広い空間を活かし、人がゆったり乗れて荷物もたくさん積めるワゴン車。しかし一口に「ワゴン車」と言っても現在では大型のものから軽自動車までさまざまなタイプがラインナップされています。
それぞれのタイプの特徴やおすすめの使い方、そして人気モデルをランキング形式で紹介します。
この記事でわかること
- ・ワゴン車とはどんな車か
- ・各ワゴン車のおすすめの使い方
- ・ワゴン車を探す際のチェックポイント
監修・執筆
エディター ライター
高橋 満
求人誌編集部、カーセンサー編集部を経て1999年にエディター/ライターとして独立し、自動車、音楽、アウトドアなどをテーマに執筆。得意としているのは人物インタビュー。著名人から一般の方まで、心の中に深く潜り込んでその人自身も気づいていなかった本音を引き出すことを心がけている。また、企業の広報・販促活動のサポートも担当。愛車はフィアット500Cとスズキジムニー。
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お乗り換えの場合、愛車の買取金額によって、ご準備いただく金額が変わります。
まずは、買取金額を調べてそのあと購入するお車を決めてみてはいかがでしょうか?
目次
ワゴン車ってどんな車?
ワゴン車は、人とたくさんの荷物を運ぶことを目的に開発された車のこと。ホテルなどで料理を運ぶ台や、スーパーなどで陳列する商品を運ぶ台をワゴンというように、荷物を運ぶ目的があるものをワゴン車と呼びます。
ただ、「これがワゴン車!」という明確な定義はありません。ひとつ「これがワゴン車」という条件を挙げるなら、たくさんの荷物が積める構造になっていますが、あくまで乗用車だということ。そのため、厚みのあるシートが設置されるなど乗車スペースの快適性が確保されているのが特徴。
反対に荷物を積むことを主目的にしている車はバンと呼ばれます。バンは商用車(貨物車)登録になり、乗車スペースより荷室を広くするためにリアシートは簡易的なものが設置されているものが多くなります。車種によってはバンとワゴンの両方が用意されるものがあります。
ワゴン車の種類や特徴。おすすめの使い方と選ぶポイント!
ここではワゴン車にどんなタイプがあるか、それらがどんな人におすすめで、買う際はこういう部分をチェックしようというポイントを紹介します!
軽ワゴン
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規格の関係でサイズに制限がある軽自動車にもワゴンタイプがあります。ブームのきっかけは1993年に登場した軽トールワゴンの初代スズキ ワゴンR。それまでの軽自動車はセダンタイプ(ボンネットバン)が主流でしたが、乗り心地は乗用車ながら、全高をセダンタイプより高くして室内スペースを拡大。当時流行していたステーションワゴンのような感覚で使える軽自動車として、大ヒットしました。ワゴンRは軽自動車の概念を変えたモデルとして今も高く評価されています。
90年代後半には軽ワンボックスの乗用タイプが登場。そして2000年代後半にはトールワゴンよりもさらに全高を高くしたスーパーハイトワゴンが登場します。そして2007年にスライドドアを採用した2代目ダイハツ タントがデビュー。爆発的なヒットモデルとなり、これ以降スーパーハイトワゴンが軽自動車の主流となりました。

スライドドアの軽スーパーハイトワゴンはまだ子どもが小さい子育てファミリーにおすすめ。チャイルドシートに子どもを載せやすいし、リアシートを前に出せばある程度は荷室も広くなるのでベビーカーなども積むことができます。
ただ、サイズに限りがあるぶん、リアシートを使用するとたくさんの荷物が積めるわけではないので、購入時は最大でどれくらいの荷物を積むか、それを積んだときに人は快適に移動できるかを考えながら選びましょう。
トールワゴン

90年代にミニバンが流行した影響で、コンパクトなハッチバックでも居住性が求められるようになり、全高を高くしたトールワゴンが登場しました。ただ、当初は、リアドアが一般的なヒンジ式のものが主流でした。
2000年代後半になると、スライドドアを備えた軽スーパーハイトワゴンがブームになったことで、スライドドア需要が高まり、2011年に2代目ソリオが登場。これ以降、スライドドアを搭載したトールワゴンが主流になります。さらに、3列シートのコンパクトミニバンにも2列シート仕様のものが展開され、幅広いニーズに応えています。

トールワゴンは軽自動車よりも室内空間が広く、エンジンが大きくなるのでパワーも余裕があるのがメリット。なので、4人家族の人にもおすすめできます。
軽自動車同様に、購入時はどれくらいの荷物を積むかを想像しながら選びましょう。
ステーションワゴン

日本では、小型トラックの荷台部分にルーフをつけて荷物が濡れないようにしたライトバンが普及していました。その後、セダンのトランク部分の全高を高くし、荷物をたくさん積めるようにしたステーションワゴンが登場します。
ステーションワゴンが日本で爆発的にヒットしたのは1989年。初代スバル レガシィツーリングワゴンの登場がきっかけです。このモデルは、人が快適に乗れて荷物がたくさん積めるだけでなく、ターボエンジン搭載によるキレのあるスポーティな走りを楽しめたこと、迫力あるデザインなどが支持されました。
レガシィ登場以前のステーションワゴンはライトバン的なイメージが拭えませんでしたが、90年代になると乗り心地を向上して高級感のあるデザインが与えられたモデルがたくさん登場しました。

