CX-5の買取相場・査定実績一覧

参考買取相場・下取り相場

買取相場価格
10.0 万円 ~ 320.0 万円
年式
2018(平成30)年
走行距離
6.7万km
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CX-5 年式別買取相場表

年式 平均買取価格
2024年式(1年落ち) 270.0 万円 ~ 311.1 万円
2023年式(2年落ち) 180.0 万円 ~ 320.0 万円
2022年式(3年落ち) 150.0 万円 ~ 310.0 万円
2021年式(4年落ち) 100.0 万円 ~ 290.0 万円
2020年式(5年落ち) 100.0 万円 ~ 300.0 万円
2019年式(6年落ち) 68.0 万円 ~ 280.0 万円
2018年式(7年落ち) 75.0 万円 ~ 290.0 万円
2017年式(8年落ち) 55.0 万円 ~ 200.0 万円
2016年式(9年落ち) 10.0 万円 ~ 161.0 万円
2015年式(10年落ち) 25.0 万円 ~ 160.0 万円
2014年式(11年落ち) 10.0 万円 ~ 104.8 万円
2013年式(12年落ち) 10.0 万円 ~ 95.0 万円
2012年式(13年落ち) 10.0 万円 ~ 90.0 万円

CX-5の走行距離別買取相場表

走行距離 平均買取価格
1万km未満 98.0万円 ~ 320.0万円
1万km〜2万km未満 115.0万円 ~ 311.1万円
2万km〜3万km未満 62.0万円 ~ 300.0万円
3万km〜4万km未満 65.5万円 ~ 264.0万円
4万km〜5万km未満 50.0万円 ~ 290.0万円
5万km〜6万km未満 65.0万円 ~ 220.0万円
6万km〜7万km未満 40.0万円 ~ 195.0万円
7万km〜8万km未満 20.0万円 ~ 198.0万円
8万km〜9万km未満 20.0万円 ~ 163.0万円
9万km〜10万km未満 10.0万円 ~ 147.0万円
10万km以上 10.0万円 ~ 134.0万円

