更新日2024.01.10

【家族の人数別に考えた】ファミリーカーの人気おすすめ車種15選!

【家族の人数別に考えた】ファミリーカーの人気おすすめ車種15選!

家族みんなで楽しくドライブができ、荷物もたっぷり積めるファミリーカー。昭和の時代はファミリーカーといえばコンパクトなセダンタイプの車が定番でしたが、現在はバリエーションが豊富で、乗車人数や車の使い方に応じて自由に選ぶことができます

ここでは、家族構成も考慮に入れながらおすすめのファミリーカーを紹介していこうと思います。

この記事でわかること

  • ・ファミリーカーとはどんな車か?
  • ・ファミリーカーの人気ボディタイプ
  • ・おすすめファミリーカー

監修・執筆

エディター ライター

求人誌編集部、カーセンサー編集部を経て1999年にエディター/ライターとして独立し、自動車、音楽、アウトドアなどをテーマに執筆。得意としているのは人物インタビュー。著名人から一般の方まで、心の中に深く潜り込んでその人自身も気づいていなかった本音を引き出すことを心がけている。また、企業の広報・販促活動のサポートも担当。愛車はフィアット500だが最近2台持ちを考えていて、国産輸入車問わず中古車をいろいろ物色中。
http://bridge-man.net/

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目次

ファミリーカーとはどんな車?

ファミリーカーとは文字通り「家族で使う車」のこと。ファミリーカーには大きさや排気量などに明確な定義があるわけではないため、時代とともに求められるものが変化してきました。

昭和のファミリーカーの代表だった、日産 サニー(2代目/1970〜1973年)
▲昭和のファミリーカーの代表だった、日産 サニー(2代目/1970〜1973年)

昭和の時代はファミリーカーといえば、ボンネットバンといわれる軽商用車やコンパクトなセダン、ハッチバックが主流。これは車がお金持ちのためのもの(=贅沢品)から庶民にも普及していくなかで、取得コストと税金をはじめとする維持費が安いものが求められていたから。また、狭い空間に家族全員が乗ることで密なコミュニケーションが生まれることも利点だったようです。

高橋さん

当時子どもだった人からは「父親が運転する姿を後ろの席から見ていてカッコいいと思った」という声も聞いたりします。

▲人々のレジャー志向の高まりの中で大ヒットしたスバルレガシィツーリングワゴン(初代/1989〜1993年)
▲人々のレジャー志向の高まりの中で大ヒットしたスバルレ ガシィツーリングワゴン(初代/1989〜1993年)
▲「こどもといっしょにどこいこう。」のキャッチコピーでミニバンブームを巻き起こしたステップワゴン(初代/1996〜2001年)
▲「こどもといっしょにどこいこう。」のキャッチコピーでミニバンブームを巻き起こしたステップワゴン(初代/1996〜2001年)

その後、車が贅沢品から生活必需品になると、単に移動できるだけでなく快適性や利便性が求められるようになります。そして平成になりミニバンが大ブームに。この流れを生み出したのが1996年に登場した初代ホンダ ステップワゴンでした。

高橋さん

圧倒的な居住空間と乗り降りが楽にできるスライドドアにより瞬く間にコンパクトセダンや軽自動車からファミリーカーの座を奪い、他メーカーもこの流れに追随しました。

売れている車のほとんどが実はファミリーカー的要素があるモデル

2023年現在、ファミリーカーと呼ばれる車は多岐にわたります。これは人々の多様性に応える形でさまざまな車が登場した結果といファえるでしょう。

トヨタチームメイトアドバンスドパークを始め、先進安全装備がふんだんに採用されたトヨタ ヤリス(初代/2019年〜)
▲トヨタチームメイトアドバンスドパークを始め、先進安全装備がふんだんに採用されたトヨタ ヤリス(初代/2019年〜)

一般社団法人日本自動車販売協会連合会が発表する『乗用車ブランド通称別順位』の2022年4〜2023年3月のベスト20、一般社団法人全国軽自動車協会連合会が発表する『軽四輪車通 称名別新車販売確報』の2022年4〜2023年3月のベスト10は以下のとおりです。

■乗用車ブランド通称別順位 2022年4〜2023年3月

1位

トヨタ ヤリス

ハッチバック
SUV
2位 トヨタ ルーミー ハッチバック
3位 トヨタ カローラ セダン
ステーションワゴン
ハッチバック SUV
4位 日産 ノート ハッチバック
5位 トヨタ アクア ハッチバック
6位 トヨタ ライズ SUV
7位 トヨタ アルファード ミニバン
8位 ホンダ フリード ミニバン
9位 ホンダ ヴェゼル SUV
10位 トヨタ ハリアー SUV
11位 トヨタ ヴォクシー ミニバン
12位 日産 セレナ ミニバン
13位 ホンダ フィット ハッチバック
14位 トヨタ シエンタ ミニバン
15位 トヨタ プリウス セダン(ハッチバック)
16位 トヨタ RAV4 SUV
17位 トヨタ ノア ミニバン
18位 スズキ ソリオ ハッチバック
19位 トヨタ パッソ ハッチバック
20位 ホンダ ステップワゴン ミニバン
デビュー以来、軽自動車販売台数ナンバー1を記録し続けているホンダ N-BOX(2代目/2017年〜)
▲デビュー以来、軽自動車販売台数ナンバー1を記録し続けているホンダ N-BOX(2代目/2017年〜)