ステーションワゴンのメリットは荷室の広さ。5人乗りでもたくさんの荷物を積むことができ、リアシートを格納すればさらに広大な荷室が出現します。さらに、全高がセダン並みの高さなので立体駐車場に入れやすく、スポーティな走りを楽しむことができます。
そのため、走りにこだわる人やたくさんの荷物を積んでロングドライブを楽しみたい人におすすめ。また、軽自動車やトールワゴンより車両価格が高いぶん、インテリアに高級感があるので、上質な移動時間を求める人にもおすすめです。
ただ、荷室スペースの高さがあまりないので、積みたい荷物がきちんと載せられるかは要チェック。リアシートの分割可倒方式も見ておきましょう。40:20:40の3分割タイプなら長尺物を積んで4人で乗ることもできます。
ワンボックス&ミニバン

文字通りひとつの大きな箱型形状のワンボックス。エンジンを1列目席の下に配置することで、室内空間を最大限に広くしています。ワンボックスを選ぶ人の多くは、遊び道具のトランスポーターや車中泊に使うためにバンを選んでいます。ワゴンは人をたくさん乗せることに特化しており、たとえばトヨタ ハイエースは普通免許で運転できる最大乗車人数となる10人乗りになります。

ワゴンタイプのワンボックスは、7〜8人乗りのミニバンでも定員が溢れてしまうという人におすすめです。ワンボックスは全長も全高もかなり大きくなるため、駐車場に止められるかは要確認。ルーフキャリアなどを付けると外出先の駐車場に入庫できない可能性もあります。
ミニバンは広い意味ではワンボックスに分類されます。ただ、今のミニバンは快適性を高めるためにエンジンを運転席の前に置いているため、1.5ボックスと呼ばれたりもします。「バン」とついていますが、キャビンの快適性を高めた乗用車になります。
ミニバンにはコンパクトなものからラージサイズまであり、車内の広さも値段も大きく異なります。普段、荷物はどのくらい積むか、何人で乗るかなどを考えながら大きさを決めていきましょう。
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【1位】スズキ スペーシア(3代目/2023年11月〜)

■ハイブリッドX(FF・CVT)
ボディサイズ | 全長:3,395mm 全幅:1,475mm 全高:1,785mm |
室内サイズ | 室内長:2,170mm 室内幅:1,345mm 室内高:1,415mm |
パワートレイン・排気量 | 直列3気筒+マイルドハイブリッド・657cc |
WLTC燃費 | 23.9km/L |
新車価格帯 | 1,530,100〜2,217,600円 |
中古車相場価格 | 総額120万〜300万円 |
軽スーパーハイトワゴンであるスペーシアの魅力は、マイルドハイブリッドと他社を圧倒する軽量化により燃費性能を高めていること。燃費がいいからといって走りがスポイルされていないのもすごいところ。

リアシートには、ブレーキを踏んだときなどにシートの上に置いた荷物が崩れないように支えたり、座っている人の足を支えたりできるマルチユースフラップが備えられています。前後スライド機構があることで、乗る人数と荷物量にあわせて荷室の広さを変えることもできます。バックドア開口部にはタイヤガイドがついており、自転車を積む際などに便利です。
デザインはベーシックなスペーシア、上質な雰囲気を強調したスペーシアカスタム、アウトドアテイストを盛り込んだスペーシアギアの3種類。全車マイルドハイブリッド搭載で、スペーシアカスタムとスペーシアギアにはターボ車も用意されます。
スズキ スペーシア
車両本体価格62.0万円
支払総額65.0万円
諸費用3.0万円
スズキ スペーシア
車両本体価格70.0万円
支払総額75.0万円
諸費用5.0万円
スズキ スペーシア
車両本体価格59.8万円
支払総額65.0万円
諸費用5.2万円
スズキ スペーシア
車両本体価格62.7万円
支払総額67.0万円
諸費用4.3万円
【2位】ホンダ N-BOX(3代目/2023年10月〜)

■JOY(FF・CVT)
ボディサイズ | 全長:3,395mm 全幅:1,475mm 全高:1,790mm |
室内サイズ | 室内長:2,125mm 室内幅:1,350mm 室内高:1,400mm |
パワートレイン・排気量 | 直列3気筒・658cc |
WLTC燃費 | 21.3km/L |
新車価格帯 | 1,689,600~2,382,600円 |
中古車相場価格 | 総額140万〜290万円 |
長年、日本で一番売れている軽自動車に君臨するN-BOX。人気の秘密はホンダ独自のセンタータンクレイアウトによる広々とした室内空間。この構造は床を低くできるので、室内が広いだけでなく、小さな子どもや年配者でも乗り降りがしやすい、荷室床面が低いので重い荷物を載せやすいというメリットがあります。
リアシートは背もたれを倒せるだけでなく、座面を跳ね上げて1列目席と2列目席の間に広いラゲッジスペースを作ることも可能。この方法だと高さのある荷物が積みやすく、たとえばベビーカーを畳まず車に載せることだってできます。

デザインはベーシックなN-BOX、高級感を高めたN-BOXカスタム、アウトドアテイストを盛り込んだN-BOX JOYの3種類。JOYには撥水加工が施されたチェック柄のシート地が備わり、シートアレンジでテラス席のような雰囲気をつくってくつろぐこともできます。
ホンダ N BOX
車両本体価格95.3万円
支払総額108.7万円
諸費用13.4万円
ホンダ N BOX
車両本体価格39.8万円
支払総額50.0万円
諸費用10.2万円
ホンダ N BOX
車両本体価格148.0万円
支払総額154.7万円
諸費用6.7万円
ホンダ N BOX
車両本体価格44.8万円
支払総額59.6万円
諸費用14.8万円
【3位】三菱 デリカミニ(初代/2023年5月〜)

