今、SUVが大ブーム。街を歩いていると軽自動車から大型のものまで、本格的なSUVやクロスオーバータイプがたくさん走っていることに気づきます。これだけ種類が多いと、自分にぴったりのものを見つけるのが難しく、選び方を間違えると「買わなければよかった…」となってしまう可能性もあります。
SUV選びではどんなところに着目すればいいのか、自分にとって買ってはいけないSUVとはどういうものなのかを紹介します。後悔しないためにも、これからSUVの購入を考えている人はぜひ参考にしてみてください。
この記事でわかること
- ・買ってはいけないSUVはどんなものか
- ・買ってはいけないSUVを回避する方法
- ・買ってはいけない中古SUVの見極め方
監修・執筆
エディター ライター
高橋 満
求人誌編集部、カーセンサー編集部を経て1999年にエディター/ライターとして独立し、自動車、音楽、アウトドアなどをテーマに執筆。得意としているのは人物インタビュー。著名人から一般の方まで、心の中に深く潜り込んでその人自身も気づいていなかった本音を引き出すことを心がけている。また、企業の広報・販促活動のサポートも担当。愛車はフィアット500Cとスズキジムニー。
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目次
多くの人から選ばれるSUVとはどんな車?
大きなタイヤ、どっしりとしたデザイン、広い室内空間などが支持され、SUVの人気が高まっています。もともとSUVはぬかるんだ未舗装路や雪道などの走破性を高めた車として誕生しましたが、現在は都市部で使うことを想定したものが中心となっています。そのため、4WDだけでなく2WDのSUVもラインナップされています。
また、コンパクトカーやミニバンなどにSUVテイストを盛り込んだクロスオーバースタイルも人気です。
SUVを選ぶ際に重要になるのがボディサイズ。明確な基準はありませんが、ここでは全長の違いでSUVを5つに分類し、買ってはいけないSUVを回避する術などを考えていきます。
■軽SUV:軽自動車規格に収まるサイズのもの
■コンパクトSUV:全長が概ね4,300mm以内
■ミドルコンパクトSUV:全長が概ね4,500mm以内
■ミドルSUV:全長が概ね4,800mm以内
■ラージSUV:全長が概ね4,800mm以上
プロ目線でおすすめしない「買ってはいけないSUV」
タフなイメージのもの、洗練された都会的なイメージのものが多いSUV。デザイン性に優れているので「カッコいいから乗りたい!」と思う人も多いはず。
デザインは車選びの重要な要素ですが、それだけだと購入後に「買わなければよかった……」となってしまう可能性もあります。ここではどんな部分に着目してSUVを選んでいけばいいかを考えていきましょう。
自分の使い方に適さないサイズのもの
SUVはサイズの違いにより以下のようなメリットとデメリットがあります。
軽SUV | ◯ | 税金などが優遇される |
△ | 後席に人が座ると荷室は最小限のスペースしかない | |
コンパクトSUV | ◯ | 生活道路などの細い道や駐車場でも扱いやすい |
△ | 後席スペースは最小限でファミリーよりも単身者向き | |
ミドルコンパクトSUV | ◯ | 後席スペースがコンパクトSUVより広くなる |
△ | ミドルSUVやラージSUVに比べると荷室スペースは狭くなる | |
ミドルSUV | ◯ | 後席スペース、荷室ともに充分な広さで使い勝手がいい |
△ | 運転に不慣れな人には大きすぎて運転しにくく感じる | |
ラージSUV | ◯ | ラグジュアリー性に優れたモデルが多い |
△ | 価格がかなり高くなる |
これらの特徴を理解していないと購入後に後悔してしまうかもしれませんよ。
極端に古いもの
SUVが車選びの主流になったのは2010年代中盤以降なので、現在注目されているモデルならそこまで古い中古車はありません。
一方でSUVのなかには長い歴史があるモデルもあります。そのようなモデルだとたとえば30年以上前に生産されたものが現在でも中古車として市場に流通していたりします。実は現在、クラシックなSUVの人気も高まっていて、古くて走行距離がかさんでいるものでも市場価値があるのです。
ただ、あまりにも古い車だと新しいものより故障のリスクが高く、しかもトラブルが発生した際に交換部品が見つかりづらい可能性もあります。
また、今では搭載されているのが当たり前になっている先進運転支援システムが普及したのも2010年中盤以降。その後、性能は飛躍的に進化しています。
高性能なものが欲しいのであれば迷わず新車をおすすめしますが、中古車を選ぶ場合も先進運転支援システムの性能にこだわるならなるべく新しいものを選びましょう。購入時は性能を比較することが大切。よくわからない場合はお店の人に聞いてみましょう。
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パワートレインが自分の使い方に合わないもの
SUVのパワートレインは、モデルによって異なります。一般的なガソリンエンジンのほか、ディーゼルターボ、ハイブリッド、プラグインハイブリッド(PHEV)、電気自動車(EV)と種類が豊富で、同一モデルで複数のパワートレインが用意されているものもあります。
それぞれの特徴を理解し、お店の人とも相談しながら自分に最も適したパワートレインを選びましょう。
デザインが自分の嗜好と合わないもの
車の満足度で大きなウェイトを占めるのがデザイン。同じサイズのSUVでもメーカーによりデザインの方向性が変わってきます。また、オフロード性能を重視したクロカンSUVと都市型のクロスオーバーSUVでもデザインの方向性が異なります。
どのサイズがベストかを決めた後は、複数のメーカーのモデルを見比べて自分好みのものを選びましょう。
