SUVのなかでも、悪路走破性を高めた本格的なクロスカントリーモデルは、その性能以外にゴツゴツしたデザインならではのかっこよさも魅力。その本物感に憧れる人も多くいます。

一口に「ごつい」と言っても、そのスタイルはさまざま。ここではごついデザインで迫力を高めた、映え力抜群なSUVをさまざまな切り口で紹介します。
この記事でわかること
- ・ごつい車がかっこいい理由
- ・ごつさを感じさせる部分
- ・タイプ別おすすめのごつい車
監修・執筆
エディター ライター
高橋 満
求人誌編集部、カーセンサー編集部を経て1999年にエディター/ライターとして独立し、自動車、音楽、アウトドアなどをテーマに執筆。得意としているのは人物インタビュー。著名人から一般の方まで、心の中に深く潜り込んでその人自身も気づいていなかった本音を引き出すことを心がけている。また、企業の広報・販促活動のサポートも担当。愛車はフィアット500Cとスズキジムニー。
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お乗り換えの場合、愛車の買取金額によって、ご準備いただく金額が変わります。
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目次
ごつい車の本質。本物志向のギアには独特の存在感が宿る
1,000mを超える防水性能を誇るダイバーズウォッチ。
重い荷物を担いで冬山を攻める際に過酷な環境から足を守ってくれる登山靴。
極限の世界でも求められる機能をきちんと発揮するギアには、独特の存在感と重厚感があります。そしてその重厚感が絶対的な信頼へとつながるのではないでしょうか。
陸海空の軍隊が使用する装備品に美しさを感じる人もいますし、ミルスペックの製品が持つ機能美に惹かれる人も多くいます。
これらの製品には機能を裏付ける「ごつさ」があります。
車も同じ。極限下での使用を想定した車には、日常での使用を前提にした車にはない「ごつさ」があります。その「ごつさ」に惹かれる本物志向の人はたくさんいて、その車が持つ性能をフルに発揮する機会は日本の環境にはなくても、多くの人が欲しいと思うため、新車の納車までに時間がかかったり、中古車が高値で取引されたりしています。
なぜごつい車はかっこいいのか

ごつい車がかっこよく感じるのは、前述したように「機能美」に惹かれるからではないでしょうか。本物志向の車が持つごつさにはすべて意味があります。
本格的なクロスカントリーモデルの場合、最低地上高が高いのは凹凸のある場所を走れるようにするための機能。ゴツゴツしたタイヤはぬかるみやガレ場などでも路面をしっかり捉えるため。エンジンルームが分厚いのは屈強なラダーフレームの上に機関系部品を配置するのはもちろん、エンジン内に送り込む空気を取り入れるエアインテークを高い位置に配置して水の中を走る際にエンジン内に水が入るのを防ぐという目的もあります。
ごついスタイルが単なるデザインではなく、すべて機能に裏付けられたものであること。そして極限の地でその車を使う人がその機能を信頼し、誇張なしに「命を預ける」ことができる。これがかっこよさに繋がっているのだと思います。
この企画ではSUVを中心におすすめモデルを紹介していきますが、レーシングカーやラリーカー、300km/h以上で走ることができるスーパーカーにも同様のことが言えます。
ごつさを裏付ける車の歴史もかっこよさのスパイス
本物志向の人が惹かれるクロスカントリーモデルは、長い歴史があるものが多くあります。そして歴史を紐解くと、軍用目的で開発された車を祖に持つものもあります。
現在長期の納車待ちが続いているトヨタ ランドクルーザーシリーズは、1951年に誕生した「トヨタジープBJ型」になります。この車は当時の警察予備隊への納入を目的に開発された車でした(入札で三菱ジープに負けて納入にはいたらず)。
輸入車に目を向けると、メルセデス・ベンツ GクラスはNATOの軍用車両であるゲレンデヴァーゲンを民生用にしたモデルですし、ラングラーが日本でも人気があるジープは米軍の軍用車を生産するウィリス・オーバーランド社を祖に持ちます。ランドローバー ディフェンダーは1948年に登場したランドローバー シリーズ1が元祖。この車は各国で軍用車両や警察車両などで使用されました。
ごつさを感じさせるのはどんな部分?