■軽四輪車通称名別新車販売確報 2022年4〜2023年3月

1位 ホンダ N-BOX 軽スーパーハイトワゴン
2位 ダイハツ タント 軽スーパーハイトワゴン
3位 スズキ スペーシア 軽スーパーハイトワゴン
4位 ダイハツ ムーヴ 軽ハイトワゴン
5位 スズキ ワゴンR 軽ハイトワゴン
6位 日産 ルークス 軽スーパーハイトワゴン
7位 スズキ ハスラー 軽SUV
8位 スズキ アルト 軽セダン
9位 ダイハツ ミラ 軽セダン
10位 ダイハツ タフト 軽SUV

このラインナップを見るとわかるように、現在売れている車は空間が広い乗り降りが便利荷物がたくさん積めるなどファミリーカー的な要素が盛り込まれているものが中心になります。

ファミリーカーと言われるのは主に4つのボディタイプ

現在、ファミリーカーと呼ばれるものは主に以下の4つのボディタイプになります。ただ、ここでピックアップしていないステーションワゴンやセダンもファミリーカーとして使うことができます。

SUV

▲大家族でもSUVを楽しめるように3列シートを備えたマツダ CX-8(初代/2017年〜)
▲大家族でもSUVを楽しめるように3列シートを備えたマツダ CX-8(初代/2017年〜)

世界的に注目度が高いボディタイプがSUV。最低地上高を高めて大径タイヤを履いた迫力あるスタイル、優れた居住性や積載性などファミリーカーとしての機能が盛り込まれた利便性は、アクティブなライフスタイルを楽しみたい人を中心に支持されています。

高橋さん

多くのSUVは2列シートの5人乗りですが、3列シートの7人乗りを設定するモデルもあります。

SUVがおすすめの人

・家族で週末をアクティブに楽しみたい
・車のデザインにもこだわりたい
・4WD性能にこだわりたい

ミニバン

▲多彩なシートアレンジでさまざまな家族構成に対応する日産 セレナ(6代目/2022年〜)
▲多彩なシートアレンジでさまざまな家族構成に対応する日産 セレナ(6代目/2022年〜)

広い室内空間を活かして3列シートを設置したミニバンは、5名以上で乗る機会がある人に適した選択になります。ほとんどのモデルがスライドドアを採用しているので、小さな子どもがいるファミリーにもぴったりです。子どもがいるとベビーカーや子ども用の自転車におもちゃ、着替えなどとにかく持ち物が多くなるもの。たくさんの荷物をストレスなく積めるのもミニバンの魅力です。

ミニバンがおすすめの人

・家族の人数が多い
・子どもや高齢者を乗せる
・かさばる荷物を積む機会が多い

ハッチバック

57年もの歴史の中で、家族から求められるさまざまなボディタイプが生まれたトヨタ カローラ。現在販売されているハッチバックはカローラスポーツ(初代/2018年〜)
▲57年もの歴史の中で、家族から求められるさまざまなボディタイプが生まれたトヨタ カローラ。現在販売されているハッチバックはカローラスポーツ(初代/2018年〜)

コンパクトなボディに小排気量のエンジンを搭載したハッチバック。ボディは小さいですがパッケージの工夫により広い室内空間が与えられたものが増えています。最近では2列シートですが全高を高くしたうえでスライドドアを搭載し、ミニバンのように使えるモデルも人気があります。

高橋さん

排気量が小さく車両重量も軽いため、維持費が安いのもハッチバックの魅力です。

ハッチバックがおすすめの人

・少人数の家族
・維持費を抑えたい
・街乗りに適したモデルを探している

軽自動車

ハイトワゴンにスライドドアを採用してファミリーカーとしての利便性を高めたダイハツ ムーヴキャンバス(2代目/2022年〜)
▲ハイトワゴンにスライドドアを採用してファミリーカーとしての利便性を高めたダイハツ ムーヴキャンバス(2代目/2022年〜)

日本独自の規格である軽自動車には、ボディサイズや排気量、乗車人数に制限があります。でもメーカーの工夫により広い空間が与えられたモデルがたくさん発売されています。1990年代からは軽ハイトワゴン、2000年代後半からは軽スーパーハイトワゴンが軽自動車選びの主流になっています。また、大径タイヤを履いた軽SUVや、徹底的に燃費性能を高めた軽セダンも人気があります

軽自動車がおすすめの人

・少人数の家族
・維持費や車両価格を抑えたい
・2台目の車を探している

ファミリーカー選びで注目するべきポイントや機能

続いては、ファミリーカーを選ぶ時にはどんな点に注目するべきかを解説します。

主な使用用途を考えてライフスタイルに合った車種を選ぶ

街乗りが中心なら小さな車が便利。逆にたくさんの荷物を積んで家族でレジャーを楽しみたい人はミドルサイズ以上のモデルがベスト!
▲街乗りが中心なら小さな車が便利。逆にたくさんの荷物を積んで家族でレジャーを楽しみたい人はミドルサイズ以上のモデルがベスト!

