プリウスの買取相場・査定実績一覧

参考買取相場・下取り相場

買取相場価格
3.0 万円 ~ 411.0 万円
年式
2016(平成28)年
走行距離
9.9万km
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プリウス 年式別買取相場表

年式 平均買取価格
2024年式(1年落ち) 25.0 万円 ~ 411.0 万円
2023年式(2年落ち) 95.0 万円 ~ 405.0 万円
2022年式(3年落ち) 155.0 万円 ~ 280.0 万円
2021年式(4年落ち) 115.0 万円 ~ 290.0 万円
2020年式(5年落ち) 80.0 万円 ~ 260.0 万円
2019年式(6年落ち) 25.0 万円 ~ 268.0 万円
2018年式(7年落ち) 55.0 万円 ~ 215.0 万円
2017年式(8年落ち) 10.2 万円 ~ 235.5 万円
2016年式(9年落ち) 25.0 万円 ~ 213.3 万円
2015年式(10年落ち) 23.0 万円 ~ 161.1 万円
2014年式(11年落ち) 10.0 万円 ~ 120.0 万円
2013年式(12年落ち) 10.0 万円 ~ 95.0 万円
2012年式(13年落ち) 10.0 万円 ~ 90.0 万円
2011年式(14年落ち) 5.0 万円 ~ 75.3 万円
2010年式(15年落ち) 3.0 万円 ~ 71.6 万円
2009年式(16年落ち) 5.0 万円 ~ 48.8 万円
2008年式(17年落ち) 7.0 万円 ~ 27.7 万円
2007年式(18年落ち) 10.0 万円 ~ 30.0 万円
2006年式(19年落ち) 3.0 万円 ~ 20.0 万円
2005年式(20年落ち) 8.0 万円 ~ 20.0 万円
2004年式(21年落ち) 8.0 万円 ~ 17.5 万円
2003年式(22年落ち) 5.0 万円 ~ 13.0 万円