デザインを無視して選ぶのは後で「買わなければよかった……」と悔やむ原因になりますよ。外観デザインはもちろん、インテリアのデザインも自分好みかを見ておきましょう。
買ってはいけないSUVを回避するための注目ポイント
ここからはSUV選びで失敗しないために注目するべきポイントを考えていきます。
リヤシートを使う頻度を考える
SUVのサイズの違いでもっとも差が出てくるのが、リヤシートの広さ。コンパクトSUVだとリヤシートに大人が乗って長距離移動するのは結構大変。ミドルコンパクトになるとリヤシートに余裕が出てくるものの、大人3人で座ると窮屈さを感じるかもしれません。
SUVを選ぶ際はリヤシートをどのくらいの頻度で使い、使う際は誰が座るか、何人で座るかを考えてみましょう。
また、SUVには3列目シートが設定されているモデルもあります。そのためミニバンの代わりにSUVを選ぼうと考えている人もいるはず。ただ、3列目への乗り降りはスライドドアでフロアが低いミニバンのほうが楽にできます。5人以上で乗る機会がある人は、3列目を使う頻度を考えながら選んでください。
レジャーや日常生活で積む荷物の量を考える
SUVを買いたいと思っている人は、購入後にさまざまなレジャーを楽しみたいと考えているはず。その場合、どんな荷物をどのくらい積むかを想像しながら車を選びましょう。
コンパクトSUVやミドルコンパクトSUVはミドルSUVに比べると荷室のサイズは小さめ。奥行きがあまりなかったり荷室の幅が狭かったりするため、たくさんの荷物を積んでキャンプに行きたいならリヤシートを格納しないとすべての荷物を積めない可能性が高くなります。ゴルフバッグもコンパクトSUVだとリヤシートを使った状態だと積めないものもあります。
日常生活でも、たとえば子育て中のファミリーでリヤシートにチャイルドシートを設置してベビーカーも積んだりするなら、小さすぎるSUVだと苦労するかも。反対に2人で乗ることが多いなら、コンパクトSUVでも荷物が積めなくて困ることは少ないはずです。
自分にもっとも合うパワートレインを考える
前述したように、SUVにはさまざまなパワートレインが用意されています。
例えばディーゼル車はトルクフルで粘りのある走りを味わえますが、街なかを短時間移動する機会が多い人には不向き。ハイブリッドやPHEVは燃費性能に優れますが、価格は高め。EVはモーターならではの鋭い加速を味わえますが、充電に時間がかかるためロングドライブ時は入念に計画を立てる必要があります。
まずはロングドライブが多いのか街乗り中心かを考え、さらに年間走行距離が多いか少ないかなども想像してみると、自分に適したものが見つけやすくなります。ロングドライブの機会が多くて年間走行距離も増えそうなら、ディーゼルやハイブリッドがおすすめです。
2WDと4WD、どちらがベストかを考える
SUVが人気になり、ラフロードを走る人以外もSUVを選ぶようになったことで、2WDのSUVも登場。また、4WDの性能もモデルにより異なります。
ぬかるみや岩場などを走ることも想定したクロカンSUVは4WD性能が卓越していますが、そのぶんオンロードの快適性が犠牲になっているケースもあります。SUVでも街乗りや高速道路での移動を想定して開発されたものだと、林道などを走るのが得意ではないこともあります。
さらに2WDのモデルだとオンロードの走行が前提になります。自分の乗り方に適した駆動方式を選ぶことで、購入後の「買わなければよかった……」を減らすことができますよ。
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2024年上半期の人気SUV 販売台数ランキング(普通車+軽自動車)
ここでは2024年度上半期(4〜9月)のSUVの販売台数を紹介します。
■乗用車ブランド通称名別順位(SUV)
順位 | 車名 | サイズ | 2024年4月〜 9月台数 |
1位 | トヨタ カローラ(※) | ミドルコンパクト | 77,030台 |
2位 | トヨタ ヤリス(※) | コンパクト | 73,052台 |
3位 | ホンダ ヴェゼル | ミドルコンパクト | 36,251台 |
4位 | トヨタ ハリアー | ミドル | 32,477台 |
5位 | トヨタ クラウン(※) | ラージ | 28,776台 |
6位 | トヨタ ランドクルーザーW | ラージ | 28,284台 |
7位 | トヨタ ライズ | コンパクト | 25,828台 |
8位 | ホンダ ZR-V | ミドル | 22,156台 |
9位 | トヨタ RAV4 | ミドル | 18,090台 |
10位 | ホンダ WR-V | ミドルコンパクト | 17,891台 |
(※)がついたものはSUV以外のボディタイプも含んだ数値になります。
一般社団法人日本自動車販売協会連合会「乗用車ブランド通称名別順位 2024年4月~2024年9月分」より
■軽4輪車 通称名別順位(SUVタイプ)
順位 | 車名 | サイズ | 2024年4月〜9月台数 |
1位 | ダイハツ タント(※) | 軽自動車 | 54,177台 |
2位 | スズキ ハスラー | 軽自動車 | 43,070台 |
3位 | 三菱 デリカミニ/eK(※) | 軽自動車 | 26,863台 |
4位 | ダイハツ タフト | 軽自動車 | 20,333台 |
5位 | スズキ ジムニー | 軽自動車 | 20,112台 |
(※)がついたものはSUV以外のボディタイプも含んだ数値になります。
一般社団法人全国軽自動車協会連合会「2024年4月~2024年9月 軽四輪車 通称名別新車販売台数確報」より
後悔したくないならこれ!サイズ別おすすめSUV
ここからは車の大きさ別に「買わなければよかった……」と思わずにすむおすすめSUVを紹介します。