ごつい車を見てかっこいいと思う部分は人それぞれ。でもごつい車には共通する部分もあります。ごつさを感じさせるのがどんなところなのかを見ていきましょう。
全体のシルエット
四角くて厚みのあるボディはクロスカントリーモデルに共通する部分。ボディが四角いと四隅にあるタイヤの位置を感じやすく、不整地を走る際にタイヤが崖からはみ出してしまうようなリスクを軽減できます。
バンパー
厚みのあるバンパーも屈強なSUVの証。そしてオフロードを果敢に走ることを想定したモデルは、タイヤの接地点から車両の前端や後端を結んだときの地面との角度(アプローチアングル/デパーチャーアングル)が大きく取られています。そのためのシルエットもごつさを感じさせます。そして前後のバンパー下には障害物からボディや機関系部位を守るためのアンダーガードが取り付けられることもあります。
タイヤ
ごつい車は普通の車よりも大径のタイヤが装着されます。ただ、ノーマルだとオンロード走行を意識したタイヤが装着されます。オーナーのなかには、購入後にオフロード用タイヤに交換する人もいます。オフロードを走ることに特化したタイヤは、一般的な車が装着するものとは異なり、ゴツゴツしたブロックパターンを採用しています。
ドアヒンジ
軍用車を祖に持つモデルのなかにはドアを開閉するためのヒンジが外側にあるデザインを採用しているものもあります。これは軍用車が戦地でドアを外すことを容易にするため。そのイメージを残しているのです。かつてはフロントガラスが前に倒れるオープンモデルもありました。
インテリア
ごつさを感じさせる要素は、インテリアにも見られます。たとえば、荒れた路面を走行する際にしっかりと体を支えられるよう、大型のグリップが備え付けられていたり、4WDのモードを切り替えるための大型レバーが付いていたりするモデルもあります。また、スイッチ類にも大型のものが多く採用されているのは、極寒の地でもグローブをしたまま確実に操作できるよう配慮されているためです。
【ガチゴツ】本物志向の人におすすめなごつい車
ハイスペックなダイバーズウォッチやミルスペックなギアに惹かれるのと同じように、本物志向の車に魅力を感じる人におすすめしたい、ガチなごついモデルを紹介します。
トヨタ ランドクルーザー250(初代/2024年〜)
ボディサイズ | 全長4,925mm 全幅1,940〜1,980mm 全高1,925〜1,935mm |
ホイールベース | 2,850mm |
駆動方式 | 4WD |
トランスミッション | 8速AT(ディーゼル)、6速AT(ガソリン) |
初代ランドクルーザー250の WLTCモード燃費 |
7.5〜11.0km/L |
初代ランドクルーザー250の 新車価格帯 |
5,200,000~7,350,000円 |
初代ランドクルーザー250の 中古車相場価格 |
総額760万〜1,300万円 |
「ランドクルーザー」は、日本車でもっとも歴史のあるブランド。1954年から使用されている名称なので、実に71年間も続いていることになります。ランドクルーザー40系以降、3つの系統に分かれました。ランドクルーザー250はライトデューティー系の系譜にあり、ランドクルーザープラドの後継モデルという位置付けになります。
伝統とモダンを融合しつつ、過酷な使用用途にも耐えうる信頼性やプロが使う無駄のない機能美などを同居させたデザインは、本物が持つ圧倒的な迫力を感じさせます。切り立ったフロントガラス、盛り上がりのなかに凹みをつけたボンネット、フロントドアの広いガラス面などはすべて機能に裏付けられたデザインになっています。
標準仕様は横長の角形ヘッドライトが取り付けられていますが、デビュー時に特別仕様車として丸型LEDライトを装着してクラシックなイメージに仕上げられた「ファーストエディション」も発売されました。これは中古車で探すことができます。中古車相場価格はプレミア状態が続いていますが、興味がある人は探してみてください。
トヨタ ランドクルーザー
車両本体価格751.4万円
支払総額769.8万円
諸費用18.4万円
トヨタ ランドクルーザー
車両本体価格288.0万円
支払総額305.3万円
諸費用17.3万円
トヨタ ランドクルーザー
車両本体価格1,063.9万円
支払総額1,089.9万円
諸費用26.0万円
トヨタ ランドクルーザー
車両本体価格454.9万円
支払総額459.9万円
諸費用5.0万円
トヨタ ランドクルーザー300(初代/2021年〜)
ボディサイズ | 全長4,950〜4,980mm 全幅1,980〜1,990mm 全高1,925mm |
ホイールベース | 2,850mm |
駆動方式 | 4WD |
トランスミッション | 10速AT |