プリウス グレード別買取相場表

グレード 平均買取価格 走行距離 年式
35.0 万円 ~ 238.0 万円 8,446km~227,942km 2015年~2022年
A ツーリングセレクション 50.0 万円 ~ 253.0 万円 8,068km~238,087km 2015年~2021年
A ツーリングセレクション ブラックエディション 258.0 万円 ~ 290.0 万円 6,478km~13,109km 2021年~2022年
A プレミアム 60.0 万円 ~ 190.0 万円 8,740km~144,717km 2016年~2019年
A プレミアム ツーリングセレクション 70.0 万円 ~ 250.0 万円 12,491km~196,114km 2016年~2020年
A プレミアムツーリングセレクション 151.0 万円 ~ 151.0 万円 52,737km~52,737km 2016年~2016年
50.0 万円 ~ 115.0 万円 12,604km~107,143km 2016年~2018年
EX 7.0 万円 ~ 26.0 万円 50,672km~240,955km 2009年~2011年
3.0 万円 ~ 340.0 万円 726km~399,823km 2003年~2024年
G ツーリングセレクション 8.0 万円 ~ 107.8 万円 43,950km~255,207km 2003年~2024年
G ツーリングセレクション プレミアム 10.0 万円 ~ 15.0 万円 63,894km~284,851km 2005年~2005年
G ツーリングセレクション レザーパッケージ 5.0 万円 ~ 120.0 万円 35,373km~240,391km 2006年~2014年
G LEDエディション 15.0 万円 ~ 65.0 万円 42,424km~185,534km 2010年~2011年
5.0 万円 ~ 55.0 万円 35,645km~407,210km 2009年~2015年
3.0 万円 ~ 220.0 万円 10,115km~290,922km 2003年~2022年
S 10th Anniversary 15.0 万円 ~ 15.0 万円 126,594km~126,594km 2007年~2007年
S セーフティープラス 85.0 万円 ~ 85.0 万円 82,251km~82,251km 2017年~2017年
S10 アニバーサリーED 18.1 万円 ~ 18.1 万円 67,000km~67,000km 2008年~2008年
S10thアニバーサリーエディション 15.0 万円 ~ 15.0 万円 36,746km~36,746km 2007年~2007年
S 10th アニバーサリーエディション 20.0 万円 ~ 25.0 万円 36,740km~165,448km 2008年~2008年
S 10th アニバーサリーパッケージ 27.1 万円 ~ 27.1 万円 171,536km~171,536km 2007年~2007年
S 10thアニバーサリー 15.0 万円 ~ 20.0 万円 76,045km~144,231km 2007年~2008年
S 10thアニバーサリーエディション 23.0 万円 ~ 25.7 万円 51,668km~94,570km 2008年~2009年
S ウェルキャブ 助手席リフトアップシート車 Aタイプ 20.0 万円 ~ 20.0 万円 61,125km~61,125km 2012年~2012年
S セーフティプラス 50.0 万円 ~ 200.0 万円 10,774km~192,707km 2016年~2018年
S セーフティプラス2 115.0 万円 ~ 255.0 万円 6,292km~121,471km 2020年~2022年
S ツーリングセレクション 8.0 万円 ~ 268.0 万円 6,075km~263,558km 2004年~2022年
S ツーリングセレクション ブラックエディション 225.0 万円 ~ 250.0 万円 5,650km~34,483km 2021年~2022年
S ツーリングセレクション プレミアム 12.0 万円 ~ 17.5 万円 93,826km~141,758km 2004年~2005年
S ツーリングセレクション マイコーデ 35.0 万円 ~ 60.0 万円 57,076km~208,936km 2013年~2015年
S ツーリングセレクション G’S 13.2 万円 ~ 100.0 万円 48,816km~218,286km 2012年~2015年
S マイコーデ 20.0 万円 ~ 80.0 万円 21,081km~185,801km 2012年~2014年
S 特別仕様車「S 10th アニバーサリーエディション 17.0 万円 ~ 17.0 万円 80,433km~80,433km 2007年~2007年
S 10th アニバーサリーエディション」  20.0 万円 ~ 20.0 万円 103,276km~103,276km 2008年~2008年
S 10thアニバーサリーエディション 20.0 万円 ~ 30.0 万円 85,556km~200,147km 2007年~2017年
S LEDエディション 10.0 万円 ~ 75.3 万円 32,872km~235,357km 2010年~2012年
Sセーフティプラス 10.2 万円 ~ 10.2 万円 75,030km~75,030km 2017年~2017年
Sセーフティープラス 78.0 万円 ~ 78.0 万円 126,224km~126,224km 2018年~2018年
95.0 万円 ~ 95.0 万円 9,851km~9,851km 2023年~2023年
230.0 万円 ~ 305.0 万円 7km~26,568km 2023年~2023年
160.0 万円 ~ 411.0 万円 9km~58,492km 2023年~2024年
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プリウスの走行距離別買取相場表

走行距離 平均買取価格
1万km未満 95.0万円 ~ 411.0万円
1万km〜2万km未満 36.0万円 ~ 380.0万円
2万km〜3万km未満 25.0万円 ~ 300.0万円
3万km〜4万km未満 15.0万円 ~ 333.0万円
4万km〜5万km未満 8.0万円 ~ 315.0万円
5万km〜6万km未満 15.0万円 ~ 228.0万円
6万km〜7万km未満 12.0万円 ~ 230.0万円
7万km〜8万km未満 5.0万円 ~ 198.0万円
8万km〜9万km未満 10.0万円 ~ 191.5万円
9万km〜10万km未満 7.0万円 ~ 173.0万円
10万km以上 3.0万円 ~ 163.0万円
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プリウス グレード別査定実績ランキング

