ロードスターの買取相場・査定実績一覧

参考買取相場・下取り相場

買取相場価格
5.0 万円 ~ 280.0 万円
年式
2015(平成27)年
走行距離
5.6万km

※更新日 2025年10月更新
※買取相場はカーセブンで過去3年間で査定した実際の価格を算出しています。一部価格が付かなかったものや査定に至らなかったものは対象外とし、最大額と最低額を表示しています。
※本サイトに掲載している買取相場はあくまでも参考であり、その正確性について保証するものではありません。
※実際の査定額は車の装備や状態によって異なります。

ロードスターの買取価格相場推移

※本サイトに掲載している買取相場はあくまでも参考であり、その正確性について保証するものではありません。
※買取相場は、カーセブンで実際に買取した車両の価格を基に、中央値を算出しています。
※実際の査定額は、車両の装備やコンディションにより異なる場合があります。

かんたん30秒入力 しつこい営業電話なし!無料であなたの愛車がいくらかわかる
必須
お車についてご入力ください
メーカー・車種を選択してください

メーカー・車種を選択してください。

選択してください

年式を入力してください。

ロードスター 年式別買取相場表

年式 平均買取価格
2023年式(2年落ち) 220.0 万円 ~ 265.0 万円
2022年式(3年落ち) 210.0 万円 ~ 260.0 万円
2021年式(4年落ち) 217.0 万円 ~ 280.0 万円
2020年式(5年落ち) 125.0 万円 ~ 222.0 万円
2019年式(6年落ち) 130.0 万円 ~ 240.0 万円
2018年式(7年落ち) 95.0 万円 ~ 185.0 万円
2017年式(8年落ち) 110.0 万円 ~ 210.0 万円
2016年式(9年落ち) 45.0 万円 ~ 200.0 万円
2015年式(10年落ち) 18.0 万円 ~ 200.0 万円
2014年式(11年落ち) 104.0 万円 ~ 225.2 万円
2013年式(12年落ち) 60.0 万円 ~ 170.0 万円
2012年式(13年落ち) 30.0 万円 ~ 218.6 万円
2011年式(14年落ち) 65.0 万円 ~ 140.0 万円
2010年式(15年落ち) 110.0 万円 ~ 110.0 万円
2009年式(16年落ち) 40.0 万円 ~ 125.3 万円
2008年式(17年落ち) 35.0 万円 ~ 75.0 万円
2007年式(18年落ち) 12.8 万円 ~ 95.0 万円
2006年式(19年落ち) 10.0 万円 ~ 61.0 万円
2005年式(20年落ち) 8.0 万円 ~ 45.0 万円
2004年式(21年落ち) 10.0 万円 ~ 10.0 万円
2003年式(22年落ち) 10.0 万円 ~ 20.0 万円
2001年式(24年落ち) 5.0 万円 ~ 5.0 万円
2000年式(25年落ち) 20.0 万円 ~ 50.0 万円
1998年式(27年落ち) 15.0 万円 ~ 32.0 万円