■Gプレミアム(FF・CVT)
ボディサイズ | 全長:3,395mm 全幅:1,475mm 全高:1,800mm |
室内サイズ | 室内長:2,200mm 室内幅:1,335mm 室内高:1,390mm |
パワートレイン・排気量 | 直列3気筒+マイルドハイブリッド・659cc |
WLTC燃費 | 20.9km/L |
新車価格帯 | 1,837,000~2,271,500円 |
中古車相場価格 | 総額160万〜370万円 |
三菱の老舗ブランドであるデリカの名を冠した軽スーパーハイトワゴンがデリカミニです。4WD車は大径タイヤを履いて最低地上高をFF車よりも高くし、専用のショックアブソーバーを装着して未舗装路での走行安定性を高めています。キャンプなどに車を使いたい人には4WDがおすすめです。

荷室は樹脂製のラゲッジボードとPVC(ポリ塩化ビニール)製の後席シートバックにより、汚れた荷物などを積んでも、後で汚れをさっと拭き取ることができます。シート地には撥水加工が施されているので、飲み物などをこぼしても安心です。
リアシートの前後スライド量は320mm。一番後ろまで下げれば足を伸ばせるくらい広くなるし、一番前に出せば荷室が広くなるだけでなく、リアシートに座る子どもとの距離が近くなり、運転席に座った状態で子どもの世話をすることができます。
三菱 デリカ ミニ
車両本体価格218.8万円
支払総額228.6万円
諸費用9.8万円
三菱 デリカ ミニ
車両本体価格242.8万円
支払総額254.2万円
諸費用11.4万円
三菱 デリカ ミニ
車両本体価格223.8万円
支払総額235.3万円
諸費用11.5万円
三菱 デリカ ミニ
車両本体価格228.8万円
支払総額238.6万円
諸費用9.8万円
【4位】ダイハツ タント(4代目/2019年7月〜)

■カスタムX(FF・CVT)
ボディサイズ | 全長:3,395mm 全幅:1,475mm 全高:1,755mm |
室内サイズ | 室内長:2,125mm 室内幅:1,350mm 室内高:1,370mm |
パワートレイン・排気量 | 直列3気筒・659cc |
WLTC燃費 | 21.9km/L |
新車価格帯 | 1,485,000~2,084,500円 |
中古車相場価格 | 総額160万〜370万円 |
軽スーパーハイトワゴンの認知度を広めた立役者のタント。特徴は助手席ドアとスライドドアの間に柱がないピラーレス構造です。両方のドアを開けると、普通のスライドドア車にはない広大な開口部が出現。子どもと並んで車に乗り込んだり、大きな荷物を積み込んだりするのに便利です。

助手席は380mm、運転席は540mmの前後スライド機能があるため、駐車時に助手席を前に出して運転席を後ろに下げておけば、スライドドアから乗り込んで運転席に移動することもできます。
デザインはベーシックなタント、押し出し感を強くしたタントカスタム、アウトドアテイストを盛り込んだタントファンクロスの3種類。ファンクロスは丸型ではなく角形ヘッドライトでシャープなイメージになっています。
ダイハツ タント
車両本体価格74.6万円
支払総額84.8万円
諸費用10.2万円
ダイハツ タント
車両本体価格54.8万円
支払総額64.6万円
諸費用9.8万円
ダイハツ タント
車両本体価格66.8万円
支払総額75.4万円
諸費用8.6万円
ダイハツ タント
車両本体価格69.9万円
支払総額79.9万円
諸費用10.0万円
【5位】日産 デイズ(2代目/2019年3月〜)

■ハイウェイスターX(FF・CVT)
ボディサイズ | 全長:3,395mm 全幅:1,475mm 全高:1,650mm |
室内サイズ | 室内長:2,065mm 室内幅:1,340mm 室内高:1,270mm |
パワートレイン・排気量 | 直列3気筒+マイルドハイブリッド・659cc |
WLTC燃費 | 23.3km/L |
新車価格帯 | 1,437,700~2,157,100円 |
中古車相場価格 | 総額50万〜230万円 |
「軽ワゴンが欲しいけれどスライドドアはいらない」そう考えているなら軽トールワゴンに注目。全高が軽スーパーハイトワゴンよりも低く設定されているので、風が強い日の安定感もあります。家族で高速道路を使ってドライブする機会が多い人にもおすすめです。
リアシートは足元が広く、移動中に足を組んだりすることもできます。荷室も軽自動車としては充分な広さ。荷物をたくさん積みたいときはリアシートの背もたれを前に倒して荷室を広げることができます。

デザインは標準モデル、高級感のあるハイウェイスター、スタイリッシュなアーバンクロム、愛らしいイメージに仕立てたボレロと、選択肢が豊富なのもデイズの魅力。ボディカラーもたくさんあるので、自分好みの1台を見つけることができるはず。
日産 デイズ
車両本体価格88.3万円
支払総額98.3万円
諸費用10.0万円
日産 デイズ
車両本体価格87.0万円
支払総額93.8万円
諸費用6.8万円
日産 デイズ
車両本体価格137.2万円
支払総額147.0万円
諸費用9.8万円
日産 デイズ
車両本体価格59.7万円
支払総額65.4万円
諸費用5.7万円
【トールワゴン】おすすめベスト3
軽スーパーハイトワゴンのように全高を高くして室内空間を広くした普通車がトールワゴン。日本車はコンパクトサイズが主流ですが、輸入車だとミニバン感覚で使えるサイズのものもあります。
【1位】トヨタ ルーミー(初代/2016年11月〜)