初代ランドクルーザー300の WLTCモード燃費 |
7.9〜9.7km/L |
初代ランドクルーザー300の 新車価格帯 |
5,252,500~8,136,700円 |
初代ランドクルーザー300の 中古車相場価格 |
総額770万〜1,650万円 |
ランドクルーザーシリーズのプレミアム路線であるステーションワゴンの系譜にあるランドクルーザー300。威風堂々としたスタイルはクロカンの王者としての風格を感じさせます。
ラジエーターグリルやヘッドライトが高い位置に配置されているのは、荒野や山の中を進む際に障害物によって破損するリスクを軽減するため。アプローチアングルやデパーチャーアングルといった対地障害角をしっかり確保したスタイルも、独特のごつさを感じさせてくれます。
インテリアのスイッチ類はタッチセンサー式ではなく大型の物理スイッチを採用。これはグローブをしたまま運転している時でも操作できるようにしたもの。さらに車体が揺れる悪路走行時でも直感的に操作できるようレイアウトにも配慮されています。
トヨタ ランドクルーザー
車両本体価格1,063.9万円
支払総額1,089.9万円
諸費用26.0万円
トヨタ ランドクルーザー
車両本体価格454.9万円
支払総額459.9万円
諸費用5.0万円
トヨタ ランドクルーザー
車両本体価格751.4万円
支払総額769.8万円
諸費用18.4万円
トヨタ ランドクルーザー
車両本体価格288.0万円
支払総額305.3万円
諸費用17.3万円
三菱 デリカD:5(初代/2007年〜)
ボディサイズ | 全長4,800mm 全幅1,795mm 全高1,875mm |
ホイールベース | 2,850mm |
駆動方式 | 4WD |
トランスミッション | 8速AT |
初代デリカD:5のWLTCモード燃費 | 12.6km/L |
初代デリカD:5の新車価格帯 | 4,156,900~4,733,300円 |
初代デリカD:5の中古車相場価格 | 総額40万〜700万円 |
デリカシリーズはスライドドアを採用したラージサイズのミニバンですが、クロカンSUVに匹敵する悪路走破性が与えられた唯一無二のモデルです。モデルチェンジごとにサブネームが変えられていて、デリカD:5は2007年にデリカスペースギアからフルモデルチェンジを受けてこの名前になりました。
2019年2月に、三菱のデザインアイデンティティであるダイナミックシールドを取り入れたエクステリアデザインが採用されました。Xをモチーフにしたライトからアンダーグリルにかけてのデザインや大型のグリルによりごつさを強調。ちなみにボンネット下の細い横長のライトはシグネチャーで、ヘッドライトはその下の縦長のライトになります。
デビュー時はガソリンエンジンのみでしたが、2012年末にファン待望のクリーンディーゼルエンジン搭載車を追加設定。現在はディーゼルエンジンのみの展開になっています。トルクフルなディーゼルエンジンを堪能できるラインナップにしたのも、ごつさにつながる潔さを感じさせる部分ではないでしょうか。
三菱 デリカ D:5
車両本体価格355.7万円
支払総額369.9万円
諸費用14.2万円
三菱 デリカ D:5
車両本体価格353.1万円
支払総額369.6万円
諸費用16.5万円
三菱 デリカ D:5
車両本体価格179.0万円
支払総額193.1万円
諸費用14.1万円
三菱 デリカ D:5
車両本体価格192.9万円
支払総額205.8万円
諸費用12.9万円
三菱 トライトン(2代目/2024年〜)
ボディサイズ | 全長5,360mm 全幅1,930mm 全高1,815mm |
ホイールベース | 3,130mm |
駆動方式 | 4WD |
トランスミッション | 6速AT |
2代目トライトンの WLTCモード燃費 |
11.3km/L |
2代目トライトンの 新車価格帯 |
4,988,500~5,408,700円 |
2代目トライトンの 中古車相場価格 |
総額500万〜720万円 |
SUVと違い、ラゲッジスペースではなくむき出しのベッド(荷台)になるピックアップトラックは、存在自体がかなりごつい車。さらにトライトンは三菱のSUVシリーズよりもフロントが分厚いデザインにすることで、ごつさをとことん強調しているのが特徴です。
大型のグリルは力強さを感じさせ、ドアハンドルはグローブをしたままでも開閉できるように大きなものがつけられています。上級グレードのGSRは荷台のフロアがキズつくのを防ぐベッドライナーを標準装備。これがごつさを一層高めてくれます。
トライトンはボディが巨大で、登録は3ナンバーではなく1ナンバー(普通貨物自動車登録)になります。そのため高速道路の料金が普通車よりも割高になります。このような特徴を理解したうえで購入することをおすすめします。
