レガシィツーリングワゴンの買取・売却状況

レガシィツーリングワゴンは、スバルが1989年から2014年まで製造・販売していたステーションワゴンです。高い走行性能と積載能力を兼ね備えたレガシィツーリングワゴンは、若者から年齢層の高い方まで、幅広い層から人気を集めました。

さらに、レガシィツーリングワゴンは、第24回の2003-2004日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞し、その完成度の高さが評価されました。

エクステリアは、スポーティかつ洗練されたデザインで、都会的な印象を与えます。広々とした室内空間と豊富な収納スペースは、レジャーや旅行など、さまざまなシーンで活躍します。

4WDモデルには、スバルの4WDシステム「シンメトリカルAWD」を搭載し、優れた走行安定性と悪路走破性を実現。さらに、一部のモデルにはスバルの先進安全技術「アイサイト」が搭載されているなど、安全性能の高さも魅力です。

レガシィツーリングワゴンは、2014年に生産終了となり、現在は後継車となる「レヴォーグ」が販売されています。レガシィツーリングワゴンに関しては中古車市場で今も根強い人気を誇っており、特にターボエンジンを搭載したモデルや、走行距離の少ない車両は高値で取引される傾向にあります。

カーセブンのこれまでの査定実績を総じて見ると、査定額は3万〜95万円（2024年7月時点）です。ここでは、レガシィツーリングワゴンの査定額の傾向を見ていきましょう。

初代レガシィツーリングワゴン（1989年2月～1993年10月）

カーセブンでは初代レガシィツーリングワゴンの買取実績はありません。他社の買取実績の傾向を見ると、およそ6万〜7万円が相場のようです。

年式がかなり古いこともあり、高額査定は見込めませんが、廃車や下取りよりは買取に出してみることをおすすめします。

2代目レガシィツーリングワゴン（1993年10月～1998年6月）

2代目に関しても、カーセブンの買取実績はありません。他社の買取実績の傾向としては、およそ2万〜46万円が相場のようです。

20年落ちや30年落ちなど、通常であれば値段がつきにくい年式ですが、レガシィツーリングワゴンの場合は通常の相場よりも高く評価されていることがわかります。

3代目レガシィツーリングワゴン（1998年6月～2003年5月）

2002年式のグレード「GT-B ターボ Eチェーン2」の場合、走行距離67,400km、カラーがシルバーの査定額は約28万円です。

2001年式のグレード「GT-B ターボ Eチェーン」の場合、走行距離96,000km、カラーがグレーの査定額は約16万円です。

4代目レガシィツーリングワゴン（2003年5月～2009年5月）

2008年式のグレード「GT ターボ スペックB」の場合、走行距離69,200km、カラーがクロの査定額は約10万円です。

2009年式のグレード「2.5GT Sパッケージ」の場合、走行距離105,800km、カラーがパールホワイトの査定額は約20万円です。

5代目レガシィツーリングワゴン（2009年5月～2014年10月）

2010年式のグレード「2.5GT Sパッケージ」の場合、走行距離35,300km、カラーがシルバーの査定額は約95万円です。

2014年式のグレード「2.5i Bスポーツ アイサイト Gパッケージ」の場合、走行距離75,000km、カラーがシルバーの査定額は約45万円です。

初代〜4代目と比較して、5代目レガシィツーリングワゴンの査定評価は高めの傾向です。10年落ちでも、グレードや走行距離によっては高額査定が狙えるでしょう。

レガシィツーリングワゴンの査定評価を高くするには？

レガシィツーリングワゴンの査定評価は、年式やグレードにより異なりますが、車の状態によっても大きく左右されます。

キズやヘコミなどがある場合は、査定額が下がる傾向にありますが、無理に自分で直して新たなキズをつけてしまうことは、さらに金額を低下させてしまう恐れもあるため注意しましょう。

また、売却のタイミングや車の状態によっても査定額は大きく変わります。たとえば、車検の時期が近い場合、車検を通さずに売却することがおすすめです。車検後であっても査定額が上乗せされることはないため、車検を通さないほうがそのぶん費用を節約できます。

中古車は時間が経つにつれて価値が下がる性質があるため、少しでも早く売却したほうが高値で売れる可能性もあります。売却を検討しているなら早めの査定を心がけましょう。