■G(FF・CVT)
ボディサイズ | 全長:3,700mm 全幅:1,670mm 全高:1,735mm |
室内サイズ | 室内長:2,180mm 室内幅:1,480mm 室内高:1,355mm |
パワートレイン・排気量 | 直列3気筒・996cc |
WLTC燃費 | 18.4km/L |
新車価格帯 | 1,742,400~2,257,200円 |
中古車相場価格 | 総額60万〜300万円 |
ダイハツが製造するトールのOEMモデルがルーミー。普通車のトールワゴンは軽自動車のようなサイズの制限がありません。そのため室内幅が広くなり、乗車人数も5人乗りになります。4人で乗るならリアシートのスペースにかなり余裕が出てくるのがメリットです。

前席はシートの間に空間があるので、前後左右にウォークスルーが可能。リアシートに置いた荷物を取りたいときなどにとても便利です。スライドドアにはドアを開けた際に足元を照らす照明がついていて、暗い駐車場などでの乗り降りに便利です。
デザインは標準モデルとメッキパーツで押し出しを強くしたカスタムの2種類。カスタムをベースに自分好みのデザインに仕上げることができるカスタマイズカーを選ぶこともできます。
トヨタ ルーミー
車両本体価格159.7万円
支払総額164.9万円
諸費用5.2万円
トヨタ ルーミー
車両本体価格185.0万円
支払総額205.0万円
諸費用20.0万円
トヨタ ルーミー
車両本体価格159.7万円
支払総額165.8万円
諸費用6.1万円
トヨタ ルーミー
車両本体価格140.5万円
支払総額155.2万円
諸費用14.7万円
【2位】スズキ ソリオ(4代目/2020年12月〜)

■ハイブリッドMZ(FF・CVT)
ボディサイズ | 全長:3,810mm 全幅:1,645mm 全高:1,745mm |
室内サイズ | 室内長:2,500mm 室内幅:1,420mm 室内高:1,365mm |
パワートレイン・排気量 | 直列3気筒+マイルドハイブリッド・1,197cc |
WLTC燃費 | 22.0km/L |
新車価格帯 | 1,926,100~2,648,800円 |
中古車相場価格 | 総額90万〜300万円 |
ソリオは現行型へのフルモデルチェンジで、全長を80mm(バンディットは70mm)、荷室床面長を100mm拡大しました。これにより居住スペース、荷室スペースともに余裕が生まれ、小さくてもゆったり乗れるワゴン車になりました。

一方で全幅は1,700mm以下という5ナンバーサイズの制限よりも狭めに設定し、細い路地裏でもスイスイ走ることが可能。狭いと言ってもちゃんと5人で乗れるように設計されているので、心配ありません。リアシートには前後スライドに加え、最大56度のリクライニング機構が備わります。
デザインはソリオとソリオバンディットの2種類。どちらもシャープなイメージが高められ、バンディットはさらに大型のグリルで力強さも表現されています。
スズキ ソリオ
車両本体価格39.6万円
支払総額49.8万円
諸費用10.2万円
スズキ ソリオ
車両本体価格97.5万円
支払総額109.4万円
諸費用11.9万円
スズキ ソリオ
車両本体価格75.0万円
支払総額86.5万円
諸費用11.5万円
スズキ ソリオ
車両本体価格75.1万円
支払総額89.4万円
諸費用14.3万円
【3位】ルノー カングー(3代目/2023年3月〜)

■インテンス(FF・ガソリン・7AT)
ボディサイズ | 全長:4,490mm 全幅:1,860mm 全高:1,810mm |
室内サイズ | ―― |
パワートレイン・排気量 | 直列4気筒ターボ・1,333cc |
WLTC燃費 | 16.3km/L |
新車価格帯 | 3,950,000~4,190,000円 |
中古車相場価格 | 総額340万〜450万円 |
日本車のトールワゴンは5ナンバーサイズのコンパクトなものが多いですが、輸入車にはボディが比較的大きく、たくさんの荷物を積んで出かけられるものもあります。これらは欧州で貨物車として開発されたものを乗用車に仕立てたものが中心になります。
フランス車のカングーもそのひとつ。日本では雰囲気のあるおしゃれな遊び車として人気があり、感度の高いキャンパーや車にこだわりを持った人たちから選ばれています。

荷室は5名乗車でも775Lという広いスペースが確保され、リアシートを倒して2名乗車にすれば2,800Lの大空間が現れます。バックドアが左右観音開きになっているのも日本車にない特徴です。
【ステーションワゴン】おすすめベスト5
ワゴンと聞くと、まずステーションワゴンを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。プレミアム感を高めたもの、スポーティな走りを楽しめるものなど、ほかのワゴン車にはない魅力がたくさんあります。
【1位】スバル レヴォーグ(2代目/2020年10月〜)