ロードスター グレード別買取相場表

グレード 平均買取価格 走行距離 年式
NR−A 10.0 万円 ~ 220.0 万円 1,875km~177,635km 2005年~2022年
RS 23.0 万円 ~ 240.0 万円 9,018km~158,700km 2000年~2021年
RS−2 35.0 万円 ~ 35.0 万円 148,580km~148,580km 2000年~2000年
51.3 万円 ~ 150.0 万円 22,785km~111,882km 2008年~2020年
SP 5.0 万円 ~ 20.0 万円 81,380km~190,503km 2001年~2004年
VS 8.0 万円 ~ 50.0 万円 42,452km~145,216km 1998年~2008年
スペシャルパッケージ 15.0 万円 ~ 25.0 万円 28,608km~118,211km 1998年~2000年
ベースグレード 40.0 万円 ~ 50.0 万円 33,175km~69,265km 2006年~2006年
日本カーオブザイヤー受賞記念車 45.0 万円 ~ 61.0 万円 120,089km~120,600km 2005年~2006年
RS RHT 65.0 万円 ~ 225.2 万円 6,214km~112,195km 2009年~2014年
VS RHT 40.0 万円 ~ 110.0 万円 49,986km~118,351km 2008年~2013年
RHT 25.0 万円 ~ 75.0 万円 61,377km~72,807km 2007年~2008年
マツダスピード エムズチューン 95.0 万円 ~ 95.0 万円 64,788km~64,788km 2007年~2007年
S RHT 65.0 万円 ~ 90.0 万円 36,528km~69,564km 2009年~2013年
ブラックチューンド 30.0 万円 ~ 30.0 万円 172,716km~172,716km 2012年~2012年
S スペシャルパッケージ 18.0 万円 ~ 262.0 万円 6,475km~114,601km 2015年~2023年
S レザーパッケージ 90.0 万円 ~ 260.0 万円 6,237km~113,950km 2015年~2023年
キャラメル トップ 175.0 万円 ~ 215.0 万円 38,399km~49,798km 2018年~2019年
シルバー トップ 125.0 万円 ~ 125.0 万円 107,892km~107,892km 2020年~2020年
100周年特別記念車 280.0 万円 ~ 280.0 万円 11,608km~11,608km 2021年~2021年
S レザーパッケージホワイトセレクション 245.0 万円 ~ 245.0 万円 12,951km~12,951km 2022年~2022年
990S 210.0 万円 ~ 265.0 万円 2,271km~43,472km 2022年~2023年
もっと見る

ロードスターの走行距離別買取相場表

走行距離 平均買取価格
1万km未満 170.0万円 ~ 265.0万円
1万km〜2万km未満 18.0万円 ~ 280.0万円
2万km〜3万km未満 25.0万円 ~ 218.6万円
3万km〜4万km未満 50.0万円 ~ 235.1万円
4万km〜5万km未満 50.0万円 ~ 236.7万円
5万km〜6万km未満 15.0万円 ~ 166.0万円
6万km〜7万km未満 20.0万円 ~ 155.0万円
7万km〜8万km未満 20.0万円 ~ 150.0万円
8万km〜9万km未満 5.0万円 ~ 135.0万円
9万km〜10万km未満 10.0万円 ~ 125.0万円
10万km以上 8.0万円 ~ 125.0万円
かんたん30秒入力 しつこい営業電話なし!無料であなたの愛車がいくらかわかる
必須
お車についてご入力ください
メーカー・車種を選択してください

メーカー・車種を選択してください。

選択してください

年式を入力してください。

ロードスター グレード別査定実績ランキング

順位 グレード名 査定額 年式 走行距離
1 マツダ ロードスター 100周年特別記念車 280.0万円 2021
(2021年式)
11,608km
2 マツダ ロードスター 990S 265.0万円 2022
(2022年式)
2,271km
3 マツダ ロードスター S スペシャルパッケージ 262.0万円 2015
(2015年式)
6,475km
4 マツダ ロードスター S レザーパッケージ 260.0万円 2015
(2015年式)
6,237km
5 マツダ ロードスター S レザーパッケージホワイトセレクション 245.0万円 2022
(2022年式)
12,951km
6 マツダ ロードスター RS 240.0万円 2000
(2000年式)
9,018km
7 マツダ ロードスター RS RHT 225.2万円 2009
(2009年式)
6,214km
8 マツダ ロードスター NR-A 220.0万円 2005
(2005年式)
1,875km
9 マツダ ロードスター キャラメル トップ 215.0万円 2018
(2018年式)
38,399km
10 マツダ ロードスター S 150.0万円 2008
(2008年式)
22,785km