車を選ぶ際にあれもこれも叶えようとすると、どんどん大きなものになってしまいます。

高橋さん

たとえば「普段は4人家族で乗るけれど年に一度遊びに来る両親を乗せることを考えたら5人以上で乗れる車がいい」「もしかしたらキャンプを始めるかもしれないから大型のSUVにしておこう」などですね。

もちろんそれが車選びの絶対条件なら最優先事項にするべきですが、メインの用途は子どもの送迎や買い物だとしたら、車の大きさが仇となって「運転しづらい」と感じてしまうかもしれません。

まずはその車をどう使うことが多いかを考えた上でそこに合わせた車選びをしていくのが、結果的に満足度は高くなるものです。

家族構成や乗車人数を考慮に入れる

家族の人数が定員ギリギリだと荷物を置いたりするのに困る場面も出てくる。定員は1人くらい余裕があったほうがいい
▲家族の人数が定員ギリギリだと荷物を置いたりするのに困る場面も出てくる。定員は1人くらい余裕があったほうがいい

車はそれぞれのモデルで必ず最大の乗車人数が決められています。たとえば4人家族なら4人乗りの軽自動車でも普通に使うことができますが、2人の子どもがどちらもチャイルドシートが必要だと少し窮屈に感じるかもしれません。また同じ5人乗りの車でもハッチバックと大型のSUVでは後部座席のスペースに差があります。

高橋さん

反対に5人家族でも大きな車が別にあって、小さな子どもの送り迎えに使う車が欲しいというなら小さな軽自動車でも充分でしょう。

車を選ぶ際は家族構成や乗車人数を考えるのも大事なことです。

どんな荷物を積むかをシミュレーションする

チャイルドシート
▲積みたい荷物を明確にして、購入時はそれがきちんと積めるかを試したい

まだ子どもが小さいうちはベビーカーが必要だったり、出かける際に着替えなどを持っていったりしなければならないなど、荷物が増えることが多いもの。なかでもベビーカーは畳んでもそれなりの大きさがあるので、ある程度の室内高がないと積むのに苦労します。

また、子どもが大きくなって塾などに通うようになると、行きは自分の自転車で出かけて帰りの時間に塾まで迎えに行くということもあります。この場合は車内に自転車を積めることが絶対条件になります。

人が乗れるのはもちろん、荷物もきちんと積めないと、ファミリーカーとしては使いづらいものになります。購入前にはどんな荷物を積むか、数年先までシミュレーションしておきましょう。

安全性能や運転支援機能を重視する

安全装備は同じモデルでも年代によって性能が異なるので、購入時に内容をしっかり確認しよう
▲安全装備は同じモデルでも年代によって性能が異なるので、購入時に内容をしっかり確認しよう

現在販売されている新車には先進安全装備が標準装備されているので心配ありません(一部非搭載のグレードを設定しているものもあります)。

気をつけなければいけないのは中古車を買うとき年式によっては先進安全装備が備わっていなかったり、搭載されていたとしても旧式のタイプだったりする可能性があります。

高橋さん

安全性能・運転支援機能にこだわるなら、中古車でもなるべく新しいものを選んだほうがいいでしょう。

そして購入時には販売店に搭載される機能の内容をしっかり確認してください。確認時は単に「衝突被害軽減ブレーキがついているか」だけではなく「どの速度域で作動するか」という性能の部分まで聞くようにしましょう。

燃費性能や維持費を考慮する

車を保有すると税金や保険などにお金がかかる。維持費がどのくらい必要になるかはあらかじめ計算しておきたい
▲車を保有すると税金や保険などにお金がかかる。維持費がどのくらい必要になるかはあらかじめ計算しておきたい

子どもがいると成長とともになにかとお金が必要になるもの。そのため車にかかる維持費はなるべく抑えたいところです。

維持費は一般的に排気量が小さくて車両重量が軽いほど安くなります。ただ維持費にこだわりすぎて本当は大きな車が欲しいのに小さいものを選んでしまうと、購入後の満足度が下がってしまいます。

購入前にどのくらいの維持費がかかるかをシミュレーションして、それを負担できるかを考えながら選ぶと、購入後に慌てることはなくなるはずです。

ひとつ注意したいのは燃費性能。燃料代を少しでも抑えたいならハイブリッドカーが選択肢に入ってきますが、一方でハイブリッドカーは、新車はもちろん中古車でも普通のガソリン車より価格が高くなります。

たとえばトヨタ シエンタのGグレードで比較
ハイブリッドG 2WD 7人乗り(WLTCモード燃費28.4km/L):269万円
ガソリン車のG 2WD 7人乗り(WLTCモード燃費18.3km/L):234万円

レギュラーガソリンが1L=160円で、年間1万km走るファミリーカーだと、35万円の価格差分を燃料代で元を取ろうとしたら10年以上かかります。年間走行距離が少ないファミリーカーならこれ以上の時間が必要になるため、燃費性能はハイブリッドより劣っていてもガソリン車のほうが得になります。

高橋さん

でも、ハイブリッドにはハイブリッドでしか味わえない走りの質感があります。ハイブリッドとガソリン車、どちらを選ぶかは燃費だけでなく実際に試乗してみて総合的に判断しましょう。

【3人家族におすすめ!】コンパクトで実用的なファミリーカー

3人家族なら小さな車でも車内には余裕がありますが、小さくても大きな荷物を積める車だと安心できます!