CX-5 グレード別買取相場表

グレード 平均買取価格 走行距離 年式
20S Black Tone Edition 238.5 万円 ~ 238.5 万円 13,985km~13,985km 2022年~2022年
20S 20.0 万円 ~ 230.0 万円 19,681km~203,120km 2012年~2020年
20S PROACTIVE 85.0 万円 ~ 85.0 万円 69,337km~69,337km 2016年~2016年
20S シルクベージュセレクション 193.0 万円 ~ 228.5 万円 30,694km~50,700km 2020年~2021年
20S スマートエディション 175.0 万円 ~ 240.0 万円 6,729km~27,450km 2020年~2023年
20S ブラックトーンエディション 198.0 万円 ~ 272.0 万円 1,637km~36,780km 2021年~2024年
20S プロアクティブ 77.0 万円 ~ 267.6 万円 6,613km~166,532km 2014年~2022年
20S Lパッケージ 50.0 万円 ~ 95.0 万円 23,044km~68,452km 2013年~2013年
25S 50.0 万円 ~ 70.0 万円 49,407km~102,787km 2014年~2016年
25S エクスクルーシブ モード 290.0 万円 ~ 290.0 万円 2,661km~16,082km 2022年~2023年
25S スポーツ アピアランス 150.0 万円 ~ 250.0 万円 6,825km~60,000km 2022年~2023年
25S プロアクティブ 70.0 万円 ~ 80.5 万円 42,470km~97,328km 2015年~2016年
25S Lパッケージ 60.0 万円 ~ 280.0 万円 10,441km~175,000km 2014年~2020年
25T エクスクルーシブ モード 200.0 万円 ~ 270.0 万円 22,739km~23,615km 2019年~2020年
4WD 20S プロアクティブ 260.1 万円 ~ 260.1 万円 16,678km~16,678km 2022年~2022年
4WD 25S 127.0 万円 ~ 127.0 万円 47,871km~47,871km 2018年~2018年
4WD 25S シルクベージュセレクション 170.0 万円 ~ 170.0 万円 19,889km~19,889km 2020年~2020年
4WD 25S スポーツ アピアランス 250.0 万円 ~ 250.0 万円 39,289km~39,289km 2022年~2022年
4WD 25S ブラックトーンエディション 180.0 万円 ~ 180.0 万円 32,742km~32,742km 2021年~2021年
4WD 25S プロアクティブ 80.0 万円 ~ 210.0 万円 15,792km~109,998km 2017年~2019年
4WD 25S Lパッケージ 165.0 万円 ~ 245.0 万円 10,550km~66,594km 2019年~2019年
4WD 25T Lパッケージ 165.0 万円 ~ 165.0 万円 66,307km~66,307km 2018年~2018年
4WD XD 11.0 万円 ~ 210.0 万円 34,040km~191,153km 2012年~2021年
4WD XD Exclusive Mode 264.0 万円 ~ 264.0 万円 37,334km~37,334km 2021年~2021年
4WD XD Excusive Mode 256.6 万円 ~ 256.6 万円 43,485km~43,485km 2021年~2021年
4WD XD エクスクルーシブ モード 100.0 万円 ~ 300.0 万円 3,583km~75,081km 2018年~2023年
4WD XD スポーツ アピアランス 300.0 万円 ~ 310.0 万円 6,542km~9,669km 2022年~2022年
4WD XD フィールド ジャーニー 230.0 万円 ~ 280.0 万円 7,000km~24,515km 2021年~2023年
4WD XD ブラックトーンエディション 180.0 万円 ~ 285.0 万円 20,969km~47,104km 2020年~2021年
4WD XD プロアクティブ 68.0 万円 ~ 265.0 万円 6,950km~192,778km 2017年~2022年
4WD XD レトロスポーツエディション 311.1 万円 ~ 320.0 万円 7,793km~19,802km 2023年~2024年
4WD XD Lパッケージ 55.0 万円 ~ 290.0 万円 16,997km~182,562km 2017年~2022年
XD 10.0 万円 ~ 140.0 万円 9,502km~293,851km 2012年~2017年
XD エクスクルーシブ モード 175.0 万円 ~ 290.0 万円 11,694km~54,918km 2019年~2023年
XD スポーツ アピアランス 230.0 万円 ~ 295.0 万円 1,611km~44,478km 2022年~2023年
XD スマートエディション 115.0 万円 ~ 180.0 万円 2,863km~37,267km 2020年~2023年
XD ブラックアクティブ 205.0 万円 ~ 205.0 万円 50,552km~50,552km 2022年~2022年
XD ブラックトーンエディション 190.0 万円 ~ 303.0 万円 6,200km~46,016km 2020年~2022年
XD プロアクティブ 10.0 万円 ~ 235.0 万円 4,252km~172,004km 2015年~2023年
XD プロアクティブ  100.0 万円 ~ 100.0 万円 70,352km~70,352km 2015年~2015年
XD 2013アニバーサリー 40.0 万円 ~ 40.0 万円 87,065km~87,065km 2014年~2014年
XD Lパッケージ 10.0 万円 ~ 286.2 万円 6,836km~207,632km 2012年~2021年

CX-5 グレード別査定実績ランキング

CX-5の買取査定情報

493

表示順
車種・グレード カラー 年式 走行距離 査定時期 都道府県 査定額
クロ
令和6年式
(2024年式)
13,100km
2024年10月
神奈川県
270.0万円
ベージュ
令和6年式
(2024年式)
19,900km
2025年01月
新潟県
311.2万円
ベージュ
令和5年式
(2023年式)
7,800km
2025年03月
新潟県
320.0万円
グレー
令和5年式
(2023年式)
7,000km
2024年02月
北海道
260.0万円
シロ
令和5年式
(2023年式)
9,500km
2025年02月
岡山県
270.0万円
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カーセブンでのCX-5(マツダ)の
買取査定をした人の口コミ

CX-5の買取相場実績

CX-5の買取・査定ポイント

マツダ CX-5の最新買取相場まとめ

CX-5は、2012年に登場したマツダのクロスオーバーSUVで、「SKYACTIV技術」や「魂動デザイン」を全面採用した初のモデルです。力強さと美しさを兼ね備えたスタイリッシュなデザイン、クリーンディーゼルエンジンによる高い燃費性能・動力性能、そして上質な乗り心地が魅力となっています。初代モデルから一貫して“走る歓び”を追求し、街乗りからロングドライブまで幅広い用途で支持を集めてきました。

2017年に2代目へとフルモデルチェンジされ、デザイン性と走行性能、安全装備などがさらに進化。特に「ソウルレッドクリスタルメタリック」に代表される上質なカラーリングは、ブランドイメージを高める大きな要因となっています。