【ゴツカワイイ】小さいのにカッコカワイイ!ごつい車
本物志向のごつい車はボディが大きく、価格も高価。本格的な性能は必要ないけれど、ごつい雰囲気を気軽に楽しみたいという人のために、軽自動車やコンパクトSUVではガチゴツな車のエッセンスを取り入れたモデルが用意されています。
スズキ ジムニー(4代目/2018年〜)
ボディサイズ | 全長3,395mm 全幅1,475mm 全高1,725mm |
ホイールベース | 2,250mm |
駆動方式 | 4WD |
トランスミッション | 4速AT、5速MT |
4代目ジムニーのWLTCモード燃費 | 14.3〜16.6km/L |
4代目ジムニーの新車価格帯 | 1,654,400~2,002,000円 |
4代目ジムニーの中古車相場価格 | 総額130万〜450万円 |
1970年から続くスズキの伝統的なオフロード車ブランド、ジムニー。屈強なラダーフレーム構造や不整地での走行で威力を発揮する3リンクリジッドアクスル式サスペンション、機械式副変速機を使って状況に応じて駆動方式を自分で切り替えるパートタイム4WDといった機構。

これらがもたらす大型クロカンSUVを凌ぐ悪路走破性を考えると本来なら「ガチゴツ」系で紹介するべき車ですが、現行型はスクエアなボディと丸型ライトが「カワイイ!」と、タフなジムニーに乗る「ジムニー女子」が急増。そのため、「ゴツカワイイ」系で紹介します!
見た目はかわいいですが、ジムニーのデザインはプロが使う道具のように、機能に徹したものになっています。ボディに凹凸が少ないのは降雪時に雪がたまりにくくするため。ボディカラーも自然の中に溶け込む色、逆に自然の中で目立つ色と、プロの用途に合わせたものが用意されます。
ジムニーは軽自動車ですが、オーバーフェンダーをつけて1.5Lエンジンを搭載したジムニーシエラ、ジムニーシエラを5ドア化したジムニーノマドも用意されます。
スズキ ジムニー
車両本体価格227.0万円
支払総額236.0万円
諸費用9.0万円
スズキ ジムニー
車両本体価格120.7万円
支払総額129.8万円
諸費用9.1万円
スズキ ジムニー
車両本体価格146.8万円
支払総額155.5万円
諸費用8.7万円
スズキ ジムニー
車両本体価格170.5万円
支払総額179.9万円
諸費用9.4万円
ダイハツ タフト(初代/2020年〜)
ボディサイズ | 全長3,395mm 全幅1,475mm 全高1,630mm |
ホイールベース | 2,460mm |
駆動方式 | 2WD、4WD |
トランスミッション | CVT |
初代タフトのWLTCモード燃費 | 21.1〜21.4km/L |
初代タフトの新車価格帯 | 1,419,000~1,886,500円 |
初代タフトの中古車相場価格 | 総額90万〜240万円 |
2014年に登場したスズキ ハスラーが切り開いた軽クロスオーバー市場にダイハツが投入したモデルがタフト。タフトは直線基調のスクエアなデザインが特徴で、厚みのあるバンパーや太いピラーでごつさを強調しています。
ヘッドライトやリアのコンビネーションランプもスクエアなデザインにすることで、小さな軽自動車でもワイドさを感じさせてくれます。ボディカラーはフォレストカーキ、セラミックグリーン、レイクブルー、サンドベージュなど、ミリタリー感を味わえるものもラインナップされています。
後席背もたれ裏とデッキボード表面には立体形状のパターンを細越した樹脂を配置しています。ガンガン使ってもさっと汚れを拭き取れる実用性が盛り込まれているのも魅力です。
ダイハツ タフト
車両本体価格136.5万円
支払総額145.5万円
諸費用9.0万円
ダイハツ タフト
車両本体価格139.7万円
支払総額144.9万円
諸費用5.2万円
ダイハツ タフト
車両本体価格154.3万円
支払総額164.4万円
諸費用10.1万円
ダイハツ タフト
車両本体価格162.8万円
支払総額171.2万円
諸費用8.4万円
スズキ クロスビー(初代/2017年〜)
ボディサイズ | 全長3,760mm 全幅1,670mm 全高1,705mm |
ホイールベース | 2,435mm |
駆動方式 | 2WD、4WD |
トランスミッション | 6速AT |
初代クロスビーの WLTCモード燃費 |
17.0〜18.2km/L |
初代クロスビーの 新車価格帯 |
1,941,500~1,886,500円 |
初代クロスビーの 中古車相場価格 |
総額90万〜2,390,300万円 |