■STI Sport R EX(4WD・CVT)
ボディサイズ | 全長:4,475mm 全幅:1,795mm 全高:1,500mm |
室内サイズ | 室内長:1,900mm 室内幅:1,515mm 室内高:1,205mm |
パワートレイン・排気量 | 水平対向4気筒ターボ・2,387cc |
WLTC燃費 | 11.0km/L |
新車価格帯 | 3,630,000~5,368,000円 |
中古車相場価格 | 総額230万〜570万円 |
レヴォーグはレガシィツーリングワゴンの後継モデル的な位置づけのステーションワゴン。というのも、レガシィシリーズは北米での需要が高いため、そちらの要望によってボディがどんどん大型化していきました。そのため、スバルはレガシィツーリングワゴンの日本での販売を終了し、代わりに日本の道を走りやすいサイズで開発したレヴォーグが誕生したのです。

それを感じさせるのが全幅。細い道でも走りやすく、車幅制限のある駐車場にも止められる1,800mm以下に抑えられています。しかし室内が狭いということはなく、素材や質感などにこだわったインテリアになっているので、前後の席とも快適に移動できます。リアシートは40:20:40の3分割式なので、スキー板などの長尺物を積んで4人で移動することができます。
水平対向エンジンと4WDの組み合わせにより走りはとてもスポーティ。スイッチ操作で走りの質が劇的に変わるSI-DRIVEも備わります。
スバル レヴォーグ
車両本体価格208.8万円
支払総額222.3万円
諸費用13.5万円
スバル レヴォーグ
車両本体価格106.0万円
支払総額122.8万円
諸費用16.8万円
スバル レヴォーグ
車両本体価格156.0万円
支払総額169.8万円
諸費用13.8万円
スバル レヴォーグ
車両本体価格346.8万円
支払総額359.7万円
諸費用12.9万円
【2位】トヨタ カローラツーリング(初代/2019年9月〜)

■ハイブリッドW×B(FF・CVT)
ボディサイズ | 全長:4,495mm 全幅:1,745mm 全高:1,460mm |
室内サイズ | 室内長:1,795mm 室内幅:1,510mm 室内高:1,160mm |
パワートレイン・排気量 | 直列4気筒+ハイブリッド・1,797cc |
WLTC燃費 | 27.3km/L |
新車価格帯 | 2,108,600~3,116,300円 |
中古車相場価格 | 総額120万〜360万円 |
1966年に初代が登場した歴史あるブランドのカローラ。デビュー時から多くのボディタイプが用意され、小型セダンやハッチバックのほか、バンやワゴンもラインナップされていました。先代まではカローラフィールダーという名称でしたが(現在も継続販売中)、現行型はカローラツーリングという名称になりました。

カローラシリーズは長年、5ナンバーサイズの小型車として親しまれてきましたが、現行型ではじめて3ナンバーサイズとなりました。また、スポーツグレードの「W×B」にはスポーティなシートが装備されており、走りにもこだわった仕様が特徴です。
荷室床のボードは裏返すと樹脂製の面が出てくるので、濡れたものや汚れたものも気兼ねなく積むことができます。そして床の高さを荷物の大きさや量にあわせて上下2段で調整できます。
トヨタ カローラ ツーリング
車両本体価格218.8万円
支払総額230.1万円
諸費用11.3万円
トヨタ カローラ ツーリング
車両本体価格150.5万円
支払総額166.0万円
諸費用15.5万円
トヨタ カローラ ツーリング
車両本体価格183.0万円
支払総額193.4万円
諸費用10.4万円
トヨタ カローラ ツーリング
車両本体価格222.8万円
支払総額237.4万円
諸費用14.6万円
【3位】スバル レガシィアウトバック(4代目/2021年10月〜)

■リミテッドEX(4WD・CVT)
ボディサイズ | 全長:4,870mm 全幅:1,875mm 全高:1,675mm |
室内サイズ | 室内長:1,840mm 室内幅:1,545mm 室内高:1,245mm |
パワートレイン・排気量 | 水平対向4気筒ターボ・1,795cc |
WLTC燃費 | 13.0km/L |
新車価格帯 | 4,257,000~4,510,000円 |
中古車相場価格 | 総額330万〜490万円 |
スバルはレガシィシリーズにステーションワゴンをベースに最低地上高を高めてSUVとしての性能を盛り込んだモデルを2代目から用意しています。アウトバックはその流れにあるモデルで、スバルの最上位モデルになります。

Lクラスのワゴンならではのゆとりある室内空間は、大勢でドライブするのにピッタリ。もちろん積載性も高いので、季節を問わずたくさんの荷物を積んで出かけることができます。スバルの4WDは悪路での走行性能も折り紙付き。雪が多いエリアに出かける際も頼もしい味方になります。
アウトバックは2025年3月末で新車の注文受付を終了し、日本市場向けの生産が終了になることがアナウンスされています(2025年1月時点)。今後は中古車に注目して探してみましょう。
スバル レガシィアウトバック
車両本体価格79.4万円
支払総額98.8万円
諸費用19.4万円
スバル レガシィアウトバック
車両本体価格59.7万円
支払総額78.8万円
諸費用19.1万円
スバル レガシィアウトバック
車両本体価格102.5万円
支払総額119.8万円
諸費用17.3万円
スバル レガシィアウトバック
車両本体価格125.7万円
支払総額139.3万円
諸費用13.6万円
【4位】ミニ ミニクラブマン(2代目/2015年11月~2024年5月)