順位 グレード名 査定額 年式 走行距離
1 トヨタ プリウス Z 411.0万円 2023
(2023年式)
9km
2 トヨタ プリウス G 340.0万円 2003
(2003年式)
726km
3 トヨタ プリウス X 305.0万円 2023
(2023年式)
7km
4 トヨタ プリウス A ツーリングセレクション ブラックエディション 290.0万円 2021
(2021年式)
6,478km
5 トヨタ プリウス S ツーリングセレクション 268.0万円 2004
(2004年式)
6,075km
6 トヨタ プリウス S セーフティプラス2 255.0万円 2020
(2020年式)
6,292km
7 トヨタ プリウス A ツーリングセレクション 253.0万円 2015
(2015年式)
8,068km
8 トヨタ プリウス S ツーリングセレクション ブラックエディション 250.0万円 2021
(2021年式)
5,650km
9 トヨタ プリウス A プレミアム ツーリングセレクション 250.0万円 2016
(2016年式)
12,491km
10 トヨタ プリウス A 238.0万円 2015
(2015年式)
8,446km

プリウスの買取査定実績一覧

1579

表示順
車種・グレード カラー 年式 走行距離 査定時期 都道府県 査定額
グレー
令和6年式
(2024年式)
12,800km
2025年05月
岡山県
230.0万円
Pホワイト
令和6年式
(2024年式)
800km
2025年05月
神奈川県
285.0万円
クロ
令和6年式
(2024年式)
700km
2024年12月
大分県
340.0万円
クロ
令和6年式
(2024年式)
500km
2024年10月
愛知県
358.0万円
Pホワイト
令和6年式
(2024年式)
173,400km
2024年06月
25.0万円
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カーセブンでのプリウス(トヨタ)の
買取査定をした人の口コミ

プリウスの色別買取相場実績

プリウスの買取・査定ポイント

トヨタ プリウスの最新買取相場まとめ

トヨタ プリウスは、世界で初めて量産されたハイブリッドカーとして1997年に誕生しました。革新的な燃費性能と環境性能を兼ね備えたプリウスは、環境意識の高まりとともに注目を集め、「ハイブリッド=プリウス」という認識が定着するほどの存在感を誇ります。

初代モデルは1997年12月から2003年8月まで販売され、当時としては画期的な低燃費と静粛性で注目を集めました。以降、2代目(2003年9月〜2009年4月)、3代目(2009年5月〜2015年11月)、4代目(2015年12月〜2022年12月)、そして2023年1月に登場した5代目へと進化を遂げています。世代を重ねるごとにデザインや走行性能、安全装備がブラッシュアップされており、近年では若年層やデザイン重視の層からの支持も高まっています。

年式が古いモデルでも一定の需要があり、海外輸出や法人需要などによって、中古市場でも安定した取引が行われているのが特徴です。

年式ごとの買取価格傾向

プリウスの買取価格は、モデルチェンジのタイミングや人気グレードの存在に大きく左右されます。以下はおおまかな傾向です。

5代目(2023年1月〜)は、スタイリッシュなデザインとハイブリッドシステムが話題となったモデルです。流通量が少ないため高値を維持しており、査定額は200万〜400万円超の実例もあります。

4代目(2015年12月〜2022年12月)は、先進安全装備と改良された燃費性能が評価され、10万〜200万円前後の査定額が中心です。

3代目(2009年5月〜2015年11月)は、車両数が多い分、走行距離やグレードで査定額に差が出やすい傾向にあります。3万〜120万円程度が目安となるでしょう。

2代目(2003年9月〜2009年4月)は、古めのモデルながらも、エコカーとしての評価と輸出需要から、8万〜40万円程度の相場が形成されています。

初代(1997年12月〜2003年8月)は、流通数が非常に少なく、希少価値や状態によって価格に大きなばらつきがあります。高ければ13万円程度の相場がつく可能性もあります。

走行距離による価格変動

プリウスは走行距離による買取価格の差が明確に表れる車種のひとつです。特にハイブリッドシステムを搭載しているため、バッテリー劣化などの影響が査定額に反映されやすい傾向があります。

