが、まれに後から不備・不具合に気づくケースがあります。納車後すぐなら中古車販売店に修理をお願いできないか相談することが可能です。

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納車から数か月ほどたって不備に気づいても、中古車販売店は対応してくれないことがありますよ。

納車してすぐに車の状態を確認しておけば、店舗側とのトラブルも避けられます。

車の状態を確認するときのチェックリスト

車の状態を確認するときには、ボディや内装、動作、車載品についてチェックしましょう。

ボディや内装の確認ポイント
・ボディにヘコミやキズはないか
・内装に汚れやキズはないか
・タイヤの状態や空気圧は問題ないか
・カーエアコンや車内の臭いは問題ないか
動作の確認ポイント
・エンジンに異音はしないか
・カーナビやオーディオは正しく使えるか
・エアコンは作動するか
・ボンネットは開くか
・ランプは点灯するか
・窓やミラー、ドアの開閉はスムーズか
車載品の確認ポイント
・車載ジャッキ
・パンク修理キット
・スペアタイヤ
※車載品がない場合もあります。
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スタッフ

このリストに沿ってチェックしていけば、確認漏れがなくなりますよ!

2.書類に不備がないかを確認する

納車時に担当者から必要書類の説明を受けているはずですが、必要書類をすべて受け取っているか、不足や不備がないかを納車後に再度確認しましょう。正確な書類を受け取り、適切に保管しておけば、将来的に何か問題が発生した場合でも必要な書類を迅速に取り出して対応することができます。

書類を確認するときのチェックリスト

納車後すぐに確認しておきたい書類は、以下の6つです。

納車後に確認しておきたい書類

・車検証
・自賠責保険証明書
・リサイクル券
・取扱説明書
・整備記録簿
・保証書

取扱説明書・整備記録簿・保証書に関しては、場合によって渡されない可能性があります。もし必要な書類がそろっていなければ、速やかに販売店や担当の営業員に連絡しましょう。

車検証を確認する際には「所有者」と「使用者」の欄に書かれた名義が正しいかを確認してください。ローンで購入した場合、信販会社や販売店の名前が記載されています。自分以外の名前が書かれている場合、売却や譲渡はできないので注意しましょう。

また、保証書に書かれた保証期間も確認しましょう。中古車の保証期間は、新車の保証期間と比べて短い傾向があります。

3.自動車保険(任意保険)の加入手続きをする

納車してからすぐに補償を受けられるように自動車保険(任意保険)の加入契約を行いましょう。

任意保険とは、すべての自動車が加入する強制保険(=自賠責保険)とは異なり、自分自身が契約・加入する保険です。自賠責だけでは補償内容が不十分なので、万が一のときの補償を受けるためにも任意保険に加入する必要があります

任意保険は、中古車の購入と同時に自身で手続きをしなければいけません。各社の保険料や補償内容を比較して条件のよい保険会社を探しておきましょう。

なお、車両入替の手続きをすれば、保険の等級を引き継ぐことが可能です。自身が加入している自動車保険会社に連絡し、納車前に手続きを進めておいてください。

中古車の納車後にやること

中古車の納車後にやることは、以下の4つです。

  1. 運転の感覚に慣れる
  2. 必要な備品をそろえる
  3. 交通安全祈願をする
  4. コーティングする
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急ぎではありませんが、やっておくと安心です!

1. 運転の感覚に慣れる

初めて運転する車に乗るときは、運転操作や使い勝手に不慣れなため注意が必要です。運転操作をひとつずつ確かめながら、慣れていくようにしましょう。特に、以下の点を意識してください。

  • アクセルやブレーキの踏み加減・効き加減
  • ボンネットの長さや車幅

運転経験があっても、初めての車に乗るときは慣れるまで油断せずに運転することが大切です。自宅周辺でも気を抜かずに、ゆっくり丁寧に運転するようにしましょう。また、慣らし運転も兼ねて急なアクセルやブレーキ操作は避け、スムーズに運転することを心がけてください。

2. 必要な備品をそろえる

カーライフを充実させるために、必要な備品をそろえておくのもおすすめです。用意しておくと便利なアイテムは、以下のとおりです。

おすすめの備品

・ブースターケーブル(バッテリーが上がったときに他車から電気を分けてもらうもの)
・スマホ充電器やスマホホルダー
・緊急脱出ツール(万が一のトラブルで車外に脱出するためのアイテム)
・車用の清掃用具
・消臭剤や芳香剤
・車用の収納グッズ
・車用クッションやブランケット
・車用ゴミ箱 など

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自分にあったカー用品や便利グッズをそろえてみましょう。

3. 交通安全祈願をする

必須ではありませんが、納車後に神社で交通安全祈願をするのもよいでしょう。

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神社での祈祷によって、車や運転手が災難や事故から守られるようお祓いをしてもらうことができます。このお祓いを「車祓い」といいますよ。

交通安全祈願をするメリットは、「交通安全祈願をしたから大丈夫だ」という安心感や心の余裕が生まれる点です。新しい車を納車するというよいタイミングでお祓いをしておけば、安全への意識が向上し、事故を防げる可能性も高まるでしょう。

4. コーティングする

コーティングは必須ではありませんが、車を良好な状態に保つために施しておくのもひとつです。

コーティングとは、車のボディやガラスの表面に被膜を作ることで、雨や泥などの汚れの付着を防ぐためのメンテナンスです。コーティングすれば塗装面の劣化を防ぐことができ、新車のような輝きを長く保てます

また、コーティングすると手入れが楽になる点もメリットです。コーティングの被膜についた汚れは、水洗いだけで簡単に落とせることがほとんどです。洗車にかける時間を短縮できるでしょう。

納車後の中古車を快適に乗り続けるには?