■クーパーDプレミアムプラスパッケージ エッセンシャル・トリム(FF・8AT)
ボディサイズ | 全長:4,275mm 全幅:1,800mm 全高:1,470mm |
室内サイズ | ―― |
パワートレイン・排気量 | 直列4気筒ディーゼルターボ・1,995cc |
WLTC燃費 | 17.4km/L |
新車時価格帯 | 3,940,000~5,980,000円 |
中古車相場価格 | 総額70万〜600万円 |
第4世代のミニにスイッチする2024年まで発売されていたミニシリーズのコンパクトなステーションワゴンがクラブマンです。小さくても高級感のある内外装が特徴で、前期型はリアコンビランプが円を重ねたようなデザイン、2019年10月のマイナーチェンジ以降はユニオンジャックをモチーフにしたデザインになります。

コンパクトなワゴンですが、荷室容量は360Lと一泊旅行などには充分な広さを確保。リアシートは40:20:40の3分割式になっているので、荷物量にあわせて自由にシートアレンジできます。バックドアが観音開きになっているのも人気の部分です。
発売期間中に多くの限定車が発売されたのも特徴。2023年10月に320台限定で販売されたファイナルエディションは、あっという間に完売に。中古車市場ではプレミア価格で取引されています。
【5位】メルセデス・ベンツ Cクラスステーションワゴン(5代目/2021年7月〜)

■C200アバンギャルド(FR・9AT)
ボディサイズ | 全長:4,755mm 全幅:1,820mm 全高:1,455mm |
室内サイズ | ―― |
パワートレイン・排気量 | 直列4気筒ターボ+マイルドハイブリッド・1,494cc |
WLTC燃費 | 14.2km/L |
新車時価格帯 | 7,410,000~17,350,000円 |
中古車相場価格 | 総額440万〜760万円 |
ドイツ車のセダンは、多くのモデルで派生モデルとなるステーションワゴンもラインナップされています。コンパクトなCクラスにもデビュー時からワゴンが用意されました。後輪駆動のメルセデス・ベンツはステアリングが大きく切れるように設計されていて、全長が4.7m以上あるC200は最小回転半径が5.4mに抑えられています。

もちろんメルセデス・ベンツですから、ワゴンでもラグジュアリー性が高められています。そして実用性にも優れていて、荷室は5名乗車で490L、2名乗車だと1,510Lまで広げられます。
スポーツ性を高めたメルセデスAMGや、クロスオーバースタイルに仕立てたオールテレインも用意されるので、好みと予算に応じて選ぶことができます。
メルセデスベンツ メルセデスベンツ Cクラスワゴン
車両本体価格251.7万円
支払総額264.9万円
諸費用13.2万円
メルセデスベンツ メルセデスベンツ Cクラスワゴン
車両本体価格79.0万円
支払総額93.6万円
諸費用14.6万円
メルセデスベンツ メルセデスベンツ Cクラスワゴン
車両本体価格278.0万円
支払総額288.0万円
諸費用10.0万円
メルセデスベンツ メルセデスベンツ Cクラスワゴン
車両本体価格69.8万円
支払総額99.7万円
諸費用29.9万円
【ワンボックス&ミニバン】おすすめベスト5
ワゴン車を探している人のなかには、大勢で出かけることを考えている人も多いはず。そんな人におすすめなのが、シートが3列以上あるミニバンやワンボックスです。シートを格納すれば広大な荷室空間が出現します。
【1位】日産 セレナ(6代目/2022年12月〜)

■ハイウェイスターV(FF・CVT)
ボディサイズ | 全長:4,690mm 全幅:1,715mm 全高:1,870mm |
室内サイズ | 室内長:3,145mm 室内幅:1,545mm 室内高:1,400mm |
パワートレイン・排気量 | 直列4気筒・1,997cc |
WLTC燃費 | 13.0km/L |
新車価格帯 | 2,719,200~4,847,700円 |
中古車相場価格 | 総額280万〜520万円 |
2024年度の上半期(2024年4月~9月累計)に最も売れたミニバンがセレナ。
人気の秘密はミニバンユーザーが求める利便性をとことん追求した機能・装備にあると筆者は考えています。3mを楽に超える室内長によりすべての席でゆとりを持って座れ、たくさんの荷物を積みたいときは、わずかな力で格納できる3列目席を畳めばOK。

2列目席のシートベルトをシート内蔵式にして、2列目に人が座ったまま3列目に乗り込めるようにしたり、2列目中央席を1列目までスライドすることで2-3列間のウォークスルーできるようにしたりしているのも便利ポイントです。バックドアのガラス部分だけを開けて狭い場所での荷物の積み下ろしを楽にできるようにしたデュアルバックドアも秀逸です。
パワーユニットはガソリンエンジン、シリーズハイブリッドであるe-POWERの2種類。2024年10月にはe-POWERの4WDがシャシーと4WDの協調制御で走る・曲がる・止まるという性能を飛躍的に向上させたe-4ORCEが搭載されました。
日産 セレナ
車両本体価格259.4万円
支払総額275.8万円
諸費用16.4万円
日産 セレナ
車両本体価格197.3万円
支払総額209.7万円
諸費用12.4万円
日産 セレナ
車両本体価格191.0万円
支払総額204.7万円
諸費用13.7万円
日産 セレナ
車両本体価格210.0万円
支払総額223.8万円
諸費用13.8万円
【2位】トヨタ ヴォクシー(4代目/2021年12月〜)

■S-Z(FF・CVT)
ボディサイズ | 全長:4,695mm 全幅:1,730mm 全高:1,895mm |
室内サイズ | 室内長:2,805mm 室内幅:1,470mm 室内高:1,405mm |
パワートレイン・排気量 | 直列4気筒・1,986cc |
WLTC燃費 | 15.0km/L |
新車価格帯 | 3,090,000~3,960,000円 |
中古車相場価格 | 総額310万〜590万円 |
迫力あるデザインが特徴的なヴォクシーは、インテリアも上質な雰囲気を醸し出します。ラグジュアリーな空間でゆったりした気分で移動したい人におすすめです。乗車人数は2列目がキャプテンシートになる7人乗りと、ベンチシートの8人乗りをラインナップ。ゆったり移動するなら7人乗りがベスト!