スズキのSUVは丸型ヘッドライトを採用したものが多いという特徴があります。車は丸目になると愛らしい雰囲気が出てきますが、コンパクトSUVであるクロスビーは、愛らしさのなかにもタフなイメージが盛り込まれています。

デザインは軽自動車のハスラーに通じる雰囲気がありますが、ボディの厚みやシャープなガラスエリアが筋肉質でごつい印象を与えてくれています。このデザインが実現できたのは普通車だからでしょう。
インテリアは2トーンのインパネやシートによりアクティブな雰囲気に仕上げられています。室内スペースは軽自動車より余裕があるので、休日をアクティブに楽しみたい人におすすめです。
スズキ スペーシアギア(2代目/2024年〜)
ボディサイズ | 全長3,395mm 全幅1,475mm 全高1,800mm |
ホイールベース | 2,460mm |
駆動方式 | 2WD、4WD |
トランスミッション | CVT |
2代目スペーシアギアの WLTCモード燃費 |
19.8〜23.9km/L |
2代目スペーシアギアの 新車価格帯 |
1,952,500~2,217,600円 |
2代目スペーシアギアの 中古車相場価格 |
総額190万〜300万円 |
2代目スペーシアに設定された新ジャンルの軽クロスオーバーハイトワゴンであるスペーシアギア。現行型は3代目スペーシアをベースに開発されたモデルになります。スライドドアを搭載した軽スーパーハイトワゴンの利便性はそのままに、タフなアウトドアギアのような雰囲気が盛り込まれました。
スズキのSUVが多く採用している丸型ヘッドライトでポップなイメージを出しつつ、メッキブロックのフロントグリルや、複数の多角形ブロックを結合したグラフィックを採用したサイドアンダーガーニッシュなどで力強さを演出しています。
タイヤパターンをイメージしたシート柄やツールボックスのようなインパネボックスなど、インテリアにもさりげなくごつさを感じるデザインを採用。シートバックポケットはサコッシュのようなデザインにして遊び心を盛り込んでいます。
スズキ スペーシア ギア
車両本体価格166.8万円
支払総額175.0万円
諸費用8.2万円
スズキ スペーシア ギア
車両本体価格139.0万円
支払総額145.7万円
諸費用6.7万円
スズキ スペーシア ギア
車両本体価格146.8万円
支払総額155.8万円
諸費用9.0万円
スズキ スペーシア ギア
車両本体価格129.0万円
支払総額138.8万円
諸費用9.8万円
【シャレゴツ】クールでオシャレなごつい車
ごつい車は無骨なイメージがありますが、ごつさとオシャレな雰囲気を融合させたモデルもあります。都会にも似合うクールなイメージのモデルを紹介します。
トヨタ RAV4(4代目/2019年〜)
ボディサイズ | 全長4,600〜4,610mm 全幅1,855〜1,865mm 全高1,685〜1,690mm |
ホイールベース | 2,690mm |
駆動方式 | 4WD |
トランスミッション | CVT |
4代目RAV4のWLTCモード燃費 | 15.2〜22.2km/L |
4代目RAV4の新車価格帯 | 3,237,300~5,661,700円 |
4代目RAV4の中古車相場価格 | 総額190万〜300万円 |
オフロードテイストを高めたクロスオーバーSUVのRAV4。デビュー時はエントリーグレードに2WDも設定していましたが、現在は4WDのみの設定になります。パワートレインはガソリン車、ハイブリッド車、そしてプラグインハイブリッド車を用意しています。
2つの八角形を90度ずらしてはめ合わせたスタイルを造形のテーマにし、スタイリッシュな中にもゴツゴツしたイメージを感じさせるデザインは秀逸。アドベンチャーというグレードは専用のフロントバンパーや大型のスキッドプレートでごつさを強調しています。
2021年12月の改良でヘッドライトのデザインが大きく変わりました。普通は改良前の中古車を購入すると新しいデザインのライトを付けることはできませんが、RAV4はKINTO FACTORYが新しいデザインのライトに変更できるサービスを提供しています。
トヨタ RAV4
車両本体価格297.7万円
支払総額306.9万円
諸費用9.2万円
トヨタ RAV4
車両本体価格336.4万円
支払総額352.5万円
諸費用16.1万円
トヨタ RAV4
車両本体価格292.8万円
支払総額303.6万円
諸費用10.8万円
トヨタ RAV4
車両本体価格299.7万円
支払総額305.3万円
諸費用5.6万円
三菱 アウトランダー(3代目/2021年〜)
ボディサイズ | 全長4,720mm 全幅1,860mm 全高1,765mm |
ホイールベース | 2,705mm |
駆動方式 | 4WD |