納車後の中古車を快適に乗り続けるために、以下2点を徹底しましょう。

  • 正しいメンテナンスを行う
  • 車の乗り方・扱い方に気を配る

正しいメンテナンスを行う

中古車・新車にかかわらず、車を購入した後は継続してメンテナンスを行う必要があります。以下のメンテナンスは、普段から自分自身で行うようにしましょう。

自分でやっておきたい車のメンテナンス

・洗車
・タイヤの空気圧・すり減り具合の確認
・ウィンドウォッシャー液の補充
・ワイパーゴムの交換

定期的に自分で車の状態を確認するだけでなく、1年に1回は業者・プロにメンテナンスや点検を依頼するのが望ましいです。

細かなメンテナンス内容

業者・プロに依頼して、交換やメンテナンスが必要になる項目を紹介します。

項目 詳細
オイル交換 エンジンオイルは汚れや劣化が進むとエンジンの動作に悪影響を与えるため、定期的に交換する必要がある。
交換の目安は、走行距離で1万kmまたは1年ごとが一般的。
タイヤ交換 タイヤは摩耗が進むとグリップ力が低下し、運転に支障をきたす場合があるため、定期的に交換する必要がある。
タイヤの寿命はタイヤメーカーやタイヤの種類、使用状況などによって異なるが、一般的に4〜5年程度が目安。
ブレーキパッド交換 ブレーキパッドは使用により摩耗するため、定期的に交換する必要がある。
交換時期は車種や走行距離、使用状況によって異なるが、パッドの残量が2~3ミリ以下になった場合に交換が必要。
エアフィルター交換 エアフィルターは空気中のホコリや異物を取り除く役割を担っているため、汚れがたまるとエンジンに負担をかけてしまう。
交換の目安は、2万kmまたは1年ごとが一般的。
バッテリーの交換 バッテリーは寿命があり、使用状況によっては交換が必要となる場合がある。
バッテリーの寿命はメーカーや使用状況によって異なるが、一般的に4年程度が目安とされている。
エンジンチューンナップ エンジンの調子が悪い場合には、スパークプラグや点火コイルを交換してエンジンチューンナップを行うことで改善できる。
エンジンチューンナップの頻度は車種や使用状況によって異なるが、一般的に2〜3年である。

車の乗り方・扱い方に気を配る

車を丁寧に扱うことができないと、中古車は長持ちしません。

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スタッフ

たとえ頻繁にメンテナンスしていても、日々の乗り方が悪ければ不具合や故障は発生しやすくなりますよ。

急アクセル・ブレーキは、車の品質を悪くさせる原因のひとつです。アクセルやブレーキをゆっくり踏み込む習慣をつけましょう。

また、「スイッチやドアの開閉操作も乱暴に行わない」「駐車時にエアコンやライトをつけっぱなしにしない」といった基本的な要素も大切です。

よくある質問

Q
中古車の納車日にやることは何ですか?
A

中古車の納車日には、店舗の担当者とともに以下のことを行います。

  • 必要書類の確認と説明
  • 車の装備や機能の説明
  • 傷やへこみ、装備の不備の確認
  • 契約や車の受け取りに関する手続き

納車して車を受け取った後にも、改めて自分の目で車の状態や書類を確認しておきましょう。

Q
中古車の納車後にやることは何ですか?
A

中古車の納車後にやることについて、「納車日当日にやること」と「納車後1、2週間でやっておきたいこと」に分けて紹介します。
【中古車を買ったらすぐにやること(納車日当日)】

  • 車の状態を確認する
  • 書類に不備がないかを確認する
  • 書類の名義と保証期間を確認する
  • 自動車保険(任意保険)の加入手続きをする

【中古車の納車後にやること】
  • 運転の感覚に慣れる
  • 必要な備品を用意する
  • 交通安全祈願をする
  • コーティングする

詳しくは「中古車の納車後にやることリスト【まとめ】」をチェック

Q
中古車の購入後はどのようなメンテナンスをすればいいですか?
A

中古車の購入後は、以下のメンテナンスを普段から行うようにしましょう。

  • 洗車
  • タイヤの空気圧・すり減り具合の確認
  • ウィンドウォッシャー液の補充
  • ワイパーゴムの交換

上記のほかにも、年に1回は業者にメンテナンスを依頼して、タイヤやブレーキ、エンジンなどの状態をチェックしてもらうようにしましょう。
詳しくは「納車後の中古車を快適に乗り続けるには?」をチェック

Q
中古車の納車時にガソリンは入っていますか?
A

一般的に、中古車の納車時にはガソリンが満タンになっていることはありません。しかし、自宅まで問題なく帰れるだけの十分なガソリンが入っていることがほとんどです。

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