ロードスターの買取査定実績一覧

146

表示順
車種・グレード カラー 年式 走行距離 査定時期 都道府県 査定額
ベージュ
令和5年式
(2023年式)
8,400km
2025年03月
愛知県
250.0万円
グレー
令和5年式
(2023年式)
9,500km
2025年06月
愛知県
234.7万円
アカ
令和5年式
(2023年式)
10,700km
2024年08月
岡山県
262.0万円
アオ
令和5年式
(2023年式)
3,100km
2024年01月
愛知県
251.0万円
Pホワイト
令和5年式
(2023年式)
2,300km
2024年06月
愛知県
265.0万円
査定実績をもっと見る

ロードスターの買取・査定ポイント

マツダ ロードスターの買取相場まとめ

マツダ ロードスターは、1989年の初代発売以来、「人馬一体」の開発コンセプトのもと、純粋な走りの楽しさを追求し続けているライトウェイトスポーツカーです。世界累計生産台数130万台を超える記録を持ち、「世界で最も多く生産された2人乗り小型オープンスポーツカー」としてギネス世界記録にも認定されています。

ロードスターは初代NA型(1989年〜1998年)から4代目のND型までありますが、2代目のNB型(1998年〜2005年)からは「マツダ ロードスター」と名称を変更しています。

2024年には誕生35周年を迎え、記念モデルも発売されるなど、現在でも多くのファンに愛され続けているモデルです。中古車市場では、スポーツカーとしての希少性とマツダブランドの信頼性から安定した需要を維持しており、特に状態のよい車両や人気の高いグレード、限定モデルは高額査定の対象となります。

買取相場は世代や年式、走行距離、ミッション(MT/AT)、ハードトップ/ソフトトップといった仕様によって大きく変動します。初代から4代目まで、それぞれ異なる魅力を持つロードスターですが、どの世代も独自のファン層を持っており、適切な売却タイミングと業者選びによって高い査定評価を受ける可能性もあるでしょう。

年式別の買取価格目安と傾向

ロードスターの買取金額は年式によって変動し、初代モデルから4代目モデルまで、幅広い相場となっています。

2021年式のロードスターは、4代目モデルに該当し、217万〜280万円程度の買取価格が期待できます。特に2023年の商品改良前のモデルでも、状態がよければ高値での買取が可能です。グレードやオプション装備によって価格差が生じやすい年式でもあります。

2019年式のロードスターは、NDモデルの中期にあたり、130万〜240万円程度が相場となっています。この年式のロードスターは、初期の不具合が改善された安定した年式として評価されており、中古車市場でも人気の高いモデルです。

2017年式では、110万〜210万円程度の査定額となります。NDモデルの初期型にあたるため、後期型と比較すると若干の価格差が生じることがありますが、それでも現行世代としての価値を維持しています。

一方、2009年式のNCモデルは、63万〜126万円程度が目安です。この年式では車両の状態や整備履歴が査定額に大きく影響するため、メンテナンス状況も重要になります。2004年式より前のモデルでは、10万円程度の査定額になる可能性もあるでしょう。

走行距離による査定額の違い

ロードスターの査定では、スポーツカーとしての性格上、適度に走行されている車両のほうが、極端に低走行の車両よりも評価される場合があります。なかには走行距離が10万kmを超える車両でありながら、査定額が100万円以上になった実績もあります。

3万km以内の低走行車は、基本的に高額査定の対象となりますが、あまりにも走行距離が少ない場合、逆にメンテナンス不足や放置による劣化が懸念されることがあります。年間走行距離が1,000km未満のような極端な低走行車では、ゴム部品の劣化やオイル系統のトラブルが発生しやすく、これらの状態によっては査定額に影響することもあります。

そのため、1万〜5万km前後の車両では、あまり大きな査定額の差がでにくいでしょう。さらに、メンテナンスも行き届いている車両は、年式相応の査定額を期待できます。

7万km以上の多走行車になると、200万円以下の査定額が増える傾向です。整備記録がしっかりしている車両や、定期的なメンテナンスが行われている車両であれば、高値がつくことがあります。特にエンジンやミッションなどの主要コンポーネントが適切に整備されている車両は、走行距離よりも状態が重視されるでしょう。