メーカー名 車名 新車価格帯 中古車相場価格


日産 ルークス
163.79万〜231.66万円 80万〜
240万円


ダイハツ タント/タントカスタム/タントファンクロス
タント:135.3万〜177.1万円
タントカスタム:174.9万〜199.1万円
タントファンクロス:168.85万〜193.05万円
70万〜
240万円


スズキ ハスラー
136.51〜181.72万円 90万〜
260万円


スズキ ソリオ/ソリオバンディット
ソリオ:209.44万〜229.35万円ソリオバンディット:212.52万〜231.77万円 90万〜
280万円


トヨタ アクア
199.7万〜259.8万円 130万〜
280万円

【軽自動車】日産 ルークス(2代目/2020年〜)

■ルークスの情報

ボディサイズ 全長3,395mm
全幅1,475mm
全高1,780mm
室内寸法 室内長2,200mm
室内幅1,335mm
室内高1,400mm
排気量 0.6L NA 0.6Lターボ
ファミリーに便利な機能 ハンズフリースライドドアプラズマクラスター技術搭載リヤシーリングファンロールサンシェード<リヤ>パーソナルテーブル<後席>

2013年にデビューした初代ルークスはスズキの軽スーパーハイトワゴンであるパレットのOEMモデルでした。その後、日産は三菱と軽スーパーハイトワゴンを共同開発。2014年にデイズルークスがデビューします。そして2020年のフルモデルチェンジで車名がルークスに戻りました。

最新モデルは2023年6月にマイナーチェンジしたばかり。ミニバンのセレナと共通のイメージを持つデザインになり、ハイウェイスターにはリヤシーリングファンパーソナルテーブルロールサンシェード撥水(はっすい)加工シートなどファミリーに嬉しい装備がセットになった『快適パック』が標準装備されます(XとXターボはオプション)。

▲前後席の温度差を解消するプラズマクラスター技術搭載リヤシーリングファン

後席は足元の広さが770mmもあるので、車に乗ったまま子どもの世話を楽にできます。室内高は1,400mmあるので、室内で立ったまま着替えることができます。後席を前にスライドさせれば荷室長675mmの大空間が出現するのでベビーカーや大きなバッグを積むのも楽。小さな子どもがいる3人ファミリーに嬉しい機能が充実しています。

日産は早いタイミングから軽自動車やハッチバックにも先進安全装備を搭載していました。現行型ルークスはもちろん、デイズルークスにも初期からエマージェンシーブレーキや踏み間違い衝突防止アシストなどが標準装備されていたので、先進安全装備にこだわって中古車を探したい人にもおすすめです。

【軽自動車】ダイハツ タント/タントカスタム/タントファンクロス(4代目/2019年〜)

▲タント

▲タントカスタム

▲タントファンクロス

■タントの情報

ボディサイズ 全長3,395mm
全幅1,475mm
全高(タント、タントカスタム)1,755〜1,775mm
全高(タントファンクロス)1,785〜1,805mm
室内寸法 室内長2,125mm
室内幅1,350mm
室内高1,370mm
排気量 0.6L NA 0.6Lターボ
ファミリーに便利な機能 ミラクルオープンドア運転席ロングスライドシート上下2段調節式デッキボードスライドドアウェルカムオープン機能

標準モデルのほか、高級感を高めたカスタムとアウトドアテイストのファンクロスが用意されるタントは、好みに応じてデザインを選べるのが特徴

そしてタント最大の売りとなるのが、助手席側のピラー(柱)をドアに埋め込んで大開口部を実現したミラクルオープンドアです。両方のドアをガバっと開けることで、チャイルドシートに子どもを楽に乗せられ、大きな荷物を無理なく積めるなど、タントでしか味わえない便利機能です。

運転席には540mmのロングスライド機構を搭載。一番後ろまで下げておくと、スライドドアから乗り込むこともできるようになるので、狭い場所でも安心。また、後席のチャイルドシートに座っている子どもの世話も楽にできます。

【軽自動車】スズキ ハスラー(2代目/2019年〜)

■ハスラーの情報

ボディサイズ 全長3,395mm
全幅1,475mm
全高1,680mm
室内寸法 室内長2,215mm
室内幅1,330mm
室内高1,270mm
排気量 0.6L マイルドハイブリッド 0.6Lマイルドハイブリッドターボ
ファミリーに便利な機能 汚れに強い荷室フロア助手席シートアンダーボックス荷室側からも操作できる後席パーソナルテーブル

ポップなデザインに仕立てられたSUVテイストの初代ハスラーがデビューしたのは2014年。これが爆発的なヒットモデルとなったため、2019年に登場した2代目は初代のキープコンセプトとなるデザインで登場しました。

でも、中身は大きく進化。全グレードにマイルドハイブリッドを組み合わせたことで燃費性能と力強い加速感がアップ。さらにターボ搭載グレードも用意されます。プラットフォームも新生代のHEARTECT(ハーテクト)になったことで、安定感のある走りを実現。運転に不慣れな人でも意図したとおりに車を操作しやすくなりました。

後席は荷室側からもスライドさせられるので、たとえば子どもの荷物が積みきれなかったときに、いちいち後席ドアに回らないですぐに荷室容量を広げられます。荷室フロアは汚れをさっと拭き取れる素材になっているので、子どもと泥遊びをしたときも安心して荷物を積み込めます!