【軽自動車SUV】おすすめ3モデル
税金や高速道路の通行料などが優遇される軽自動車にもクロスオーバータイプから本格的なSUVまで、さまざまなタイプが用意されています。軽自動車はパッケージングの妙で小さくても室内が広々。ただし荷物をたくさん積むためには後席を格納しなければなりません。荷物の量と乗車人数のバランスを考えながら選びましょう。
車種 | 新車価格帯 | 中古車相場価格 |
スズキ:ハスラー (2代目/2019年12月〜) |
1,518,000〜2,021,800円 | 総額90万〜300万円 |
ダイハツ:タフト (初代/2020年6月〜) |
1,320,000〜1,771,000円 | 総額100万〜240万円 |
三菱:デリカミニ (初代/2023年5月〜) |
1,837,000〜2,271,500円 | 総額170万〜330万円 |
スズキ:ハスラー(2代目/2019年12月〜)
■タフワイルドターボ(2WD・CVT)
ボディサイズ | 全長:3,395mm 全幅:1,475mm 全高:1,680mm |
ホイールベース | 2,460mm |
パワートレイン・排気量 | 直列3気筒ターボ+マイルドハイブリッド・658cc |
WLTCモード燃費 | 22.6km/L |
2010年代に入る頃から、軽自動車はスペース効率を重視したスライドドア搭載のスーパーハイトワゴンが主流になっています。そんななかで2014年に登場した初代ハスラーは、軽ワゴンをベースにアウトドドアテイストを盛り込んだクロスオーバースタイルの軽自動車として登場。これが爆発的なヒットモデルとなり、社会現象にまでなりました。これ以降、軽自動車にもさまざまなSUVタイプが登場しています。
スズキは燃費性能を高めるために軽量プラットフォームとマイルドハイブリッドシステムを採用。クロスオーバースタイルでターボエンジンながらWLTCモードで22.6km/Lという低燃費を実現。4WD車も20.8km/Lという低燃費になります。4WD車はスノーモードやグリップコントロールなど、悪路に心強い機能も備わります。
スズキ ハスラー
車両本体価格178.0万円
支払総額187.9万円
諸費用9.9万円
スズキ ハスラー
車両本体価格104.9万円
支払総額115.8万円
諸費用10.9万円
スズキ ハスラー
車両本体価格119.8万円
支払総額129.8万円
諸費用10.0万円
スズキ ハスラー
車両本体価格176.5万円
支払総額185.9万円
諸費用9.4万円
ダイハツ:タフト(初代/2020年6月〜)
■Gターボ(2WD・CVT)
ボディサイズ | 全長:3,395mm 全幅:1,475mm 全高:1,630mm |
ホイールベース | 2,460mm |
パワートレイン・排気量 | 直列3気筒ターボ・658cc |
WLTCモード燃費 | 21.3km/L |
ハスラーのライバルモデルであるタフトは、大型のガラスルーフ「スカイフィールトップ」を搭載し、開放感のある室内空間を演出しています。街なかでの運転はもちろん、自然の中に出かけたときにも車の中にいながら外の景色を楽しむことができます。
インテリアはオレンジの差し色を使ってアウトドアギア感を演出。荷室は形状をアレンジできるフレキシブルボードを搭載。大きな荷物を積みたいときも安心して使えます。そして汚れを拭き取りやすい加工が施されているので、雨などで濡れた洋服や遊び道具を気にせず積み込むことができます。
ダイハツ タフト
車両本体価格162.0万円
支払総額169.6万円
諸費用7.6万円
ダイハツ タフト
車両本体価格166.8万円
支払総額175.8万円
諸費用9.0万円
ダイハツ タフト
車両本体価格166.8万円
支払総額175.2万円
諸費用8.4万円
ダイハツ タフト
車両本体価格166.0万円
支払総額175.7万円
諸費用9.7万円
三菱:デリカミニ(初代/2023年5月〜)
■Tプレミアム(4WD・CVT)
ボディサイズ | 全長:3,395mm 全幅:1,475mm 全高:1,830mm |
ホイールベース | 2,495mm |
パワートレイン・排気量 | 直列3気筒ターボ・659cc |
WLTCモード燃費 | 17.5km/L |
軽自動車でもクロスオーバータイプに人気が集まると、主流である軽スーパーハイトワゴンでもSUVのイメージに仕上げたものが注目されるようになりました。各社がクロスオーバーテイストのモデルを投入するなかで、三菱は看板ブランドであるデリカの名を冠したモデルを投入。それがデリカミニです。カッコかわいいデザインが多くの人に支持され、瞬く間にヒットモデルとなりました。
荷室は樹脂製のラゲッジボードとPVC仕様の後席シートバックにより濡れたものや汚れたものも気にせず積み込めます。シート地にも撥水加工を施し、汚れを拭き取りやすくしています。4WDには専用のショックアブソーバーと大径タイヤを採用して、未舗装道路での走破性が高められています。
三菱 デリカ ミニ
車両本体価格224.2万円
支払総額234.7万円
諸費用10.5万円
三菱 デリカ ミニ
車両本体価格224.0万円
支払総額234.7万円
諸費用10.7万円
三菱 デリカ ミニ
車両本体価格267.2万円
支払総額277.7万円
諸費用10.5万円
三菱 デリカ ミニ
車両本体価格227.0万円
支払総額230.0万円
諸費用3.0万円
【コンパクトSUV】おすすめ4モデル
SUVはもともと大型のものが中心でしたが、多くの人から選ばれるようになるとコンパクトカーを選んできた人からも「SUVに乗りたい」という声が上がるようになりました。そんななかで生まれたのがコンパクトSUVです。ハッチバック感覚で乗れるので、街乗りメインの人におすすめです。
車種 | 新車価格帯 | 中古車相場価格 |