サーキット走行歴のある車両については、使用状況によって評価が分かれます。適切なメンテナンスのもとでサーキット走行を楽しんでいた車両は、各部が適切に管理されているケースが多く、むしろ高評価につながることもあります。一方で、過度な改造や無理な使用が行われていた車両では、査定額に影響が出ることもあります。

グレード・仕様による買取価格差

ロードスターの査定額は、グレードや仕様によって大きく変動します。特に4代目のNDモデルでは、ベースグレードのSから上位グレードのRS、さらに特別仕様車まで、幅広いラインナップが設定されています。

グレード別の価格差では、「100周年特別記念車」が約280万円と特に高く買取されている実績があります。次に「990S」で265万円、そして「S Special Package(スペシャルパッケージ)」の262万円です。車両の状態によって査定額は前後しますが、特別仕様車は比較的高く評価されることがわかります。

また、「RS」グレードも高い査定額を期待できます。RSグレードはBBSホイールやレカロシート、ビルシュタインダンパーなど、走りに特化した装備が標準装備されており、これらの装備が査定額のプラス要素となります。「S」グレードと比較して、30万〜100万円程度の価格差が生じることもあります。

ミッション(MT/AT)による影響は、ロードスターの査定において重要な要素のひとつです。6速マニュアルトランスミッション(MT)搭載車は、6速AT車と比較して査定額が高くなるとなることが一般的です。これは、ロードスターの「人馬一体」というコンセプトを体現できるのがMT車であり、スポーツカーファンの需要が高いためです。

ハードトップとソフトトップの需要差も重要なポイントです。NDモデルのRF(リトラクタブルファストバック)は、電動開閉式のハードトップを採用しており、ソフトトップモデルと比較して防犯性や静粛性に優れています。

マツダ ロードスターの世代別特徴と買取市場での評価

初代ロードスター(NA:1989年9月〜1998年1月)

初代ロードスターは、「人馬一体」というコンセプトのもとで開発され、1960年代に欧州で流行したライトウェイトスポーツカーを現代技術で蘇らせたモデルです。日本ではユーノスチャネルの第一弾商品として「ユーノスロードスター」の名前で登場し、170万円台という価格設定で幅広いユーザーから支持を得ました。

歴史的価値とコレクション性において、初代ロードスターは現在、自動車史における重要なモデルとして認識されています。累計生産台数43万台を超える世界的ヒット作となったこのモデルは、その後のロードスター全体の基礎を築いた記念すべき第一号として、コレクターズアイテムとしての価値を高めています。

エンジンによる市場評価差では、1993年の商品改良で1.6Lから1.8Lへ換装されたモデルの評価が高くなっています。1.8L(BP型)エンジン搭載車は、出力向上により走行性能が大幅に向上しており、中古車市場でも1.6L(B6型)エンジン車より数十万円程度高い査定額となることもあるでしょう。

現在の買取市場での位置づけでは、25年落ち以上となる初代モデルは、年式による減価よりもコンディションや希少性が重視される傾向にあります。特に内外装の状態が良好で、オリジナル状態を保っている車両は、レストアベースとしての需要もあり、予想以上の査定額がつくこともあります。

レストア需要と部品供給状況も査定に影響する要素です。マツダでは現在でも一部の補修部品を供給しており、専門業者によるレストアサービスも存在することから、状態の悪い車両でもレストアベースとしての価値が認められることがあります。

ユーノス時代のブランド価値として、「ユーノスロードスター」のエンブレムや専用装備を持つ車両は、特別な価値を持つものとして評価される場合があります。ユーノスブランドの歴史的価値を理解する買取業者であれば、適切な評価を受けることができるでしょう。