【ハッチバック】スズキ ソリオ/ソリオバンディット(4代目/2020年〜)

▲ソリオ

▲ソリオバンディット

■ソリオの情報

ボディサイズ 全長3,790mm
全幅1,645mm
全高1,745mm
室内寸法 室内長2,500mm
室内幅1,420mm
室内高1,365mm
排気量 1.2L 1.2Lマイルドハイブリッド 1.2Lハイブリッド
ファミリーに便利な機能 スリムサーキュレーターワンアクションパワースライドドアフロントシートセンターウォークスルーサブトランク

▲後席に座る子どもの世話が楽にできるセンターウォークスルー

軽ハイトワゴンであるワゴンRの普通車版として登場したワゴンRワイドを祖に持つソリオ。途中でスライドドアが採用され、ファミリーカーとしての利便性が高められました。軽スーパーハイトワゴンより一回り大きいため、室内空間も広々。なかでも室内長と室内幅の大きさは居住スペースと荷室の広さにもつながるため、お出かけ時にたくさんの荷物を持っていく必要がある小さな子どもがいるファミリーも安心です。

▲ボタンを押すだけで開閉可能なワンアクションパワースライドドア

車はエアコンを付けた際に前後席で温度差が生まれますが、それを解消するサーキュレーターがついているので、後席に座る子どもも快適。スライドドアはボタンを押すだけで開閉できるので、大きな荷物を持っていたり子どもを抱っこしている時も楽に開けることができます。

パワーユニットはガソリンエンジン、マイルドハイブリッド、ハイブリッドの3タイプを用意。おすすめは燃費がよく装備も充実しているマイルドハイブリッド搭載車です。

【ハッチバック】トヨタ アクア(2代目/2021年〜)

■アクアの情報

ボディサイズ 全長(標準車)4,050mm
全高(GRスポーツ)4,095mm
全幅1,695mm
全高(標準車)1,485〜1,505mm
全高(GRスポーツ)1,485mm
室内寸法 室内長1,830mm
室内幅1,425mm
室内高1,190mm
排気量 1.5Lハイブリッド
ファミリーに便利な機能 アクセサリーコンセント(AC100V・1500W)マイカーサーチ買い物アシストシート荷室のフラットフロア

トヨタのハイブリッド専用ハッチバックモデルであるアクア。2021年に登場した2代目は初代のイメージを継承しながら、より洗練されたデザインが与えられました。

ボディ形状は一般的なハッチバックですが荷室は充分な広さがあるので、ベビーカーを使う3人家族なら狭くて困ることはないはず。荷室の床面がフラットなので、荷物を積みやすいのも便利な部分です。

アクアには最大1500Wの電化製品を使えるアクセサリーコンセントが備わります。ガジェットの充電はもちろん、赤ちゃんと出かけた時に哺乳瓶を煮沸消毒したりすることもできます。

【4人家族におすすめ!】手頃なサイズの万能ファミリーカー

4人家族ならコンパクトでもスペースに余裕のある車が便利。ミニバンやSUVといったユーティリティに優れた車がおすすめです。

メーカー名 車名 新車価格帯 中古車相場価格

トヨタ シエンタ
195.0万〜310.8万円 200万〜390万円

ホンダ フリード
233.09万〜333.3万円 90万〜320万円

ホンダ ヴェゼル
227.92万〜329.89万円 220万〜390万円
スバル フォレスター 299.2万〜363.0万円 200万〜390万円
ホンダ フィット 159.28万〜266.42万円 100万〜270万円

【ミニバン】トヨタ シエンタ(3代目/2022年〜)

■シエンタの情報

ボディサイズ 全長4,260mm
全幅1,695mm
全高1,695〜1,715mm
室内寸法 室内長(5人乗り)2,030mm
室内長(7人乗り)2,545mm
室内幅1,530mm
室内高1,300mm
排気量 1.5L 1.5Lハイブリッド
ファミリーに便利な機能 ハンズフリーデュアルパワースライドドア乗降用リヤアシストグリップフロントシートウォークスルー天井サーキュレーター

▲牛乳パックも入るドリンクホルダー

全幅1,700mm以内の5ナンバーサイズにこだわるシエンタ。ショッピングモールなどの駐車場や住宅街の細い道での取り回しのしやすさから、多くの人に選ばれています(2023年5月の新車販売台数ランキング3位)。

初代からユニバーサルデザイン発想でパッケージングを設計していて、スライドドアを開けたところにある大型の乗降用リヤアシストグリップ、乗り込み高さ330mmの低床フロア、操作しやすいシート、前席のウォークスルー機構など、乗る人みんなが便利に使える車になっています。