トヨタ:ヤリスクロス (初代/2020年8月〜) |
1,907,000〜3,156,000円 | 総額190万〜370万円 |
日産:キックス (2代目/2020年6月〜) |
3,083,300〜3,700,400円 | 総額170万〜360万円 |
スズキ:ジムニーシエラ (3代目/2018年7月〜) |
1,962,400〜2,183,500円 | 総額190万〜510万円 |
スズキ:フロンクス (初代/2024年10月〜) |
2,541,000〜2,739,000円 | 総額270万〜300万円 |
トヨタ:ヤリスクロス(初代/2020年8月〜)
■Z(2WD・CVT)
ボディサイズ | 全長:4,180mm 全幅:1,765mm 全高:1,590mm |
ホイールベース | 2,560mm |
パワートレイン・排気量 | 直列3気筒・1,490cc |
WLTCモード燃費 | 18.3km/L |
コンパクトカーのヤリスをベースに開発された都市型SUV。デザインはヤリスと大きく異なります。全長が4.2mに満たない小ささであることを感じさせないのは、厚みのあるボディと大きく張り出したフェンダーなど、都会的でありながらSUVらしい力強さと存在感が調和したデザインに仕上げられているから。
パワートレインは1.5Lガソリンと1.5Lハイブリッド。駆動方式はFFと4WDが用意されます。ハイブリッドの4WDはリヤタイヤを独立したモーターで動かすE-Fourになります。インテリアはシンプルで飽きのこないデザインを採用。ハイブリッド車はオプションで駐車支援機能であるトヨタチームメイトを選ぶこともできます。
トヨタ ヤリスクロス
車両本体価格209.9万円
支払総額214.9万円
諸費用5.0万円
トヨタ ヤリスクロス
車両本体価格246.8万円
支払総額256.5万円
諸費用9.7万円
トヨタ ヤリスクロス
車両本体価格215.0万円
支払総額227.7万円
諸費用12.7万円
トヨタ ヤリスクロス
車両本体価格209.0万円
支払総額219.8万円
諸費用10.8万円
日産:キックス(2代目/2020年6月〜)
■X(2WD)
ボディサイズ | 全長:4,290mm 全幅:1,760mm 全高:1,605mm |
ホイールベース | 2,620mm |
パワートレイン・排気量 | 直列3気筒 ハイブリッド・1,198cc |
WLTCモード燃費 | 23.0km/L |
日産のハイブリッドシステムはエンジンが発電に徹し、その電気でモーターを動かして走行するシリーズハイブリッドのe-POWER。キックスはe-POWER専用のコンパクトSUVです。システムは最新の第2世代を搭載。4WDは後輪を独立したモーターで駆動させ、前後のトルク配分を緻密にコントロールして、滑りやすい路面はもちろんコーナリングや減速時も安定感のある走りを堪能できます。
エクステリアはきらびやかな雰囲気で高級感のあるデザインに。インテリアは4つのカラーリングが用意されています。シートは中折れ形状でドライバーの疲労を軽減するゼログラビティシートを採用。このシートは日産の高級車にも採用されています。
日産 KICKS
車両本体価格216.8万円
支払総額226.5万円
諸費用9.7万円
日産 KICKS
車両本体価格239.0万円
支払総額248.5万円
諸費用9.5万円
日産 KICKS
車両本体価格234.3万円
支払総額247.0万円
諸費用12.7万円
日産 KICKS
車両本体価格216.8万円
支払総額226.4万円
諸費用9.6万円
スズキ:ジムニーシエラ(3代目/2018年7月〜)
■JC(4WD・4AT)
ボディサイズ | 全長:3,550mm 全幅:1,645mm 全高:1,730mm |
ホイールベース | 2,250mm |
パワートレイン・排気量 | 直列4気筒・1,460cc |
WLTCモード燃費 | 14.3km/L |
本格的なクロカン性能が与えられた軽SUVのジムニー。ジムニーシエラはジムニーをベースに普通車に仕立てたコンパクトSUVです。ボディはジムニーと共通で、前後にオーバーフェンダーを装着して左右タイヤ間距離(トレッド)を拡大。エンジンの排気量もアップして、走行安定性を高めています。
屈強なラダーフレーム構造や、駆動方式を自分でセレクトするパートタイム4WD、凹凸路での走破性を高める3リンクリジットアクスル式サスペンションなど、オフロード走行に徹した性能はジムニーから引き継がれています。そのぶん、オンロードでの快適性は犠牲になっていますが、本物志向のSUVが欲しい人におすすめです。
スズキ ジムニーシエラ
車両本体価格228.4万円
支払総額239.6万円
諸費用11.2万円
スズキ ジムニーシエラ
車両本体価格285.0万円
支払総額296.3万円
諸費用11.3万円
スズキ ジムニーシエラ
車両本体価格276.8万円
支払総額285.8万円
諸費用9.0万円
スズキ ジムニーシエラ
車両本体価格119.0万円
支払総額132.5万円
諸費用13.5万円
スズキ:フロンクス(初代/2024年10月〜)
■(2WD・6AT)
ボディサイズ | 全長:3,995mm 全幅:1,765mm 全高:1,550mm |
ホイールベース | 2,520mm |
パワートレイン・排気量 | 直列4気筒・1,460cc |
WLTCモード燃費 | 19.0km/L |
スズキがインドで生産する世界戦略車で、日本には2024年10月に導入されました。足回りなどは日本専用で開発され、4WDが用意されるのも日本のみ。グレードは1種類で、2WDと4WDの違いのみになります。
全高は1.55mmに抑えられているため、機械式の立体駐車場に入庫することも可能。全長は4mに満たないコンパクトさで、ポディ全体が流麗なイメージのクーペスタイルに仕上げられています。インテリアも立体的で高級感のあるデザインに。小さなSUVで優雅な時間を楽しみたい人におすすめです。