2代目ロードスター(NB:1998年1月〜2005年8月)

2代目ロードスターは、初代の基本設計を継承しつつ、さらなる進化を遂げたモデルです。外観デザインの洗練や内装の質感向上、そして走行性能の向上が図られ、初代の魅力を保ちながらも現代的な仕上がりとなりました。

基本設計継承による信頼性は、NBモデルの魅力のひとつです。初代で確立された「人馬一体」のコンセプトを受け継ぎながら、品質向上や細部の改良が行われており、スポーツカーとしての魅力と日常的な使いやすさを両立しています。

NB1とNB2の違いと市場評価では、前期型(NB1)と後期型(NB2)で若干の評価差があります。NB2では内外装のデザイン変更やエンジンの改良が行われており、一般的に後期型のほうが高い査定額となることが多いです。特に最終年式に近いモデルほど、改良点が多く反映されているため高評価を得やすくなっています。

15年〜20年落ちの相場動向では、車両の状態が査定額に大きく影響します。この年式のロードスターは、定期的なメンテナンスの有無によって車両の状態に大きな差が生じるため、整備記録簿や点検記録の有無が重要な査定ポイントとなります。

世代特有の劣化ポイントとして、幌の劣化やエンジンマウントの交換時期などがあります。ソフトトップの場合、幌の状態は外観に大きく影響するため、査定時に重要視される項目です。また、エンジンマウントについては、交換履歴があることで逆にプラス評価となることもあります。

3代目ロードスター(NC:2005年8月〜2015年5月)

3代目ロードスターは、電動ハードトップ(RHT)モデルの登場と2.0Lエンジンの採用により、それまでのロードスターとは一線を画す進化を遂げました。より快適性と実用性を重視した設計となり、新たなユーザー層の獲得に成功したモデルです。

電動ハードトップ(RHT)の市場価値は、NCモデルの特徴のひとつです。RHTモデルは、ボタンひとつで開閉できる電動ハードトップを採用しており、防犯性や静粛性、そして利便性の向上を実現しています。ソフトトップモデルと比較しても高い査定額となることが一般的です。

2.0Lエンジン採用による評価では、従来の1.8Lエンジンから2.0Lエンジンへの変更により、出力とトルクが向上し、より余裕のある走りを実現しています。この変更により、高速走行や日常使用での快適性が大幅に向上しており、中古車市場でも評価を受けている傾向です。

マイナーチェンジによる査定への影響も考慮すべき点です。NCモデルは生産期間中に複数回のマイナーチェンジが実施されており、各改良による装備や性能の向上が査定額に反映されることがあります。

NCロードスター買取相場については、年式やグレード、走行距離によって大きく変動しますが、状態のよい車両や人気グレードでは、相場を上回る査定額も期待できる場合があるでしょう。

4代目ロードスター(ND:2015年5月〜)

4代目ロードスターは、「魂動(こどう)-Soul of Motion」と「SKYACTIV(スカイアクティブ)技術」の採用により、デザイン性と環境性能を大幅に向上させたモデルです。軽量化も図られ、初代ロードスターの精神を現代に蘇らせた意欲作として高い評価を受けています。

また、RF(リトラクタブルファストバック)モデルは電動開閉式のハードトップを採用しており、クーペとオープンカーの魅力を1台で楽しめることから、ソフトトップモデルより高い査定額となることがあります。

3年〜7年落ちの価格帯と売却適期では、NDモデルは比較的リセールバリューが高く維持されています。比較的新しいモデルということもあり、状態のよい車両では新車価格の60%〜80%程度の査定額を期待できることもあります。

2023年商品改良モデルの査定への影響では、安全装備の充実やインフォテインメントシステムの向上が図られており、これらの改良点が査定額にプラス要素として反映されることがあります。

さらに、2024年12月に発売された35周年記念車は、特別仕様車という希少性に加えて、専用の外装色や内装、特別なバッジなどが装備されており、将来的なコレクション価値の向上も期待されています。