キャプテンシートは前後に745mmもスライドできるので、3列目に人が座らないときは思い切り後ろに下げて足を伸ばしてリラックスすることもできます。上級グレードはオプションでオットマンを選ぶこともできます。
また、上級グレードにはボディサイドのスイッチでバックドアの開閉ができるパワーバックドアをオプション設定。バックドアは任意の位置で止めることができるので、狭い場所での荷物の出し入れに便利です。
トヨタ ヴォクシー
車両本体価格338.2万円
支払総額356.7万円
諸費用18.5万円
トヨタ ヴォクシー
車両本体価格320.0万円
支払総額330.0万円
諸費用10.0万円
トヨタ ヴォクシー
車両本体価格235.9万円
支払総額252.7万円
諸費用16.8万円
トヨタ ヴォクシー
車両本体価格178.3万円
支払総額195.4万円
諸費用17.1万円
【3位】トヨタ シエンタ(3代目/2022年8月〜)

■ハイブリッドZ(7人乗り・FF・CVT)
ボディサイズ | 全長:4,260mm 全幅:1,695mm 全高:1,695mm |
室内サイズ | 室内長:2,545mm 室内幅:1,530mm 室内高:1,300mm |
パワートレイン・排気量 | 直列3気筒+ハイブリッド・1,490cc |
WLTC燃費 | 28.2km/L |
新車価格帯 | 1,995,200~3,234,600円 |
中古車相場価格 | 総額180万〜390万円 |
シエンタは5ナンバーサイズのコンパクトミニバン。限られた空間の中で2列目のスペースを広めにとって、快適性を高めているのが特徴です。スライドドア部の床面の高さは330mm。小さな子どもや年輩の方も楽に乗り降りできますよ。

乗車人数は3列シートの7人乗りと、2列シートの5人乗りが用意されます。たとえば4人家族で3列目を使うことがないなら2列シートにも注目。荷室にシートの境目がないので荷室が使いやすくなります。
パワーユニットはガソリンエンジンとハイブリッドの2種類。ハイブリッドの燃費はWLTCモードで28.2〜28.8km/Lとかなりの好燃費。逆にガソリン車は価格が安めなので、購入時の費用を抑えることができます。
トヨタ シエンタ
車両本体価格194.3万円
支払総額209.4万円
諸費用15.1万円
トヨタ シエンタ
車両本体価格162.7万円
支払総額179.6万円
諸費用16.9万円
トヨタ シエンタ
車両本体価格218.3万円
支払総額233.4万円
諸費用15.1万円
トヨタ シエンタ
車両本体価格24.8万円
支払総額35.0万円
諸費用10.2万円
【4位】ホンダ フリード(3代目/2024年6月〜)

■e:HEVクロスター(6人乗り・FF・電気式無段変速機)
ボディサイズ | 全長:4,300mm 全幅:1,720mm 全高:1,755mm |
室内サイズ | 室内長:2,645mm 室内幅:1,470mm 室内高:1,270mm |
パワートレイン・排気量 | 直列4気筒+ハイブリッド・1,496cc |
WLTC燃費 | 25.3km/L |
新車価格帯 | 2,508,000〜3,437,500円 |
中古車相場価格 | 総額240万〜400万円 |
日本カー・オブ・ザ・イヤー2024-2025を受賞したフリード。「居住性、使い勝手の良さに磨きをかけるとともに、動的質感の向上、ひいては操縦の喜びをも加味することに成功した」ことが評価されての受賞です。

3列まで快適に座れることを目指して開発されたシートは、3列シートが2列目キャプテンシートの6人乗り、2列シートは2列目が3人がけのベンチシートになります。
パワーユニットはガソリンエンジンとハイブリッドのe:HEVを用意。e:HEVは街などではエンジンが発電用モーターを駆動して作った電気を利用して走行。高速道路などエンジンの効率がいいシーンではエンジンが車を動かします。
ホンダ フリード
車両本体価格177.7万円
支払総額189.7万円
諸費用12.0万円
ホンダ フリード
車両本体価格18.8万円
支払総額30.0万円
諸費用11.2万円
ホンダ フリード
車両本体価格186.2万円
支払総額199.7万円
諸費用13.5万円
ホンダ フリード
車両本体価格57.7万円
支払総額64.1万円
諸費用6.4万円
【5位】トヨタ ハイエース(5代目/2004年8月〜)

■GL(10 人乗り・FR)
ボディサイズ | 全長:4,840mm 全幅:1,880mm 全高:2,105mm |
室内サイズ | 室内長:3,715mm 室内幅:1,695mm 室内高:1,390mm |
パワートレイン・排気量 | 直列4気筒・2,693cc |
WLTC燃費 | 8.8km/L |
新車価格帯 | 2,946,600〜4,050,200円 |
中古車相場価格 | 総額130万〜1,000万円 |
ハイエースはたくさんの荷物を運ぶためのバンを選ぶ人が中心。でも6〜8人というミニバンの定員では家族全員が乗れないという人は、ワンボックスタイプのハイエースワゴンを選ぶことになります。定員は普通免許で運転できる最大の10名。シートは4列シートで、グレードによりシートの配置が変わってきます。