【ミドルコンパクトSUV】おすすめ4モデル
小さな車は便利で使いやすいけれど、荷物が積みきれるか、4人で快適に移動できるかなど、心配に感じる部分もあります。そんな人におすすめなのがミドルコンパクトSUV。コンパクトSUVより少し大きいことで室内全体に余裕が生まれたモデルです。家族で使いたい人や趣味の荷物をたくさん積んで出かけたい人でも安心できるはずですよ。
車種 | 新車価格帯 | 中古車相場価格 |
トヨタ:カローラクロス (初代/2021年9月〜) |
2,184,000〜3,459,000円 | 総額230万〜440万円 |
ホンダ:ヴェゼル (2代目/2021年4月〜) |
2,648,800〜3,776,300円 | 総額240万〜400万円 |
ホンダ:WR-V (初代/2024年3月〜) |
2,098,800〜2,489,300円 | 総額210万〜340万円 |
スバル:クロストレック (初代/2022年12月〜) |
3,014,000〜3,448,500円 | 総額250万〜400万円 |
トヨタ:カローラクロス(初代/2021年9月〜)
■ハイブリッドZ(2WD・CVT)
ボディサイズ | 全長:4,490mm 全幅:1,825mm 全高:1,620mm |
ホイールベース | 2,640mm |
パワートレイン・排気量 | 直列4気筒 ハイブリッド・1,797cc |
WLTCモード燃費 | 26.4km/L |
カローラシリーズのSUVで、スポーティで若々しいイメージを全面に打ち出したモデルです。室内空間にゆとりを持たせるために全高はやや高めに設定し、ドライバーのアイポイントも高めになっています。後席にはリクライニング機構を採用し、乗員の快適性を高めています。
後席を使用した状態でも充分な広さの荷室を確保。後席を格納すればロードバイクが搭載できるだけのスペースが出現します。パワートレインは1.8Lガソリンエンジンと1.8Lハイブリッド。どちらもパワーに余裕があるので、ロングドライブも快適に楽しめますよ。
ホンダ:ヴェゼル(2代目/2021年4月〜)
■e:HEV Z(2WD)
ボディサイズ | 全長:4,340mm 全幅:1,790mm 全高:1,590mm |
ホイールベース | 2,610mm |
パワートレイン・排気量 | 直列4気筒 ハイブリッド・1,496cc |
WLTCモード燃費 | 25.3km/L |
透明感のあるエクステリアと、清潔感のある爽やかなインテリアが多くの人から受け入れられ、大ヒットモデルとなった2代目ヴェゼル。水平基調のインテリアは広がりを感じさせるデザインになっています。前席のエアコンは運転席と助手席に穏やかな風を送風するそよ風アウトレットが装備されます。
ホンダ独自のセンタータンクレイアウトによりミドルコンパクトとは思えない空間が与えられているのが魅力。後席を格納するとほぼフラットな空間が出現するのもセンタータンクレイアウトの恩恵です。パワートレインはホンダ独自のハイブリッドシステムであるe:HEVとガソリンエンジン。ガソリンは1グレードのみの設定で、駆動方式は4WD、e:HEVはFFと4WDが用意されます。
ホンダ ヴェゼル
車両本体価格189.8万円
支払総額198.9万円
諸費用9.1万円
ホンダ ヴェゼル
車両本体価格108.3万円
支払総額122.2万円
諸費用13.9万円
ホンダ ヴェゼル
車両本体価格179.0万円
支払総額189.3万円
諸費用10.3万円
ホンダ ヴェゼル
車両本体価格157.6万円
支払総額168.7万円
諸費用11.1万円
ホンダ:WR-V(初代/2024年3月〜)
■Z+(2WD・CVT)
ボディサイズ | 全長:4,325mm 全幅:1,790mm 全高:1,650mm |
ホイールベース | 2,650mm |
パワートレイン・排気量 | 直列4気筒・1,496cc |
WLTCモード燃費 | 16.2km/L |
ホンダのインド工場で生産され、日本に輸入されているミドルコンパクトSUV。ホンダは多くのモデルにハイブリッドのe:HEVを設定していますが、WR-Vのパワートレインはガソリンエンジンのみ。駆動方式もFFのみになります。
厚みのあるフロントフェイスによる力強い佇まいが印象的。インテリアは直線的なデザインでスッキリとしたイメージに仕上がっています。室内高が高く、シートに座った時に頭上に余裕があるため、大人4人で乗っても窮屈さはあまりないはず。足元にも余裕があるのでロングドライブもゆとりを持って楽しめます。
スバル:クロストレック(初代/2022年12月〜)
■リミテッド(4WD・CVT)
ボディサイズ | 全長:4,480mm 全幅:1,800mm 全高:1,575mm |
ホイールベース | 2,670mm |
パワートレイン・排気量 | 水平対向4気筒 マイルドハイブリッド(e-BOXER)・1,995cc |
WLTCモード燃費 | 16.4km/L |
水平対向エンジンとシンメトリカルAWDというスバル独自のシステムを搭載。4WDのほか、FFを選ぶこともできます。スバルのAWDは低重心でバランスがよく、未舗装道路や雪道の走破性の高さはもちろん、高速道路やワインディングでも安定感のある走りを楽しめます。4WDには路面状況に応じて走行モードを選べるX-MODEが備わります。
前席は骨盤をしっかりと支えることで頭の揺れを抑える構造のシートを設置。そして適切に吸音材を配置することで静粛性が高められました。走行時の揺れや騒音は乗員の疲れに繋がる要素。そこが抑えられていることで快適なドライブを楽しめます。
【ミドルSUV】おすすめ4モデル