  • 〜3万km未満:買取価格は24万〜411万円と非常に幅広く、年式やグレードが新しい車両では高額査定が期待できます。走行距離が少ない分、ハイブリッドバッテリーの劣化リスクも低く、需要が高いため査定でも好評価が得られやすいゾーンです。
  • 3万km〜7万km未満:8万〜333万円が買取相場の目安となります。この距離帯では年式や内外装の状態、オプション装備の有無などによって査定額に大きな差が出ます。日常使用車としては一般的な距離のため、中古市場でも流通数が多いゾーンです。
  • 8万km〜10万km未満:相場は5万〜173万円。10万kmがバッテリー交換の目安とされるため、このあたりから査定額が目に見えて下がり始めます。ただし、人気のグレードや手入れの行き届いた車両であれば一定の需要が見込めます。
  • 10万km以上:3万〜163万円と、最も査定幅が広がる距離帯です。国内では査定額が伸びにくい一方で、海外輸出向けとしての需要があるため、車種・仕様によっては意外と評価されるケースもあります。

なお、定期点検記録簿(整備手帳)の有無や、事故歴の有無、バッテリー状態なども最終的な評価を左右する重要ポイントです。走行距離が多めでも、しっかりメンテナンスされていれば査定アップにつながることもあるため、まずは複数社に見てもらうのが得策です。

ボディカラー別の価格傾向

プリウスの査定では、ボディカラーによる価格差が一定程度影響します。とくにリセールの観点では、需要の高い定番色が評価されやすい傾向にあります。

買取実績や市場人気をふまえると、高く評価されやすいのは「パールホワイト系(ホワイトパールクリスタルシャイン)」です。見た目の高級感と再販時の需要の高さから、中古車市場でも常に高いリセールバリューを維持しています。

次いで人気なのが「アッシュ系」や「ブラック系(アティチュードブラックマイカ)」。とくにアッシュは5代目プリウスで追加されたカラーで、洗練された印象が評価されています。これらのカラーは中古市場でも安定した評価を得られるため、査定アップが期待できるカラーといえるでしょう。

一方で、「マスタード」「ダークブルー」「エモーショナルレッドII」などの個性的なカラーはやや評価がわかれやすい傾向にあります。特に一般的な需要より好みに左右されやすいため、標準色に比べて査定が控えめになるケースもあります。ただし、スポーツグレードや特別仕様車に設定された希少カラーであれば、逆にプラス査定となることもあるため、装備やグレードとのバランスがポイントになります。

総じて、無難で流通性の高いカラー(ホワイト・ブラック・グレー系)は査定で有利に働きやすく、派手めなカラーはグレードや車両状態によって評価が変動すると理解しておくとよいでしょう。

下取りと買取の価格差について

ディーラー下取りでは、次の車の購入を前提とした価格提示になるため、相場より低めに見積もられることが多いのが実情です。一方、買取専門業者や一括査定サービスを利用すれば、競争原理が働きやすく、より高い金額が提示される可能性があります。

たとえば、同じ2018年式・走行距離が5万km前後のプリウスでも、下取りでは80万円前後の提示だったものが、買取では140万円を超える例もあるため、売却時は複数の選択肢を比較するのが重要です。

ハイブリッド機能による影響

プリウスの最大の特徴といえば、優れた燃費性能を支えるハイブリッドシステムです。このハイブリッド機能が正常に作動しているかどうかは、査定時に大きな影響を与えます。プリウスはエンジンだけでなく、駆動用モーターや高性能バッテリーを組み合わせたシステム構成であるため、どこか一部に不具合があると修理費が高額になりやすく、買い取り側にとってリスクが高まります。

また、プリウスは20km/L前後の燃費を記録することが一般的ですが、実燃費で18km/Lを下回るようであれば、ハイブリッドバッテリーの劣化やモーター系統の異常が疑われる可能性があります。こうした不具合が見つかれば、査定額の減少につながるでしょう。

査定に出す前には、燃費の低下がないか確認することはもちろん、ディーラーなどでハイブリッドシステム診断を受けておくと安心です。状態のよさを証明できれば、他の同年式・同グレードの車よりも高額査定がつくケースもあります。プリウスのハイブリッド性能は、まさに価値そのもの。トラブルがないことを示せれば、それだけで大きなプラス評価につながるでしょう。