2024年末には新車種も追加され、長年にわたり改良を重ねてきた成熟度の高いモデルとして、国内外で人気を維持。中古車市場においても安定した需要があり、リセールバリューの高さも特徴のひとつです。

年式ごとの買取価格傾向

CX-5の査定価格は、年式によって大きく変動します。基本的には年式が新しいほど高額査定になりやすいものの、グレードや走行距離、車両状態などの条件によっても大きく差が出ます。

2024年〜2022年式はとくに高い査定額がつきやすい傾向にあります。たとえば、2023年式・走行距離7,800kmの「XD レトロスポーツエディション」では、320万円の査定がついた事例もあり、300万円台の高値も期待できるでしょう。とくに「スポーツアピアランス」や「エクスクルーシブモード」など上位グレードは、装備内容も相まって高評価を得やすくなっています。

  • 2024年式:270万~320万円
  • 2022年式:205万~355万円

2021年〜2018年式でも、走行距離やグレード次第で高値が期待でき、200万円超の査定事例も少なくありません。

  • 2021年式:100万~290万円
  • 2019年式:68万~280万円
  • 2018年式:75万~290万円

一方、初代モデル(2012〜2017年式)は、100万円を下回る査定が多くなる傾向です。ただし、初期のクリーンディーゼル搭載モデルや「XD Lパッケージ」などの上位グレードでは、状態が良ければ150万円前後での買取例も確認されています。

  • 2017年式でも60万~200万円
  • 2012年式になると10万~90万円

総じて、2017年のフルモデルチェンジ以降の2代目モデルは、年数が経ってもリセールバリューが高めで安定しており、売却を検討するなら高年式・低走行のうちが有利です。年式が古くても、定期的なメンテナンスを受けていた車両であれば思わぬ高査定が出ることもあるため、諦めずに一括査定などで相場を把握しておくのがおすすめです。

走行距離による価格変動

マツダ CX-5は走行距離に応じて査定額が明確に変動する車種です。特に高年式・低走行の個体は需要が高く、査定額も上振れしやすい傾向があります。

たとえば、走行距離が1万km未満の車両では、買取価格が98万〜355万円と非常に幅広く、上位グレードや特別仕様車では300万円超の高額査定も期待できます。

1万km〜2万km未満になると、115万〜311.1万円とやや相場は下がるものの、依然として高水準を維持しており、年式との組み合わせによっては非常に有利な売却が可能です。

3万km〜5万km未満では、状態がよければ200万円以上の査定も出るなど、まだまだ高額買取ゾーンといえる距離です。とくに定期メンテナンスや外装のキズ・ヘコミの少なさなどがプラス要因になります。

  • 3万〜4万km:65万〜264万円
  • 4万〜5万km:35万〜290万円
  • 5万km〜7万km未満になると相場はやや落ち着き、200万円を切るケースが増えてくるものの、クリーンディーゼル(SKYACTIV-D)搭載車や人気グレードでは高値を維持していることも少なくありません。

    • 5万〜6万km:65万〜220万円
    • 6万〜7万km:40万〜195万円

    7万kmを超えると、買取価格は全体的に下がりやすくなります。

    • 7万〜8万km:20万〜198万円
    • 8万〜10万km未満:20万〜173万円
    • 10万km以上:10万〜134万円

    それでも、整備履歴がしっかり残っている車両や、内外装の状態が良好な個体であれば100万円以上の査定も可能です。とくに、クリーンディーゼルエンジン(SKYACTIV-D)は長距離走行を前提とした設計がされているため、10万km超でも一定の評価を得られるケースが多く見られます。

    ボディカラー別の価格傾向

    査定価格に影響を与える要素として、ボディカラーも重要です。CX-5では、全8種類を展開しています。

    • ロジウムホワイトプレミアムメタリック(特別塗装色)
    • ジルコンサンドメタリック
    • ソウルレッドクリスタルメタリック(特別塗装色)
    • マシーングレープレミアムメタリック(特別塗装色)
    • プラチナクォーツメタリック(特別塗装色)
    • ポリメタルグレーメタリック
    • ディープクリスタルブルーマイカ
    • ジェットブラックマイカ

    なかでも、「ソウルレッドクリスタルメタリック」や「マシーングレープレミアムメタリック」などの特別塗装色が人気で、査定でもプラス評価になることが多いです。これらはオプション価格も高いため、中古市場でも高級感のあるカラーとして需要があります。