後席に大人2人で乗っても余裕があり、荷室も広いミドルSUV。取り回し性も悪くなく、パワーにも余裕があるため、もっともバランスの取れたSUVと言えます。ファミリーで移動することが多い人、季節を問わずたくさんの道具を積んで休日にスポーツを楽しむ人などにおすすめです。各社の主力モデルが多く、先進的な装備が搭載されたものが多いのも特徴です。
車種 | 新車価格帯 | 中古車相場価格 |
レクサス:NX (2代目/2021年10月〜) |
4,850,000~7,725,000円 | 総額490万〜890万円 |
トヨタ:RAV4 (4代目/2019年4月〜) |
2,938,000〜5,633,000円 | 総額200万〜590万円 |
日産:エクストレイル (4代目/2022年7月〜) |
3,601,400〜5,332,800円 | 総額340万〜570万円 |
三菱:アウトランダー (3代目/2021年12月〜) |
5,263,500〜6,685,800円 | 総額380万〜600万円 |
レクサス:NX(2代目/2021年10月〜)
■NX350h(4WD・CVT)
ボディサイズ | 全長:4,660mm 全幅:1,865mm 全高:1,660mm |
ホイールベース | 2,690mm |
パワートレイン・排気量 | 直列4気筒 ハイブリッド・2,487cc |
WLTCモード燃費 | 21.6km/L |
トヨタのプレミアムブランドであるレクサスは、コンパクトからラージサイズまで多くのSUVをラインナップしています。その中核となるのがNX。2021年10月にフルモデルチェンジした現行型はレクサスの新しいデザインを採用した第1弾モデルで、立体的なスピンドルグリルや塊感のあるリヤスタイルなどで、力強さとスポーティさを共存させています。
2.5Lガソリン、2.4Lターボ、ハイブリッド、PHEVと多彩なパワートレインが用意されているのも特徴で、2.5LガソリンとハイブリッドにはFFも用意されます。グレードは標準仕様に加えてラグジュアリーな雰囲気に仕上げたバージョンL、スポーツタイプのFスポーツ、アウトドアテイストを盛り込んだオーバートレイルが用意されます。
レクサス レクサス NX350h
車両本体価格626.3万円
支払総額639.0万円
諸費用12.7万円
レクサス レクサス NX350h
車両本体価格749.8万円
支払総額760.5万円
諸費用10.7万円
レクサス レクサス NX350h
車両本体価格616.7万円
支払総額629.4万円
諸費用12.7万円
レクサス レクサス NX350h
車両本体価格621.8万円
支払総額627.9万円
諸費用6.1万円
トヨタ:RAV4(4代目/2019年4月〜)
■アドベンチャー(4WD・CVT)
ボディサイズ | 全長:4,610mm 全幅:1,865mm 全高:1,690mm |
ホイールベース | 2,690mm |
パワートレイン・排気量 | 直列4気筒・1,986cc |
WLTCモード燃費 | 15.2km/L |
オフロードテイストを盛り込んだタフなイメージのデザインにまとめられたクロスオーバーがRAV4。パワートレインは2Lガソリン、2.5Lハイブリッド、2.5L PHEVが用意されます。パワートレインの違いで4WDシステムも異なり、ハイブリッドとPHEVはリアをモーターで駆動するE-Four、ガソリンのXとGは前輪駆動と4輪駆動を自動的に切り替えるダイナミックトルクコントロール4WD、ガソリンのG Zパッケージとアドベンチャーには前後のトルク配分に加えて後輪左右のトルクも自動配分して安定感のある走りを実現したダイナミックトルクベクタリングAWDが搭載されます。
荷室の広さはクラストップレベル。後席使用時でも奥行きが1,015mmあり、たくさんの遊び道具を積んで出かけることができます。前席はもちろん後席も体にフィットする形状にして、ロングドライブ時の疲労軽減に貢献します。
トヨタ RAV4
車両本体価格395.6万円
支払総額409.7万円
諸費用14.1万円
トヨタ RAV4
車両本体価格315.0万円
支払総額322.7万円
諸費用7.7万円
トヨタ RAV4
車両本体価格403.4万円
支払総額418.8万円
諸費用15.4万円
トヨタ RAV4
車両本体価格349.9万円
支払総額360.8万円
諸費用10.9万円
日産:エクストレイル(4代目/2022年7月〜)
■X e-4ORCE(4WD)
ボディサイズ | 全長:4,660mm 全幅:1,840mm 全高:1,720mm |
ホイールベース | 2,705mm |
パワートレイン・排気量 | 直列3気筒 ハイブリッド・1,497cc |
WLTCモード燃費 | 18.4km/L |
遊びに使えるタフギアとしてデビューしたエクストレイル。現行型は代4世代で、エンジンが発電に徹してその電気でモーターを動かすe-POWER(シリーズハイブリッド)専用モデルになりました。駆動方式はFFと4WD。4WDはリヤを独立したモーターで駆動するタイプになります。
そして4WDは前後のモーターとブレーキを協調制御して、減速時やコーナリングの姿勢を安定させるe-4ORCEを搭載。体が大きく振られずに曲がっていくのはこれまでにない体験です。5人乗りの2列シート車の他、7人乗りの3列シート車もラインナップされています。
日産 エクストレイル
車両本体価格126.8万円
支払総額136.3万円
諸費用9.5万円
日産 エクストレイル
車両本体価格248.3万円
支払総額261.9万円
諸費用13.6万円
日産 エクストレイル
車両本体価格233.9万円
支払総額244.2万円
諸費用10.3万円
日産 エクストレイル
車両本体価格377.0万円
支払総額389.6万円
諸費用12.6万円
三菱:アウトランダー(3代目/2021年12月〜)