▲3列シート車もシートを格納すれば広い荷室が出現

乗車人数は2列シートの5人乗りと3列シートの7人乗りを用意されていて、人気は五分五分。荷物を沢山積みたいなら5人乗り、たまに親を乗せることもあるという人には7人乗りがおすすめです。


【ミニバン】ホンダ フリード/フリード+(2代目/2016年〜)

■フリードの情報

ボディサイズ 全長(フリード)4,265mm
全長(フリード+)4,265〜4,295mm
全幅1,695mm
全高1,710〜1,735mm
室内寸法 室内長(フリード)3,045mm
室内長(フリード+)2,310mm
室内幅1,455mm
室内高1,275mm
排気量 1.5L 1.5Lハイブリッド
ファミリーに便利な機能 2列目ロングスライドシート(フリード/6人乗り/FF車)ウォークスルー(フリード/6人乗り)ハンズフリースライドドア室内確認用ミラー

▲フリード(6人乗り)

シエンタのライバルモデルであるフリードには3列シート仕様のフリードと、2列シート仕様のフリード+をラインナップ。フリードには2列目席がキャプテンシートになる6人乗りと、ベンチシートになる7人乗りが用意されます。

2列目キャプテンシートタイプは運転席から3列目席までウォークスルーできる構造になっているので、後ろに座る子どもの世話が楽にできます。また、2列目席に360mmのロングスライド機構を搭載。荷物が少ないときにはシートを後ろまで下げてゆったり座ることも可能です。

▲フリード+の荷室

荷室の利便性を優先したいならフリード+を。開口部の地上高が335mmという超低床構造になっているため、重い荷物が積みやすかったり、荷室を上下2段に分けて使ったりできます。


【SUV】ホンダ ヴェゼル(2代目/2021年〜)

■ヴェゼルの情報

ボディサイズ 全長4,330mm
全幅1,790mm
全高1,580〜1,590mm
室内寸法 室内長2,010mm
室内幅1,445mm
室内高1,225mm
排気量 1.5L 1.5Lハイブリッド
ファミリーに便利な機能 ハンズフリーアクセスパワーテールゲートフラットな荷室ステアリングヒーターそよ風アウトレット

2010年代に入ってから世界中で沸き起こったSUVブーム。日本でそれを牽引したのが初代ヴェゼルでした。アウトドア好きの人だけでなく、普通のファミリーも「SUVっていいな」となりヴェゼルは大ヒット。他メーカーもコンパクトSUVに力を入れるようになりました。

2代目ヴェゼルは初代以上にクリーンなイメージが高められ、利便性や走行性能も大きく進化しました。上級グレードにはバンパー下に足をかざしてテールゲートを開けることができるハンズフリーアクセスパワーテールゲートを設定。ホンダ独自にセンタータンクレイアウトにより、後席がダイブダウンして格納でき、広くフラットな荷室を作ることができます。

エアコンの風を穏やかに出すそよかぜアウトレット、寒い冬でもすぐにステアリングを温めてくれるステアリングヒーターなど、快適装備も充実しています。


【SUV】スバル フォレスター(5代目/2018年〜)

■フォレスターの情報

ボディサイズ 全長4,640mm
全幅1,815mm
全高1,715〜1,730mm
室内寸法 室内長2,130〜2,140mm
室内幅1,545mm
室内高1,275mm
排気量 2Lマイルドハイブリッド(e-BOXER) 1.8Lターボ
ファミリーに便利な機能 ドライバーモニタリングシステムリヤドアステップカーゴアッパーフック& リヤゲートフックステアリングヒーター

▲カーゴアッパーフック

スバルの基幹モデルであるフォレスター。伝統の水平対向エンジンとシンメトリカルAWDによる安定感のある走りは、家族でウインタースポーツやアウトドアのアクティビティを楽しみたいという人にぴったり。そして悪路だけでなく都市部での急な豪雨時などにも安心して走ることができます。

この世代から新プラットフォームを投入したことで、後席のドアを開けたところにステップがつくようになりました。ルーフレールに設置したルーフボックスやキャリアバスケットに荷物を積みたい時に重宝します。リアゲートと荷室の天井部分につけられたフックも、遊び道具や子どもの濡れた洋服をかけたりするのに便利。

▲ドライバーモニタリングシステムの機能であるジェスチャーコントロール

先進安全装備のアイサイト、運転負荷を軽減してくれるアイサイト・ツーリングアシストに加え、アドバンス/スポーツ/STIスポーツには車内に設置したカメラでドライバーをモニタリングして、一定時間以上目を閉じていたり、顔の向きを前方から大きく外したりした時に注意喚起するドライバーモニタリングシステムも搭載されます。


【ハッチバック】ホンダ フィット(4代目/2020年〜)

■フィットの情報

ボディサイズ 全長3,995〜4,095mm
全幅1,695〜1,725mm
全高1,515〜1,570mm
室内寸法 室内長1,955mm
室内幅1,445mm
室内高1,260mm
排気量 1.5L 1.5Lハイブリッド
ファミリーに便利な機能 リヤシートチップアップ機構(トールモード)フラットな荷室極細フロントピラー遮音/UVカット機能付きフロントウインドウ