    一方で、ホワイト系やブラック系といった定番色も安定した人気があり、無難な色選びがリセール面で有利になる傾向があります。

    下取りと買取の価格差について

    ディーラーでの下取りは、新車購入時の手続きがスムーズな一方で、相場よりも低く査定されることが少なくありません。一方、買取専門店では複数業者の競合により高額査定が出やすく、CX-5のような人気SUVであれば大きな差が出ることもあります。

    とくにグレードや装備内容、ボディカラーが市場ニーズに合致していれば、買取の方が10万円以上高い査定がつくケースも珍しくありません。少しでも高く売却したい場合は、一括査定サービスなどを活用して相見積もりを取ることが重要です。

    マツダ CX-5を高く売るためのポイント

    グレードによる価格差

    CX-5はグレードによって査定額に大きな差が出るモデルであり、売却時にはグレードの正確な把握が重要です。特に高額査定が期待できるのは、「エクスクルーシブモード」や「スポーツ アピアランス」「ブラックトーンエディション」といった上級・特別仕様グレードです。

    たとえば、2022年〜2023年式の次のグレードでは、300万円超の高額買取実績が複数確認されています。

    「4WD XD レトロスポーツエディション」では311万~320万円

    「4WD XD スポーツ アピアランス」は300万~310万円

    「XD ブラックトーンエディション」は190万~303万円

    また、ガソリンモデルの「25S エクスクルーシブモード」は290万円の査定例があり、上位グレードであればガソリン車でも充分に高値が期待できます。一方、「20S」や「25S」の無印グレードは70万円前後〜230万円程度と相場が控えめ。とくに装備やパッケージが限定的なグレードは、価格帯が100万円未満になることもあります。

    さらに4WDモデルは、地域や使用目的によって評価が高まる傾向があり、「4WD XD エクスクルーシブモード」や「4WD 25S Lパッケージ」では245万〜300万円といった査定も確認されています。

    査定時には、「スマートエディション」「プロアクティブ」などの細かなサブグレード名や、メーカーオプションの有無(BOSEサウンド、ナビ、360°ビューモニターなど)も価格に直結する要素です。正確なグレード名に加えて、特別装備や購入時の仕様変更点を伝えることで、より適正かつ高額な査定を引き出しやすくなります。

    年式と売却タイミング

    年式は査定価格を決定する大きな要素です。CX-5の場合、2022年〜2023年式の車両は200万円以上の査定が多く見られ、特に低走行であれば300万円を超えることもあります。一方、2012年〜2015年式の初期モデルになると、10万円台〜100万円台前半の査定相場となり、経年による価値の減少は避けられません。モデルチェンジ前後のタイミングでは相場が変動しやすく、新型が出る前に売却することで高値を狙えるケースもあります。また、春や秋などの車の需要が高まる時期に売却することも有利に働きます。モデル年やマイナーチェンジの内容を意識し、計画的に売却タイミングを見極めることが査定アップの鍵です。

    走行距離と査定額の関係

    走行距離も査定に大きく影響します。CX-5の買取相場を見ると、1万km未満の車両では355万円などの高額査定例がありますが、10万kmを超えると買取価格は一気に下がり、10万円台まで落ち込むケースも珍しくありません。2万〜4万kmの車両であれば、装備や年式によって200万〜300万円の査定も可能で、比較的高値がつきやすいゾーンといえます。なお、メンテナンス履歴や車検の残り期間も走行距離とあわせて評価されるため、整備記録簿や点検記録が残っていれば査定時に積極的に提示しましょう。走行距離が多くても、状態がよければプラス評価につながります。

    人気ボディカラー

    上述したように、「ソウルレッドクリスタルメタリック」や「マシーングレープレミアムメタリック」などの特別塗装色が人気の傾向があります。そのほかにも「ジェットブラックマイカ」など、マツダ独自のツヤやかなカラーなども指示独自のツヤやかなカラーなども支持する人がいるでしょう。

    特にレッドはブランドイメージとも合致しており、中古市場でも高い再販価値があります。また、ホワイト系やブラック系といった定番色も安定した人気があり、査定でも有利になる傾向があります。一方で、ブルーやシルバーなどのカラーは人気がやや分かれやすく、カラーによる評価差が出ることも。純正カラーであるかどうか、修復歴の有無(再塗装歴など)もカラー評価に影響するため、正確な情報を伝えることが重要です。