ロードスターの査定評価につながるポイント

ボディカラーが査定額に与える影響

ロードスターの査定において、ボディカラーも評価要素のひとつです。特に4代目(ND)モデルでは、マツダの「魂動デザイン」を際立たせるカラーラインナップが充実しており、色によって査定額に大きな差が生じることがあります。

人気色によるプラス査定では、ソウルレッドクリスタルメタリックが高い評価を受けています。このカラーはマツダの象徴的なカラーとして位置づけられており、ロードスターの美しいボディラインを効果的に表現できることから、標準色と比較してもプラス査定となることがあります。

スノーフレイクホワイトパールも清潔感があり、どの年代のユーザーからも支持を得やすいことから、中古車市場での需要も安定している傾向です。

ロードスターならではの特別色として、各世代で設定された限定カラーは高い評価を受けやすいと考えられるでしょう。例えば、初代の「マリナーブルーマイカ」や2代目の「サンバーストイエロー」などです。

また、ソフトトップモデルでは、ボディカラーと幌の色の組み合わせによって、車両全体の印象が大きく変わります。一般的に、ダークカラーのボディにはブラックの幌、ライトカラーのボディにはタンやベージュの幌の組み合わせなど、需要によって評価が変わる可能性があります。

色褪せが目立ちやすいカラーの注意点として、鮮やかなレッド系やブルー系のカラーは、年数が経過すると色褪せが目立ちやすくなることがあります。定期的なワックスがけやガラージ保管など、適切なメンテナンスが行われているかどうかが査定時に重要視されるでしょう。

売却前の準備と車両状態の最適化

外装のバンパーやドアのキズ・ヘコミ、内装ではシートのシミや破れ、タバコやペットのニオイが査定に影響する可能性があります。キズやヘコミなどがある場合は、無理に自分で直して新たなキズをつけてしまうことは、さらに査定額を下げてしまう恐れもあるため注意しましょう。

また、純正パーツがあれば高く評価される可能性があるため、一緒に査定に出すことがおすすめです。また、取扱説明書やメンテナンスノートなどの付属品が揃っているかも確認しておきましょう。

中古車は時間が経つにつれて価値が下がる性質があるため、少しでも早く売却したほうが高値で売れる可能性もあります。売却を検討しているなら早めの査定を心がけましょう。

ロードスターならではのアピールポイントを整理

ロードスターの査定では、この車種特有の機能や装備が正常に作動するかどうかが評価ポイントにつながることがあります。売却前にこれらの点検を行い、アピールポイントを整理してから査定するといいでしょう。

MT/ATミッションの動作確認は、ロードスターの査定において重要な項目です。特にMT車の場合、クラッチの切れ具合やギアの入り具合、異音の有無などを詳細に確認する必要があります。スムーズな操作ができることを証明できれば、大きなプラス要素となります。AT車の場合も、変速ショックの有無や異音を確認しておきましょう。

電動ハードトップの動作チェックは、RHTやRFモデルにとって不可欠な確認項目です。開閉動作がスムーズに行われるか、異音がないか、開閉時間が正常範囲内かなどを確認し、正常に作動することをアピールできれば査定額の向上につながります。

幌の開閉動作確認とシール状態では、ソフトトップの開閉がスムーズに行えるかどうかと、閉じた状態でのシール性能を確認します。雨漏りがないことを証明できれば、セールスポイントとなります。

純正オプション・アフターパーツの査定プラス要素では、マツダ純正のアクセサリーや社外品でも評価の高いパーツがある場合は、それらをリストアップしておくと査定時に漏れがなくなります。BBSホイール、レカロシート、BOSEサウンドシステムなどは高い評価を受けやすいため、装着されている場合はアピールポイントとして伝えるようにするとよいでしょう。