■P(4WD・7人乗り)
ボディサイズ | 全長:4,720mm 全幅:1,860mm 全高:1,750mm |
ホイールベース | 2,705mm |
パワートレイン・排気量 | 直列4気筒 PHEV・2,359cc |
WLTCモード燃費 | 17.2km/L |
外部電源からバッテリーに充電できる機能を備えたプラグインハイブリッド専用モデルのアウトランダー。2024年10月の改良でバッテリーを刷新し、満充電状態だとバッテリーに蓄えた電気だけで102〜106km走行できるようになりました(WLTCモード)。バッテリーに蓄えた電気が少なくなるとエンジンで発電した電気を使いながらモーターで走行。そのためロングドライブでも電気残量を気にせず走行できます。
2列シートの5人乗りと3列シートの7人乗りを選ぶことができ、7人乗りも3列目シートを床下格納すると広い荷室が出現します。シートヒーターは前席は全グレード、PとPエグゼクティブパッケージは2列目席にも備わります。
【ラージSUV】おすすめ4モデル
圧倒的な大きさがもたらすSUVらしい風格が魅力のラージSUV。高級な素材を使ったインテリアや快適装備でラグジュアリーさを高めたものもあります。全長はもちろん全幅も広いので街なかを走ったり駐車するのは慣れが必要ですが、広い室内とパワーのあるエンジンがもたらす走りは、このクラスでなければ味わえないものです。新車が長期の納車待ちになっているモデルも多く、中古車はプレミア相場になっています。
車種 | 新車価格帯 | 中古車相場価格 |
レクサス:RX (3代目/2022年11月〜) |
6,660,000~9,010,000円 | 総額740万〜1,150万円 |
トヨタ:ランドクルーザー300 (初代/2021年8月〜) |
5,100,000〜8,000,000円 | 総額760万〜1,680万円 |
トヨタ:ランドクルーザー250 (初代/2024年4月〜) |
5,200,000〜7,350,000円 | 総額790万〜1,220万円 |
スバル:レガシィアウトバック (4代目/2021年10月〜) |
4,257,000〜4,510,000円 | 総額330万〜480万円 |
レクサス:RX(3代目/2022年11月〜)
■RX500h(4WD・6AT)
ボディサイズ | 全長:4,890mm 全幅:1,920mm 全高:1,700mm |
ホイールベース | 2,850mm |
パワートレイン・排気量 | 直列4気筒ターボ ハイブリッド・2,393cc |
WLTCモード燃費 | 14.4km/L |
レクサスを象徴するスピンドルグリルがボディに溶け込んでいくような新デザイン「スピンドルボディ」を採用。これはグリルが不要になるPHEVも設定し、グリルが不要な電気自動車(EV)との融合を表現していると言われています。インテリアも車との意思疎通を目指したレクサスの新しい考え方「Tazuna Concept」が取り入れられています。
2.4Lターボとハイブリッドを組み合わせたRX500h、PHEVのRX450h+、2.5LハイブリッドのRX350h、2.4LターボのRX350と、多彩なパワートレインを用意。ライフスタイルに合わせたチョイスをできるようにしているのもRXの魅力です。
トヨタ:ランドクルーザー300(初代/2021年8月〜)
■ZX(4WD・10AT)
ボディサイズ | 全長:4,985mm 全幅:1,980mm 全高:1,925mm |
ホイールベース | 2,850mm |
パワートレイン・排気量 | V型6気筒ターボ・3,444cc |
WLTCモード燃費 | 7.9km/L |
「どこへでも行き、生きて帰ってこられる」をコンセプトに開発されるランドクルーザー。現行型は300系と呼ばれ、その系譜は1951年に登場したトヨタ ジープBJ型まで遡ります。屈強なラダーフレームとオン・オフの性能を融合したサスペンションを組み合わせ、どんな道でも気持ちよく走れるようにしているのは、さすがトヨタの最高峰SUV。パワートレインは3.5Lガソリンターボと3.3Lディーゼルターボを用意。組み合わされるトランスミッションは10速ATになります。
路面状況に応じて6つの走行モードを選べるマルチテレインセレクト、ドライバーから死角になる部分をモニターで確認しながら走行できるマルチテレインモニター、ボディ下の状態を透過画像で確認できるアンダーフロアビューなど、悪路を倉庫するためのさまざまな運転支援が搭載されるのも、生きて帰ってこられる車ならではです。
トヨタ:ランドクルーザー250(初代/2024年4月〜)
■ZX(4WD・8AT)
ボディサイズ | 全長:4,925mm 全幅:1,980mm 全高:1,935mm |
ホイールベース | 2,850mm |
パワートレイン・排気量 | 直列4気筒ディーゼルターボ・2,754cc |
WLTCモード燃費 | 11.0km/L |
ランドクルーザーは進化の過程でステーションワゴン系(現在のランドクルーザー300)、ヘビーデューティー系(現在のランドクルーザー70)、ライトデューティー系にわかれました。ランドクルーザー250はプラドの流れにあるライトデューティー系になります。ただ、プラットフォームはランドクルーザーと同じものを採用するなど、悪路走破性は折り紙付き。
パワートレインは2.8Lディーゼルターボと2.7Lガソリンエンジンの2種類。ディーゼルには8ATが搭載されます。エクステリアは直線的で堅牢さを感じさせるスタイル。インテリアはシンプルで使いやすさを追求したものになっています。
スバル:レガシィアウトバック(4代目/2021年10月〜)
■リミテッドEX(4WD・CVT)
ボディサイズ | 全長:4,870mm 全幅:1,875mm 全高:1,675mm |
ホイールベース | 2,745mm |