トランスミッション | ―― |
3代目アウトランダーの WLTCモード燃費 |
15.2〜22.2km/L |
3代目アウトランダーの 新車価格帯 |
5,263,500~6,685,800円 |
3代目アウトランダーの 中古車相場価格 |
総額330万〜650万円 |
三菱のデザインアイデンティティであるダイナミックシールドに基づきデザインされたフロントマスクは、洗練されたなかにもごつさを感じさせるデザインに。とくに睨みをきかせたバンパー下のつり上がったシグネチャーとその下に配置された大型のヘッドライトが力強さを強調しています。
インテリアは三菱のフラッグシップモデルらしい上質な雰囲気でまとめられました。シート地とカラーはグレードにより6種類用意されます。
2024年10月に行われたマイナーチェンジで駆動用バッテリーを刷新し、サスペンションにも変更を施すなど、フルモデルチェンジ並の改良が行われました。このタイミングで新規導入されたヤマハのサウンドシステムは、音にこだわる人にはぜひ体験してほしい驚愕の音質です。
三菱 アウトランダー
車両本体価格57.9万円
支払総額72.0万円
諸費用14.1万円
三菱 アウトランダー
車両本体価格145.0万円
支払総額158.9万円
諸費用13.9万円
三菱 アウトランダー
車両本体価格189.9万円
支払総額198.7万円
諸費用8.8万円
三菱 アウトランダー
車両本体価格98.0万円
支払総額121.2万円
諸費用23.2万円
ジープ レネゲード(初代/2015年〜)
ボディサイズ | 全長4,255mm 全幅1,805mm 全高1,695mm |
ホイールベース | 2,570mm |
駆動方式 | 2WD |
トランスミッション | 7速DCT |
初代レネゲードの WLTCモード燃費 |
17.7km/L |
初代レネゲードの 新車価格 |
5,440,000円 |
初代レネゲードの 中古車相場価格 |
総額100万〜510万円 |
ジープのコンパクトSUVであるレネゲード。デビューから10年経った現在でもジープらしいごつさと都市型SUVならではの洗練されたイメージが新鮮さを感じさせてくれるモデルです。
デビュー時はガソリンモデルのFFと4WDというラインナップで、2020年にプラグインハイブリッドが追加されました。そして2025年7月からはマイルドハイブリッドのe-Hybridのみの展開になりました。
ガソリンモデルも年代によって排気量が異なります。そして、悪路走破性を高めたトレイルホークもラインナップされていました。これらは中古車で探すことができます。中古車相場化価格はかなりこなれているので、ぜひ中古車にも注目してみてください。
【レトロゴツ】ちょいクラシックな雰囲気のごつい車
ごつい車は、新車が手に入る現行型だけでなく、少し前の世代のモデルや生産が終了したモデルにも魅力的なものがたくさんあります。ここでは中古車で探したい、ちょい古なモデルを紹介します。
トヨタ FJクルーザー(初代/2010年〜2018年)
ボディサイズ | 全長4,635mm 全幅1,905mm 全高1,840mm |
ホイールベース | 2,690mm |
駆動方式 | 4WD |
トランスミッション | 5速AT |
初代FJクルーザーの JC08モード燃費 |
8.0km/L |
初代FJクルーザーの 新車時価格帯 |
3,240,000〜3,466,286円 |
初代FJクルーザーの 中古車相場価格 |
総額150万〜520万円 |
北米で発売された後に、そのスタイルや世界観が日本でも話題になったことで日本への導入が決まったFJクルーザー。リアシートへのアクセスを通常のヒンジ式ドアではなく観音開きの小さなドアにすることで、ボディサイズは思いの外コンパクトに。
デザインはアメリカンなイメージが漂っていて、丸型ヘッドライトや厚みのあるボディなどからごつさを感じることができます。ボディカラーはベーシックな白や黒だけでなくくすみ感のある青や緑、鮮やかな黄色など、普通のクロカンSUVではなかなか設定されない色が用意されていました。
直線基調の中に太いパイプを通したようなグリップを設けたインパネや大型のシフトノブなど、インテリアもごつさを感じさせるデザインになっています。中古車相場はだいぶこなれてきましたが、最後の特別仕様車として登場したファイナルエディションは現在でもプレミア相場になっています。
トヨタ ランドクルーザー70(初代/1984年〜)
ボディサイズ | 全長4,890mm 全幅1,870mm 全高1,920mm |
ホイールベース | 2,730mm |
駆動方式 | 4WD |
トランスミッション | 6速AT |
初代ランドクルーザーの WLTCモード燃費 |