    内外装の状態チェック

    外装に目立つキズやヘコミがあると査定額は下がりやすくなります。また、内装の汚れ、シートの破れ、タバコ臭やペットのニオイなども減額要因となるため、売却前にできるだけ清掃や消臭をしておくことをおすすめします。特にCX-5はファミリー層やアウトドアユーザーに人気がある車種のため、車内の使われ方が査定に大きく影響します。マットやラゲッジスペースの汚れなど、見落としがちな部分も査定員に見られるため、全体的に清潔感を保つことが高評価につながります。純正アクセサリー(フロアマット、ナビ、ドライブレコーダーなど)が揃っているかもプラス材料になるので、事前にチェックしておきましょう。

    マツダ CX-5の世代別モデル特徴と買取相場

    初代CX-5(2012年〜2017年)

    初代CX-5は、マツダが「SKYACTIV技術」と新デザインテーマ「魂動(こどう)-Soul of Motion」を初めて全面採用したクロスオーバーSUVとして、2012年に登場しました。環境性能と走行性能のバランスを重視したクリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D」を搭載し、力強い加速と優れた燃費性能で多くのドライバーから高い評価を受けました。

    発売当初のグレードは「20C」「20S」「XD」などで、ベースモデルでも充分な装備を備えていた点が特徴です。とくに人気だったのは「XD Lパッケージ」で、上質な内装や安全装備が充実しており、中古市場でも評価が高めです。

    中古車買取市場では、10年以上経過していることもあり、査定額は下落傾向にあるものの、状態がよく・走行距離が少ない個体であれば100万円前後の査定額がつくこともあります。特にクリーンディーゼルモデルは一定の需要があり、地方や長距離走行が多いユーザーを中心に再販性が維持されています。

    2代目CX-5(2017年〜)

    2017年に登場した2代目CX-5は、初代のよさを継承しつつ、デザイン・走行性能・快適性・静粛性を全方位で進化させたモデルです。より彫りの深いフロントグリルやソウルレッドクリスタルメタリックといった新色の追加により、スタイリッシュな印象を強めました。

    2代目の発売時グレードは、「20S」「20S PROACTIVE」「25S」「25S PROACTIVE」「25S L Package」「XD」「XD PROACTIVE」「XD L Package」と多岐にわたります。なかでも人気が高いのは「XD L Package」や「XD PROACTIVE」で、安全装備や快適装備の充実度が査定にも反映されています。

    2代目CX-5のグレード一覧

    20S i Selection(2WD / 4WD・6EC-AT)

    20S Black Selection(2WD / 4WD・6EC-AT)

    20S Field Journey(4WD・6EC-AT)

    20S Retro Sports Edition(特別仕様車・2WD / 4WD・6EC-AT)

    25S Sports Appearance(2WD / 4WD・6EC-AT)

    助手席リフトアップシート車(福祉車両・MAZDA CX-5)

    買取相場としては、年式が新しいぶん、200万円台〜300万円超の高値がつくグレードも多数あります。走行距離が少ない上位グレード(とくにディーゼル)は、300万円前後の査定も期待でき、リセールバリューの高さが魅力です。

    モデルチェンジとマイナーチェンジの影響

    初代CX-5(2012年~2017年)は、マツダが新たな技術・デザインコンセプトを一気に投入した革新的なSUVとして誕生しました。フルモデルチェンジは2017年に行われましたが、それまでに数度のマイナーチェンジや商品改良が実施されており、中古車市場では年式・仕様の違いが査定価格に影響を及ぼしています。

    たとえば、2014年の一部改良では、先進安全装備「Smart City Brake Support(SCBS)」や車線逸脱警報システムなどが標準装備され、評価が高まりました。さらに、内装素材や静粛性の改善、ナビ・オーディオ機能の進化も重ねられ、後期モデルになるほど装備面での充実度がアップしていきます。このような装備の差異は中古車買取時にも査定額に反映され、同じグレード・走行距離でも前期型より後期型のほうが高値がつきやすい傾向があります。

    とくに、「XD Lパッケージ」や「XD PROACTIVE」などの上位グレードは本革シート、電動シート、先進安全機能などが標準装備されているため、マイナーチェンジ後の個体は再販価値が高く、状態がよければ査定で10万円以上の差がつくケースも珍しくありません。