パワートレイン・排気量 | 水平対向4気筒ターボ・1,795cc |
WLTCモード燃費 | 13.0km/L |
1989年に登場し大ヒットモデルとなったレガシィには、2代目からツーリングワゴンの最低地上高を高くしたクロスオーバーSUVが設定されています。それがレガシィアウトバックです。現在はスバルのフラッグシップSUVとして、ラグジュアリーなイメージを打ち出したモデルになっています。
ステーションワゴンに近い感覚で運転できるので、スポーティな走りを楽しみたい人にもおすすめ。スバル伝統の水平対向エンジンとシンメトリカルAWDは、高速道路やワインディングを気持ちよく走ることができます。悪路の走行をサポートするX-MODEも装備されるので、雪山やキャンプなどに出かける人も安心です。
スバル レガシィアウトバック
車両本体価格178.5万円
支払総額192.8万円
諸費用14.3万円
スバル レガシィアウトバック
車両本体価格122.0万円
支払総額132.8万円
諸費用10.8万円
スバル レガシィアウトバック
車両本体価格159.5万円
支払総額169.7万円
諸費用10.2万円
スバル レガシィアウトバック
車両本体価格59.0万円
支払総額74.1万円
諸費用15.1万円
買ってはいけない中古SUVの見極め方
最後にSUVを中古車で探している人が、「買わなければよかった……」とならないためにどういう部分に注目したらいいかを考えていきましょう。
先進運転支援システムの性能に注目する
今や搭載されているのが当たり前になっている先進運転支援システム。その性能は日進月歩で進化しています。そのため、フルモデルチェンジしたばかりの新車と中古車では、システムの性能が大きく異なることも珍しくありません。
先進運転支援システムが搭載されはじめたのは10年ほど前から。当時は低速域でしか使えませんでしたが、現在では車線中央を維持し、先行車との感覚を一定に保ちながら走行するのは当たり前。衝突被害軽減ブレーキも車や歩行者はもちろん、右左折時の巻き込み事故を回避するものも登場しています。
「運転支援システムはなくても大丈夫」という人なら問題ありませんが、欲しい人はなるべく新しいモデルを選択したうえで、どんなシステムが搭載されているかを購入前にしっかり確認することで、買ってからの後悔をなくすことができます。
パワートレーンに注目する
これまでも述べてきたように、SUVにはさまざまなパワートレインが搭載されていて、それぞれに長所と短所があります。たとえばガソリンエンジンとハイブリッドだと、燃費はハイブリッドのほうがよくなりますが価格が高いので、燃料代で元を取ろうとするとかなりの距離を走らなければなりません。
ディーゼルエンジンは低燃費でトルクフルなのでロングドライブやオフロードを気持ちよく走れますが、街なかを短距離しか乗らないという使い方は得意ではありません。EVは静粛性に優れ加速力に優れますが、ロングドライブ時は充電の時間を計算して走る必要があります。
自分の使い方に適したパワートレインを選べば、買ってから後悔する心配は少なくなります。
極端にカスタムされたものは避けておいたほうが無難
SUVは最低地上高を高くしたり、オフロード走行用のパーツを付けたりするハードなカスタムも人気。中古車でもカスタムされた車両が流通しています。ただ、このような車のなかには本当にハードな走り方をしていたものもあり、そのような中古車は下回りやボディが傷んでいるケースもあります。また、なかには車検をパスできない仕様になっているものも……。
カスタムされた中古車を買う際は販売店のスタッフに、どのような乗り方をされてきたか、車検は大丈夫かなどを確認してください。
整備履歴が残っているものが望ましい
車は12ヵ月点検や車検時に24ヵ月点検を受けると、定期点検整備記録簿が発行されます。記録簿にはどのような整備が行われたかが記録されているため、後で見ればどの部品を交換したかなどを知ることができます。また、記録簿の読み方がわからなくても、残っていることで「きちんと整備を受けている車」の証にもなります。
中古車では紛失などの理由で記録簿がないものもありますが、きちんと備わっているものが見つかれば安心できるはずです。
人とかぶるのが嫌ならSUVではなく、ステーションワゴンに注目しよう
車を選ぶ際、「人と同じものには乗りたくない」と考える人もいます。SUVは多くの人から選ばれているので、どのモデルに乗っても街なかでは同じ車とすれ違う機会が多くなります。それがどうしても嫌なら、あえてSUVを選択肢から外してステーションワゴンを選ぶという手もありますよ。
ステーションワゴンも積載性に優れているし、SUVより重心が低いのでスポーティな走りを楽しめます。もちろん4WDの設定もあるので、スタッドレスタイヤを履いてゲレンデなどに向かうこともできるし、アウトドアレジャーも楽しめます。
全高がSUVより低いので、ラックを付けてルーフに荷物を積む際も楽に載せることができますよ。
よくある質問
自分の車の使い方にマッチしていない車は車が持つメリットを享受できず、「買わなければよかった……」となってしまう可能性が高くなります。特にサイズ感が合わないものは購入後に後悔する可能性が高くなります。
詳しくはこちらをチェック
後席を使う頻度はどのくらいか、どんな荷物を積むかを考えながら選ぶと、サイズ選択の失敗を回避できるはず。パワートレインは購入後の使い方を想像し、ショップスタッフにも相談しながら選ぶことをおすすめします。
先進運転支援システムの性能にこだわりたい人はなるべく新しいものを選ぶことをおすすめします。極端にカスタムされた車は荒い乗り方をされていた可能性があるので避けたほうがいいでしょう。
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