10.1km/L |
初代ランドクルーザーの 新車価格 |
4,800,000円 |
初代ランドクルーザーの 中古車相場価格 |
総額200万〜960万円 |
ランドクルーザー70が最初に登場したのは1984年で、1989年まで日本で販売されました。その後も日本以外の国では継続販売されていて、改良が加えられながら性能を高めていきました。そして2014年に期間限定で復刻。このときはバンとピックアップトラックが導入され、ガソリンエンジン+5速MTという展開でした。2023年には再々販がスタート。今度は限定ではなくカタログモデルとなり、ディーゼルエンジン+6速ATという展開になっています。
ヘビーデューティーの系譜に位置するモデルだけに、飾り気のない外観は「プロの道具」というイメージ。インテリアや快適装備もシンプルな仕様になっています。
同じ70系ですが、最初期のもの、復刻版、再復刻版は、見た目や価格を含めた購入難易度が大きく異なります。古いものは故障のリスクもあるし、逆に最新モデルは中古車相場価格がプレミア相場で推移しているので、どれが自分のライフスタイルに合うかをよく考えて選んでみてください。
トヨタ ランドクルーザー
車両本体価格1,063.9万円
支払総額1,089.9万円
諸費用26.0万円
トヨタ ランドクルーザー
車両本体価格288.0万円
支払総額305.3万円
諸費用17.3万円
トヨタ ランドクルーザー
車両本体価格454.9万円
支払総額459.9万円
諸費用5.0万円
トヨタ ランドクルーザー
車両本体価格751.4万円
支払総額769.8万円
諸費用18.4万円
ホンダ クロスロード(2代目/2007年〜2010年)
ボディサイズ | 全長4,285mm 全幅1,755mm 全高1,670mm |
ホイールベース | 2,700mm |
駆動方式 | 2WD、4WD |
トランスミッション | 5速AT |
2代目クロスロードの 10・15モード燃費 |
12.4〜13.8km/L |
2代目クロスロードの 新車時価格帯 |
1,932,000〜2,919,000円 |
2代目クロスロードの 中古車相場価格 |
総額60万〜230万円 |
1990年代にデビューした初代クロスロードはランドローバー ディスカバリーのOEMモデル。そして2007年にホンダのオリジナルモデルとして2代目クロスロードが登場しました。
2代目クロスロードはコンパクトミニバンのストリームをベースに開発されたSUVで、コンパクトながら3列シートを搭載しています。デザインはストリームがスポーティなワゴンスタイルだったのに対し、クロスロードは直線基調の箱型ボディとオーバーフェンダー、厚みのあるフロントマスクなどでごついイメージを演出しています。
搭載エンジンは1.8Lと2Lの2種類。2L車には4WDも用意されました。クロスロードは生産終了後にデザインのよさが評価され、ボディをアースカラーにオールペンしてアウトドアテイストにカスタムする中古車が人気になりました。
日産 エクストレイル(2代目/2007年〜2013年)
ボディサイズ | 全長4,635〜4665mm 全幅1,790mm 全高1,685〜1,785mm |
ホイールベース | 2,630mm |
駆動方式 | 2WD、4WD |
トランスミッション | 6速AT、CVT、6速MT |
2代目エクストレイルの JC08モード燃費 |
12.4〜13.8km/L |
2代目エクストレイルの 新車時価格帯 |
2,190,300〜3,333,750円 |
2代目エクストレイルの 中古車相場価格 |
総額30万〜220万円 |
現行型のエクストレイルは通算4代目で、3代目から都会的な雰囲気のクロスオーバーSUVに変わりました。初代と2代目はタフギアをコンセプトにした、クロカン要素の強いクロスオーバーSUVとして人気がありました。
ワイルドなエクステリアデザインはもちろん、オプションで強力なフォグランプが内蔵されたハイパールーフレールが用意されるなど、ごつさを強調したスタイルは今でも人気があります。
インテリアは防水仕様になっていて、荷室は水洗いも可能。ごつい車を遊びでガンガン使いたい人には魅力に溢れたモデルになるはずです。
【ゴツプレミアム】高級感が魅力!な憧れのごつい車
道なき場所でも進むことができる性能を備えたごつい車は、海外のプレミアムブランドでも古くからラインナップされています。ここでは海外ブランドの歴史あるモデルを紹介します。
メルセデス・ベンツ Gクラス(3代目/2018年〜)
ボディサイズ | 全長4,670〜4,690mm 全幅1,930〜1,985mm 全高1,980〜1,985mm |