トップグレードのグランドキャビンは、全長が5,380mm、全高が2,285mmというマイクロバスのようなサイズ。街中で運転するのはかなり大変かもしれません。でも大勢でゆったりと移動したいならありかもしれませんね。
ハイエースは人気が高く、中古車市場ではなかなか値落ちしないことで有名。20万km近く走ったものでも150万円以上することも珍しくありません。条件のいいものを探すなら予算は多めに考えておきましょう。また、遊び道具をたくさん積んで出かけたいならバンがおすすめです。
トヨタ ハイエースワゴン
車両本体価格139.7万円
支払総額147.9万円
諸費用8.2万円
トヨタ ハイエースワゴン
車両本体価格460.0万円
支払総額474.9万円
諸費用14.9万円
トヨタ ハイエースワゴン
車両本体価格181.6万円
支払総額199.4万円
諸費用17.8万円
トヨタ ハイエースワゴン
車両本体価格258.0万円
支払総額272.2万円
諸費用14.2万円
ワゴン車を中古車で探す際のチェックポイント
中古車の魅力は、気に入った車を新車よりも安く手に入れられること。一方で、実際に公道で使われていた中古車は新車と違って1台ずつ状態が異なるため、購入時は状態を確認し、納得したうえで購入する必要があります。ワゴン車を選ぶ際のチェックポイントを見ていきましょう。
先進運転支援システムにこだわるなら高年式車をチョイス!

衝突被害軽減ブレーキ(自動ブレーキ)をはじめ、現代の車にはさまざまな先進運転支援システムが装備されています。ただ、これらの機能の進化は日進月歩なので、中古車購入時は目当ての車に装備される機能を理解しておくことが大切です。
購入前にはお店のスタッフに、衝突被害軽減ブレーキはどの速度域で作動するかなど、先進運転支援システムの性能と装備されている内容を確認しましょう。「安全」にこだわりたい人はなるべく高年式車を選ぶことをおすすめします。
荷室の広さは忘れずにチェック

ワゴン車に乗りたいと思っている人は、荷物をたくさん積んで出かけることを考えているはず。購入時はどんな荷物を積むかを考えながら荷室の広さをチェックしてください。

同時に考えておきたいのが、その荷物を積んだときに何人で乗るか。たとえば軽ワゴンは里シートを格納すると広い荷室が出現しますが、4人乗車だと荷室は広くありません。
荷室を確認する際は荷室形状にも注目を。たとえばシートを左右に跳ね上げて格納するタイプだと格納時に荷室の幅が狭くなります。シートの背もたれを前に倒して格納するタイプだと、フロアに段差ができたり、フロアが斜めになることもあります。また、荷室には後輪のタイヤハウスの張り出しなどがあるので、大きな荷物を積むことが多い人は張り出しが邪魔にならないかも確認することをおすすめします。
サーフボードなどの長尺物を積みたい場合は、荷物を積んでバックドアがきちんと閉まるか、積んだ際に荷物が運転の邪魔をしないかなども見ておきましょう。
居住空間はもちろん荷室の使用感も確認

前オーナーがたくさんの荷物を積んで出かけていた場合、荷物の積み下ろしで荷室の床面や側面にキズがついていることもあります。中古車の場合、内外装に多少のキズがあるのは仕方のないこと。それに納得できるか、実車を見て判断しましょう。
整備履歴が残っている中古車がおすすめ

車は12ヵ月点検や車検時に24ヵ月点検を受けると、定期点検整備記録簿が発行されます。記録簿にはどのような整備が行われたかが記録されているため、後で見ればどの部品を交換したかなどを知ることができます。また、記録簿が残っていることで、「定期的に整備を受けていた車」の証にもなります。
中古車では紛失などの理由で記録簿がないものもありますが、きちんと備わっているものが見つかれば安心できるはずです。
よくある質問
ワゴンタイプの軽自動車、コンパクトカーサイズで全高を高くして室内空間を広くしたワゴン車、セダン感覚で運転できてスポーティな走りも楽しめるステーションワゴン、室内空間を最大限広くしたミニバンやワンボックスなど、さまざまなタイプがあります。
ワゴン車は乗用車で、居住スペースの快適性にもこだわって設計されています。バンは商用車(貨物車)になります。「貨物車には荷室の床面積が1㎡以上(軽貨物は0.6㎡以上)、後席使用時には荷室面積の方が後席の面積より大きく、後席乗員重量よりも荷物積載重量の方が大きい」という規定があるため、座席(特に後席)を薄く設計しているものが多くなります。日常使いを考えると、ワゴン車のほうがおすすめ。なお、ミニバンは「バン」とついていますが乗用車になります。
軽スーパーハイトワゴン、スズキ ワゴンRスマイルやダイハツ ムーヴキャンバスのようなスライドドアタイプの軽トールワゴン、普通車のトールワゴン、ミニバンやワンボックスはスライドドアを装備しています。
ワゴン車は前オーナーが荷物をたくさん積んで出かけていたケースもあるので、荷室の使用感をチェックして納得した上で購入しましょう。車を選ぶ際は自分がどんな荷物を積むか、その荷物を積んだときに車に乗るのは何人くらいかを想像しながら選ぶことで、買った後に荷物が積みきれいないというリスクを減らすことができます。
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