2001年に初代がデビューして以来、20年以上もコンパクトなファミリーカーの代表格として支持されてきたフィット。4代目となる現行型は1.5Lガソリンエンジン車とモーターを主役にしたホンダ独自のハイブリッドシステムであるe:HEVを用意。デザインは乗り手のライフスタイルに応じて選べる5タイプが用意されます。

フィットは高さ制限のある立体駐車場にも入れられる(一部グレードを除く)ベーシックなハッチバックですが、室内は驚くほど広く設計されています。それを実現しているのが燃料タンクを運転席下に設置したセンタータンクレイアウト。この構造により後席の座面をチップアップして背の高い荷物を積んだり、後席をダイブダウンして荷室を広げたりできます。広い荷室には自転車を積むこともできます。

フロントピラー(Aピラー)を極細設計にすることで、運転中の良好な視界を確保。運転に不慣れな人も自信を持って運転できるはずです。


【5人以上の家族におすすめ!】広さが自慢のスペース系ファミリーカー

5人以上の家族なら多人数乗車に向いていることが必須条件になります。5人家族だと5人乗りでも平気とはいえ、スペースに余裕があるモデルじゃないと後々窮屈さを感じるようになります。

メーカー名 車名 新車価格帯 中古車相場価格


トヨタ ノア/ヴォクシー

ノア 267.0万〜389.0万円
ヴォクシー 309.0万〜396.0万円
ノア 250万〜530万円
ヴォクシー 300万〜530万円


ホンダ ステップワゴン

305.36万〜
391.27万円
290万〜
480万円


三菱 デリカD:5

400.18万〜
457.71万円
30万〜
640万円


マツダ CX-60

299.2万〜
539.0万円
290万〜
590万円


日産 エクストレイル

351.01万〜
532.95万円
370万〜
530万円

【ミニバン】トヨタ ノア/ヴォクシー(4代目/2021年〜)

▲ノア

▲ヴォクシー

■ノア/ヴォクシーの情報

ボディサイズ 全長4,695mm
全幅1,730mm
全高1,895〜1,925mm
室内寸法 室内長2,805mm
室内幅1,470mm
室内高1,405mm
排気量 2L 1.8Lハイブリッド
ファミリーに便利な機能 フリーストップバックドア2列目超ロングスライド2列目オットマン&シートヒーターユニバーサルステップ

▲2列目超ロングスライド

大人数で乗れるファミリーミニバンの代名詞的な存在であるノア/ヴォクシー。両車は兄弟車で装備や機能は基本的に共通ですが、ノアは標準仕様とエアロ仕様が用意されるのに対してヴォクシーはエアロ仕様のみの設定になるため、新車価格帯が異なります。

4代目となる現行型は、2列目と3列目の快適性が大幅にアップ。2列目がキャプテンシートタイプもベンチシートタイプも超ロングスライド機構を採用したことで、家族でゆったり移動することができます。ノアのZとS-Z、ヴォクシーのS-Zにはメーカーオプションで2列目席にシートヒーターをつけることもできます。

▲ユニバーサルステップ

背の高いミニバンはバックドアが大きく重いため、小柄な人だと開閉に一苦労することもあります。また、車の後部に広いスペースがないとドアを開けられません。ノア/ヴォクシーのバックドアは手動で途中の位置でストップできるので、狭い場所でも開閉できます。自宅駐車場はもちろん、ショッピングモールなどの駐車場での荷物の出し入れが楽に行なえますよ。



【ミニバン】ホンダ ステップワゴン(6代目/2022年〜)

▲エアー

▲スパーダ

■ステップワゴンの情報

ボディサイズ 全長(エアー)4,800mm
全長(スパーダ)4,830mm
全幅1,750mm
全高(エアー)1,840〜1,845mm
全高(スパーダ)1,840〜1,855mm
室内寸法 室内長2,845mm
室内幅1,545mm
室内高(エアー)1,410mm
室内高(スパーダ)1,425mm
排気量 1.5Lターボ 2Lハイブリッド
ファミリーに便利な機能 多彩なシートアレンジ3列目分割床下格納シートパワーテールゲート水平基調インテリア

6代目となる現行型ステップワゴンは、室内長や室内幅がライバルモデルより一回り大きくなっています。そのスペースを活かし、3列目まで厚みのあるシートを設置しながら多彩なシートアレンジができるようになっています。便利なのは、左右のシートを交互に配置するようなアレンジができること。移動中に会話を楽しむのはもちろん、個々の空間を生み出せるようになったことで、使い方の幅が広がりました。

多くのミニバンは3列目席を格納する際に左右に跳ね上げる形になります。ステップワゴンは左右別々に床下に収納できるので、格納時の荷室を広く使えるのも便利ポイントです。バックドアはあらかじめ開度をメモリーしておけるので、狭い場所でも気兼ねなく開けられます。

インテリアは水平基調のデザインになっているのが特徴。これにより視界が広くなるため結果的に前かがみになって前方などを確認することが減り、頭の揺れが低減されることで乗り物酔いを減らす効果を出しています。