ホイールベース | 2,890mm |
駆動方式 | 4WD |
トランスミッション | 9速AT |
3代目Gクラスの WLTCモード燃費 |
6.8〜11.7km/L |
3代目Gクラスの 新車時価格帯 |
18,240,000〜28,200,000円 |
3代目Gクラスの 中古車相場価格 |
総額760万〜2,830万円 |
著名人の間でも絶大な人気を誇るGクラス。理由はデビューからほとんど姿を変えることなく進化した無骨なスタイルと、それに裏付けられた圧倒的なオフロード性能、そしてメルセデスならではのラグジュアリー性にあります。
3Lディーゼルエンジンを搭載するG450dはもちろん、4L V8エンジンを搭載するメルセデスAMG G63も人気。G63の強烈な加速力は他の追随を許さないほど。
中古車市場でも人気が高く、一世代前のものを含め、中古車相場価格は高値で推移しています。それでもGクラスの世界観に憧れているなら、いつか手に入れて欲しいモデルです。
ランドローバー ディフェンダー(2代目/2019年〜)
ボディサイズ | 全長4,510〜5,275mm 全幅1,995mm 全高1,975mm |
ホイールベース | 2,585〜3,020mm |
駆動方式 | 4WD |
トランスミッション | 8速AT |
2代目ディフェンダーの WLTCモード燃費 |
8.3〜11.0km/L |
2代目ディフェンダーの 新車時価格帯 |
8,550,000〜20,990,000円 |
2代目ディフェンダーの 中古車相場価格 |
総額620万〜1,700万円 |
先代は1948年に誕生したランドローバー シリーズ1から車名を変えながらも基本構造を変えずに2016年まで生産されました。そして2019年に開催されたフランクフルトモーターショーにおいて2代目となる新型ディフェンダーを公開。日本では同年11月にローンチエディションが発売されました。
現行型ディフェンダーには3ドアの90、5ドアの110、そしてロングボディの130と、複数のボディが用意されています。人気は5ドアですが、スタイルにこだわる人からは90の人気が高くなっています。ちなみにグレード名の数字は先代モデルのホイールベースに由来します。
洗練されたイメージのなかにも屈強なクロカンモデルらしいごつさを秘めているのがディフェンダーの魅力。ルーフに備わる小窓「アルパインライト」など、オフローダーとしての伝統的なデザインが盛り込まれているのも、オーナーの冒険心をくすぐる部分です。
ジープ ラングラー(4代目/2018年〜)
ボディサイズ | 全長4,870mm 全幅1,895〜1,930mm 全高1,845〜1855mm |
ホイールベース | 2,585〜3,020mm |
駆動方式 | 4WD |
トランスミッション | 8速AT |
4目ラングラーの WLTCモード燃費 |
9.2〜9.8km/L |
4目ラングラーの 新車時価格帯 |
7,990,000〜8,890,000円 |
4目ラングラーの 中古車相場価格 |
総額350万〜1,700万円 |
米軍の軍用車であるウィリスを祖に持つラングラー。初代からイメージを大きく変えずに進化し、今でも軍用車の頃の面影が残る、アメリカを代表するクロカンモデルです。
もともとは2枚ドアのハードなモデルでしたが、3代目から4ドアのアンリミテッドがラインナップに加わり、ファミリーでも使えるモデルになりました。
現行型はオフロード性能だけでなくオンロード性能も向上。これまで以上に日常使いがしやすいモデルに進化しています。昨年5月のマイナーチェンジでグリル周りのデザインが大きく変わり、ごつさのなかにも洗練されたイメージが際立ったスタイルに変貌しました。
よくある質問
砂漠や岩場、河の中など、極限の悪路でも進んでいくための性能が「ごつさ」という形になっています。ごつい車がかっこよく見えるのは、ハイスペックなダイバーズウォッチやミルスペックのギアのように、機能に裏付けられた形をしているからです。
ごつい車は耐久性に優れていますが、車は機械。購入時は機関系部位に問題がないか、ボディにサビなどが出ていないかなどは確認したほうがいいでしょう。また、部品は手に入れやすいか、買うお店でメンテナンスを依頼できるかなども確認することをおすすめします。これらがクリアできれば、最新モデルにはない世界観を気持ちよく楽しめるはずです。
車種にもよりますが、ブロックパターンのタイヤを履いたり、リフトアップしてごつくカスタムする方法があります。ただ、性能が大きく向上するわけではないので、オフロードを走る際は慎重な運転を心がけてください。
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