    また、限定カラーやオプション装備の有無も査定に影響します。ソウルレッドプレミアムメタリックなど、人気色を採用しているモデルは市場でも需要が高く、色によってプラス査定される可能性があります。

    2代目以降も定期的な商品改良(年次改良)が実施されており、モデル年式によって装備や内装の質感、安全装備の違いが出やすいため、売却時には年式と装備内容をしっかり伝えることが高査定のポイントとなります。

    2018年11月の改良では、内外装の質感向上や「360°ビューモニター」の搭載により、上位グレードの評価が一段と高まりました。とくに特別仕様車「エクスクルーシブモード」は、現在でも300万円前後の高額査定がつくなど、リセールバリューの高さが際立つ存在です。

    2020年12月には、スポーティなデザインが特徴の「Black Tone Edition(ブラックトーンエディション)」が追加されました。黒を基調とした内外装や充実した装備が好評で、同年式の他グレードより数十万円高く査定される事例も多く見られます。

    さらに2021年12月には大幅改良が実施され、エクステリアのデザイン刷新や、静粛性・乗り心地の向上、安全装備の標準化が図られました。これにより、2022年式以降のモデルでは300万円を超える高額査定も珍しくなく、2020年以前の同グレードと比較しても、価値の差が明確になっています。

    2023年9月と2024年11月にも商品改良が加えられ、先進装備や快適性がさらに進化。中古車市場での流通量はまだ少ないものの、今後も高い査定額が期待される世代です。これらのマイナーチェンジによって、年式や仕様の違いが査定額に大きく反映される傾向にあるため、売却時には改良内容を把握しておくことが重要です。

    マツダ CX-5を高値で売るために知っておきたいこと

    複数業者への査定依頼の重要性

    CX-5のように人気が高く流通量も多い車種は、買取業者によって提示される査定額に差が出やすい傾向があります。特に、ディーラー下取りと比較すると、買取専門店や中古車販売店の方が高く評価されるケースが多く、1社のみの査定では数十万円損をしてしまう可能性もあります。

    そのため、複数業者への査定依頼は必須です。一括査定サービスを活用すれば、複数社から効率的に見積もりを取れるうえ、業者間の競争によって査定額が上がることも珍しくありません。また、オンラインでおおよその相場を把握しておくことで、交渉も有利に進められます。

    売却時期(需要期・季節)を考慮する

    車の売却には「タイミング」が非常に重要です。一般的に、1〜3月と9月前後の決算期は中古車需要が高まりやすく、買取価格も上昇傾向にあります。また、CX-5のようなSUVは秋から冬にかけて需要が増すため、夏の終わり頃から査定依頼を始めると高値が期待できるでしょう。

    一方で、モデルチェンジ直後は旧型モデルの価値が下がりやすいため、新型発表のタイミングを事前にチェックし、可能であれば発表前に売却を済ませるのが賢明です。

    アピールポイントを整理するコツ

    査定時に好印象を与えるには、CX-5ならではの魅力を的確にアピールすることが重要です。たとえば「クリーンディーゼルの燃費性能」「BOSEサウンドシステム付き」「360°ビューモニター搭載」「スポーツアピアランス仕様」「純正ナビ&全方位カメラ付き」など、グレードやオプション装備の魅力を具体的に伝えることで、プラス査定につながる可能性が高まります。

    また、点検記録簿や整備履歴、取扱説明書、スペアキーなどの付属品も揃っていることが重要な評価ポイントになります。小さなポイントもまとめて「きちんと手入れしてきた車」である印象を与えましょう。

    修復歴・事故歴車の売却注意点

    万が一、事故歴や修復歴がある場合は、隠さずに正直に申告することが大切です。買取業者は査定時にフレームや骨格部への修復を必ず確認するため、虚偽の申告は信頼を損ねるだけでなく、減額や取引キャンセルの原因になります。

    ただし、軽微な修復や外板の交換であれば、大きく価格に影響しないこともあります。信頼できる業者に相談し、どの程度の修復歴が影響するのか具体的に確認しておきましょう。事故歴のある車両でも、走行距離や装備によっては相応の査定額が期待できる場合があります。

    ※本記事は2025年5月時点の情報をもとに作成しています。中古車の相場は市場動向により変動するため、最新の価格と異なる場合があります。