トヨタ プリウスを高く売るためのポイント

グレードによる価格差

プリウスはグレード展開が豊富で、「Z」「G」「S」「A」「Aプレミアム」などがあります。特にZやツーリングセレクションなどの上位グレードは、快適装備や安全装備が充実しており、中古市場でも人気が高いです。

また、特別仕様車やモデリスタ仕様、G'sやGR SPORTなどスポーツタイプもリセールバリューが高い傾向にあります。

年式と売却タイミング

一般的に、年式が1年違うだけで査定額に数万円〜十万円近くの差が出ることもあり、同じ走行距離や状態でも「年式の新しさ」は評価につながりやすい要素です。また、モデルチェンジが行われると旧型モデルの人気が相対的に下がるため、新型発表後に売却を検討している場合は、早めの決断がポイントとなります。

売却時期としては、需要が高まる「年度末(2月〜3月)」や「ボーナスシーズン(6月〜7月)」が狙い目だと考えられます。この時期は中古車の流通が活発になり、買取業者も在庫を確保したいため査定額が上がりやすくなります。車検前に売却すれば整備費用の節約にもなり、相対的に手元に残る金額が多くなる点も把握しておくといいでしょう。

走行距離と査定額の関係

5万km以下の低走行車は高値での買取が期待できます。10万kmを超えるとやや査定額は下がりますが、プリウスに関しては耐久性の高さから比較的価格の下落は緩やかです。

メンテナンス履歴やバッテリー交換歴などがしっかりしていれば、高評価につながります。

人気ボディカラー

ホワイトパール系やブラック系といった定番色は人気が高く、査定額が上がる傾向にあります。ホワイトパール系は年齢・性別を問わず幅広い層から支持されており、再販もしやすいため中古車市場で高く評価されます。ブラック系は高級感があり、ビジネスユースとしても需要が高いことが考えられます。

一方で、レッド・ブルー・ブラウン系などの個性的なカラーは、好みによる評価の差が大きくなるため、場合によっては査定額がやや下がる可能性もあります。特に流通量が少ない色は在庫リスクがあるため、買取店側が慎重になる傾向があります。

内外装の状態チェック

外装のキズやヘコミ、内装の汚れやにおいはマイナス査定になります。売却前には洗車・車内清掃・消臭などを行い、第一印象をよくする工夫が効果的です。

外装の小さなキズやヘコミは、無理に修理せず現状のまま査定に出したほうがコストパフォーマンスが高くなることもあります。

特徴的な機能や性能面のポイント

プリウス最大の特徴は、ハイブリッドシステムによる燃費性能です。状態のよいハイブリッドシステム(燃費が30km/L前後)であれば、買取時に評価される傾向があります。

安全装備(プリクラッシュセーフティやレーダークルーズコントロールなど)や快適装備(パワーシート、シートヒーター)も査定アップにつながります。

トヨタ プリウスの世代別モデル特徴と買取相場

初代プリウス(1997年〜2003年)|世界初の量産ハイブリッド車として登場

1997年に登場した初代プリウス(10系)は、世界初の量産型ハイブリッド車として大きな注目を集めました。「21世紀に間に合いました」というキャッチコピーのもと、ガソリンと電気のハイブリッドで高燃費・低排出ガスを実現。1.5Lガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせた「THS(トヨタ・ハイブリッド・システム)」を搭載し、当時の常識を覆す低燃費性能を誇りました。

現在では20年以上が経過しており、走行性能や装備は現行車に劣るものの、稀少性や環境技術の象徴として一定の需要があります。特にコンディションがいい個体や、走行距離の少ない車両はコレクターや輸出向けに評価されることがあります。買取相場は5万〜13万円程度が一般的です。

2代目プリウス(2003年〜2009年)|燃費性能とデザインを両立した進化形

20系に進化した2代目プリウスは、ボディ形状が先代から一新され、より空力性能の高いファストバックスタイルに。ハイブリッドシステムも「THS II」へ進化し、燃費は大幅に向上。低燃費と実用性を両立させたこのモデルは、一般ユーザーから法人ユースまで幅広く普及しました。