最適な売却タイミングと市場動向の見極め方

一般的に中古車市場は1月〜3月の年度末、9月の中間決算期、7月〜8月の夏休み前などに需要が高まります。この時期は買い手が増えるため、買取店も在庫を確保しようと査定額を上げる傾向があります。

また、特にモデルチェンジや新型の登場前後は相場が変動しやすく、タイミングによっては査定額に大きな差が出ることもあるでしょう。

ただし、車は時間の経過とともに価値が下がっていく傾向にあるため、売却を検討している場合はできるだけ早めに動くのがおすすめです。

修復歴・事故歴車の正しい売却方法

修復歴や事故歴がある車種でも売却は可能ですが、査定価格への影響を理解しておく必要があります。フレームに損傷が及ぶような大きな修復歴がある場合は査定額が下がることもあるでしょう。一方、バンパー交換や軽微な板金修理程度であれば、大幅なマイナス評価にならないケースもあります。

重要なのは事実を正直に申告することです。査定時に修復歴を隠しても、後から発覚すれば信頼を損ね、減額や買取拒否につながる恐れがあります。業者によっては修復歴車専門の再販ルートを持っていることもあるため、複数の業者に相談することで適正な評価を受けられる可能性があります。

修復歴の詳細な内容、修理箇所、使用した部品の品質などを整理し、透明性を持って説明することが、修復歴車でも納得できる価格での売却を実現するカギとなります。修理時の見積書や写真があれば、査定時の参考資料として活用できます。

ロードスター売却で後悔しないための業者選び

買取とディーラー下取りの違い

ディーラーでの下取りと比較すると、中古車専門店や一括査定サービスでの買取のほうが高くなるケースが一般的です。下取りは新車購入を前提としたサービスのため価格が控えめになりがちですが、買取では車の状態や装備、オプションパーツなども加味され、より正当な評価が得られる可能性があります。

複数業者に査定依頼を出すことで、適正価格を見極めることが重要です。

複数査定の効果的な活用方法

ロードスターに限らず査定額を見極めるためには、複数の買取業者に査定を依頼することを意識しましょう。同じ車でも、業者によって在庫状況や販売ルートが異なり、提示される金額に差が出ることがあります。

ただし、複数業者に一括で査定依頼をする「一括査定」は便利な反面、複数業者から短時間に連絡が入るため、電話対応に追われてストレスになるケースもあります。むやみに多くの業者へ依頼するのではなく、公式サイトや口コミで信頼できるかを確認した上で、実際に電話や店舗での対応を見て「安心して愛車を任せられる業者か」を見極めることが大切です。トラブルにつながることもあるため、業者選びは慎重に行いましょう。

サービスや口コミから信頼できる業者か調べる

信頼できる買取業者を見極めるためには、事前の情報収集が重要です。

相場情報の事前リサーチ方法として、複数の中古車情報サイトで同年式・同グレードのロードスターの販売価格を調査し、おおよその買取相場を把握しておきます。販売価格の6〜7割程度が買取相場の目安となります。

また、契約時のキャンセル有無については、契約書面での確認が必要です。一般的には契約後のキャンセルは困難ですが、業者によってはキャンセル期間を設けている場合があります。契約前にキャンセル規定を必ず確認しておきましょう。

ロードスターが売れない場合の対処法

過走行や事故歴の有無、年式の古さ、車両状態の悪化によって売却ができない場合もあります。これらの要因を客観的に分析し、似た車両の査定実績がないか調べることで、買取してくれる業者を探すこともできるでしょう。

ただし、走行距離や年式から概算される買取相場だけで車の査定を判断することは難しいため、愛車の価値が気になった場合は実際に無料査定を受けるようにしましょう。インターネットの相場情報は、実車の状態を見た査定額と異なることもあります。

※本記事は2025年8月時点の情報をもとに作成しています。中古車の相場は市場動向により変動するため、最新の価格と異なる場合があります。

おすすめ関連記事