レガシィB4の買取・売却状況

レガシィB4は、スバルが製造・販売していた、スポーティな走りと実用性を兼ね備えたスポーツセダンです。1989年の発売開始当初、レガシィは「セダン」と「ツーリングワゴン」の2タイプが販売されていましたが、3代目モデルからはセダンタイプの名称が「レガシィB4」に変更されました。

そんなレガシィB4を含むレガシィシリーズは、スバル社として初めて2003-2004日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞しており、高い走行性能と環境性能などが評価されました。

インテリアは、上質な素材と機能的なデザインが融合した快適な空間。広々とした室内空間と豊富な収納スペースは、ファミリー層にも高い人気を誇りました。

そんなレガシィB4は、2020年6月に惜しまれつつも販売終了となりましたが、中古車市場では根強い人気を誇っています。特に、ターボエンジンを搭載したモデルや、走行距離の少ない車両は高値で取引される傾向にあります。

カーセブンのこれまでの査定実績を総じて見ると、査定額は3〜90万円（2024年7月時点）です。新車販売価格はおよそ286万～340万円となるため、比較的高額で評価されていることがわかります。

初代レガシィB4（1998年6月～2003年5月）

1999年式のグレード「RSKターボ」の場合、走行距離131,000km、カラーがシルバーの査定額は約11万円です。

2000年式のグレード「RSKターボ」の場合、走行距離151,700km、カラーがシロの査定額は約5万円です。

2代目レガシィB4（2003年5月～2009年5月）

2007年式のグレード「2.0GT specBtuned by STI」の場合、走行距離89,100km、カラーがパールホワイトの査定額は約50万円です。

2004年式のグレード「3.0R」の場合、走行距離64,100km、カラーがクロの査定額は約17万円です。

3代目レガシィB4（2009年5月～2014年10月）

2012年式のグレード「2.5i アイサイト」の場合、走行距離62,300km、カラーがパールホワイトの査定額は約30万円です。

2013年式のグレード「2.0GT DIT アイサイト」の場合、走行距離97,600km、カラーがパールホワイトの査定額は約35万円です。

4代目レガシィB4（2014年10月～2019年7月）

2015年式のグレード「リミテッド」の場合、走行距離45,600km、カラーがクロの査定額は約90万円です。

2017年式のグレード「リミテッド」の場合、走行距離79,100km、カラーがパールホワイトの査定額は約75万円です。

初代〜3代目と比較すると、4代目レガシィB4は高く評価されていることがわかります。状態によっては100万円近い高額査定も期待できます。

5代目レガシィB4（2019年7月～2020年8月）

カーセブンでは5代目レガシィB4の買取実績はありません。他社の買取実績の傾向を見ると、およそ76万〜169万円で査定されています。年式が比較的新しいこともあり、グレードや状態によっては高額査定を狙えるでしょう。

レガシィB4の査定評価を高くするには？

レガシィB4の査定評価は、年式やグレードにより異なりますが、車の状態によっても大きく左右されます。

キズやヘコミなどがある場合は、査定額が下がる傾向にありますが、無理に自分で直して新たなキズをつけてしまうことは、さらに金額を低下させてしまう恐れもあるため注意しましょう。

また、売却のタイミングや車の状態によっても査定額は大きく変わります。たとえば、車検の時期が近い場合、車検を通さずに売却することがおすすめです。車検後であっても査定額が上乗せされることはないため、車検を通さないほうがそのぶん費用を節約できます。

中古車は時間が経つにつれて価値が下がる性質があるため、少しでも早く売却したほうが高値で売れる可能性もあります。売却を検討しているなら早めの査定を心がけましょう。