買取市場では、すでに15年以上が経過しているモデルが中心ですが、車両状態がよければ5万〜20万円程度の査定が見込まれます。走行距離やメンテナンス状況によってはさらに評価されるケースもあります。

3代目プリウス(2009年〜2015年)|大ヒットモデルとして市場を席巻

30系の3代目プリウスは、燃費性能と走行性能、デザインの全てをブラッシュアップ。新型1.8Lエンジンを搭載し、燃費性能はさらに向上。エコカー減税や補助金の後押しもあり、日本国内で大ヒットを記録しました。タクシーや社用車としても広く利用され、中古市場でも供給・需要ともに多いモデルです。

買取相場は10万〜100万円と幅が広く、年式や走行距離、グレード、内外装の状態によって大きく変動します。特にGグレードや上級装備車は高値が期待できます。

グレード別買取実績

  • G:~34万円
  • S:~45万円
  • Sツーリングセレクション:~50万円
  • SツーリングセレクションG’s:~56万円

4代目プリウス(2015年〜2022年)|TNGA採用で走行性能と快適性が向上

50系の4代目では、トヨタの新しいプラットフォーム「TNGA(Toyota New Global Architecture)」を初採用。低重心で安定した走行性能、スポーティなデザイン、さらに燃費性能の進化が特徴です。内装や安全装備の充実度も大きな進化ポイントで、先進的な印象を与えるモデルとして人気を集めました。

現在も高年式の車両が多く、中古車市場でも需要が高いため、50万〜200万円の高値での査定が期待できます。特に後期型や特別仕様車はリセールバリューが高くなっています。

グレード別買取実績

  • E:50万~95万円
  • S:3万~220万円
  • Sツーリングセレクション:10万~268万円
  • A:35万~238円
  • Aツーリングセレクション:50万~253万円
  • Aプレミアム:60万~190万円
  • Aプレミアム ツーリングセレクション:70万~250万円
  • SセーフティプラスⅡ:115万~255万円
  • Aツーリングセレクション・ブラックエディション:258万~290万円
  • Sセーフティプラス:10万〜78万円

5代目プリウス(2023年〜)|デザイン刷新と走行性能の大幅向上

2023年に登場した5代目プリウスは、従来のプリウス像を覆すほどの大胆なデザインと先進装備を備えたモデルです。より低く、ワイドなスタンスと未来的なデザインは、多くのユーザーに新鮮な印象を与え、スポーティな走行性能にも注目が集まっています。さらにPHEV(プラグインハイブリッド)モデルも設定され、環境性能にも磨きがかかりました。

流通量はまだ少ないものの、リセール期待値は非常に高く、現時点での買取相場は100万〜400万円以上と、新車に近い価格で取引されるケースもあります。

グレード別買取実績

  • Z:160万~411万円
  • G:3万~340万円
  • U:95万円程度

モデルチェンジ・マイナーチェンジがプリウスの査定に与える影響とは?

トヨタ プリウスの各モデルは、フルモデルチェンジによって燃費性能・走行性能・デザインが大きく進化してきた一方で、マイナーチェンジ(年次改良)も査定に影響すると考えられます。

たとえば、初代プリウスは2000年のマイナーチェンジでハイブリッドシステムが進化しました。走行性能や燃費が改善されたことにより、ユーザー満足度が大きく向上。このようなメカニズムや装備の強化は、年式が古くても中古車評価にポジティブな影響を与える要素となっています。

また、3代目プリウスでは、2011年のマイナーチェンジにより内外装がアップデートされ、静粛性や操縦安定性が向上。さらに「S“ツーリングセレクション・G’s”」といったスポーツ仕様の特別モデルも登場しました。このグレードは他と比べて数十万円高い査定がつくこともあり、マイナーチェンジによる仕様の違いが評価に直結しています。

4代目でも、2018年12月に実施されたプリウスのマイナーチェンジでは、従来の先進的な印象を保ちつつ、より洗練された内外装デザインへと刷新されました。グリルやバンパー、ランプ類の意匠変更により、低重心で踏ん張り感のあるスタイリングに進化。また、インテリアもブラック加飾を中心とした落ち着きのある上質な仕上がりになっており、見た目の印象が大きく向上したことは中古車市場での評価アップに直結しています。

さらに、このマイナーチェンジではプリウスが「コネクティッドカー」へと進化した点も注目です。専用通信機「DCM」を全車に標準搭載し、T-Connectサービスを3年間無償提供。オペレーターによるナビ操作サポートやLINE連携による目的地設定など、利便性を大幅に高める機能が加わりました。この通信機能の有無はグレードや年式の違いを超えて、査定時のアピールポイントとなります。

加えて、安全装備も強化されており、「Toyota Safety Sense(トヨタセーフティセンス)」が全車標準化。プリクラッシュセーフティやレーンディパーチャーアラート、全車速対応のレーダークルーズコントロールなど、今では必須とされる先進安全装備が一通り揃っています。オプションながら「リヤクロストラフィックアラート」なども設定され、装備の充実度により同年式でも査定額に差が出る可能性があります。

5代目では、2024年にPHEV「G」グレードが追加され、従来の装備に利便性やバランスが加わったことで、今後のリセールバリューにも影響が出てくる可能性があります。

このように、プリウスの査定額は単なる年式や走行距離だけでなく、マイナーチェンジによる装備内容や走行性能の違いにも左右されることが分かります。とくに後期モデルや特別仕様車は人気が高く、売却時の価格差が数十万円単位で変わることもあるため、車両の細かな仕様を把握することが高く売るためのポイントです。

トヨタ プリウスを高値で売るために知っておきたいこと

複数業者への査定依頼の重要性

プリウスを少しでも高く売りたい場合、複数の買取業者に査定を依頼することが基本中の基本です。同じ車両でも業者によって査定基準や需要の見込みが異なるため、提示される金額に数十万円の差が出ることも珍しくありません。

特にプリウスは、ハイブリッド車のなかでも国内外で高い人気を誇っており、輸出需要も含めた販路を持つ業者であれば、他社よりも高値を提示してくれる可能性があります。一括査定サイトや出張査定サービスを活用して、効率よく複数の業者に比較してもらいましょう。

売却時期(需要期・季節)を考慮する

プリウスの売却を考えるなら、「いつ売るか」も価格に大きな影響を与えるポイントです。中古車市場では、年度替わり前の1〜3月、ボーナス時期の6月・12月など、購入ニーズが高まる時期に相場が上がる傾向があります。

また、ガソリン価格が高騰している時期には、燃費性能の高いプリウスに対する需要が増え、買取価格が上がることもあります。反対に、モデルチェンジ直後などは旧型の価値が一時的に下がるケースもあるため、市場動向を見極めたうえでの売却タイミング選びが大切です。

アピールポイントを整理するコツ

  • 査定時に買取業者へアピールするべきポイントを事前に整理しておくと、評価額アップにつながることがあります。たとえば、
  • 定期点検整備記録簿が揃っている
  • 純正オプション装備がある(ナビ、ETC、バックカメラなど)
  • 内外装の状態がよい
  • 禁煙車で臭いの付着が少ない
  • 低走行・ワンオーナー車

など、購入者目線で価値のあるポイントを整理しておくと、業者側もプラス評価をしやすくなります。あわせて、車内清掃や洗車、簡単なメンテナンスをしてから査定に出すことも好印象につながります。

修復歴・事故歴車の売却注意点

事故による修復歴がある車や、大きな損傷を受けた経験のある車は、買取価格が大きく下がる可能性があります。ただし、業者によっては修復歴車でも積極的に買取を行っているケースがあり、一律に価値がゼロになるわけではありません。

重要なのは、隠さず正直に申告することです。後から発覚するとトラブルになるリスクもあり、業者側の信頼も損なわれます。また、事故歴のある車は「どの部位を修復したのか」「その後のメンテナンス状況」などをしっかり伝えることで、価格下落を最小限に抑える交渉が可能になります。

※本記事は2025年5月時点の情報をもとに作成しています。中古車の相場は市場動向により変動するため、最新の価格と異なる場合があります。