【ミニバン】三菱 デリカD:5(初代/2007年〜)

■デリカD:5の情報

ボディサイズ 全長4,800mm
全幅1,795mm
全高1,875mm
室内寸法 室内長2,980mm
室内幅1,505mm
室内高1,310mm
排気量 2.2Lディーゼルターボ
ファミリーに便利な機能 AWCスタートアップヒーターAC100Vコンセント(最大消費電力100W)電動サイドステップ

▲AWCイメージ

ミニバンでありながら、タフなSUVに匹敵する悪路走破性が与えられたデリカD:5。D:5という名称では初代になりますが、デリカはフルモデルチェンジのたびにサブネームが変えられていて、デリカシリーズは1968年から続くロングセラーモデルです。

圧倒的な走破性を支えるのが4輪の駆動力と制動力を緻密に制御するAWCです。街なかのドライ路面はもちろん、雪道、大雨の日のウェット路面、未舗装路など、さまざまな道で安定感をもって走れるので、大切な家族を乗せて安心してロングドライブに出かけられます。

▲電動サイドステップ

車のヒーターはエンジンの熱を利用するため、エンジンが温まるまでは暖房から温風が出てきません。室内が広いミニバンだと室内が温まるまでかなりの時間がかかります。デリカD:5は電熱線を利用するPTCヒーターを搭載。エンジンが温まるまではこのヒーターが作動するので、車に乗ってすぐ快適なドライブを楽しめます。



【SUV】マツダ CX-60(初代/2022年〜)

■CX-60の情報

ボディサイズ 全長4,740mm
全幅1,890mm
全高1,685mm
室内寸法 室内長1,910mm
室内幅1,550mm
室内高1,215〜1,230mm
排気量 2.5L 2.5L PHEV 3.3Lディーゼルターボ 3.3Lディーゼルターボマイルドハイブリッド
ファミリーに便利な機能 ペダルレイアウト4:2:4分割可倒式リアシートAC電源リアシートヒーター

マツダの新しいラージ商品群の第1弾モデルとして登場したCX-60。これまでのマツダのSUVがFF(前輪駆動)ベースなのに対し、CX-60はFR(後輪駆動)ベースになっているのが特徴です。

ラージ商品群だけあって5人乗りでありながら室内がかなり広く設計されているのが特徴。後席に大人3人が余裕をもって座ることができるだけのスペースが確保されています。後席は3分割できるので、大きな買い物をした時も荷物を積み込みやすくなっています。

運転席に座ると自然に足を伸ばしたところにペダルがあるようにレイアウトされているのもマツダ車の特徴です。楽な姿勢で運転できるので、大切な家族を乗せて安心してドライブできます。

【SUV】日産 エクストレイル(4代目/2022年〜)

■エクストレイルの情報

ボディサイズ 全長4,660mm
全幅1,840mm
全高1,720mm
室内寸法 室内長(5人乗り)1,980mm
室内長(7人乗り)2,530〜2,545mm
室内幅1,540mm
室内高1,215〜1,255mm
排気量 1.5Lハイブリッド
ファミリーに便利な機能 3列シートパーソナルドライビングポジションメモリーシステム防水シート100V AC電源(1500W)

▲防水シート

初代と2代目はアウトドアテイストに溢れたタフギアでしたが、3代目は都会的なデザインに大きくイメージを変えました。そして4代目となる現行型ではタフなイメージと都会的な雰囲気を融合した、力強さの中に上質なイメージが盛り込まれたデザインになっています。

そんなエクストレイルは2列シートの5人乗りに加え、3列シートの7人乗りが設定されているのも特徴です。3列目は長時間座るのはつらいものの、近場なら大勢でも1台で移動できるのは便利です。

▲100V AC電源

家族で使う場合、ドライバーは複数人になるケースが多くなります。エクストレイルは2人分のシートポジションとドアミラー角度をメモリーできるので、ドライバーが変わっても簡単に自分に合ったポジションに合わせることができます。


7人乗り以上を選ぶ際の注意点

家族が多い場合、車は必然的に3列シートを選ぶことになります。その場合、まず確認してほしいのが3列目席のスペースです。

ミニバンは5ナンバーサイズのコンパクトモデルからLサイズまで、バリエーションが豊富。また、SUVにも3列目席を設置したモデルがあります。

たとえば自宅から駅までの短距離しか座らない。子どもしか座らないなら3列目席が狭くても大丈夫ですが、大人が座って膝が立った状態だと、正直長距離移動はかなり辛いと思ったほうがいいでしょう。

合わせて大切なのが3列目席の乗降性。頻繁に3列目席を使うのであれば、2列目に人が座った状態でも乗り降りできるモデルを選ぶことをおすすめします。

ファミリーカーは新車と中古車、どっちが正解?

新車と中古車のどちらを選ぶかは予算に応じて決めて大丈夫。中古車なら新車よりも少ない予算で選ぶことができるので、急に買い替えが必要になった場合などでも選びやすくなります。

一つ気をつけたいのは、古い中古車を選ぶと先進安全装備が搭載されていなかったり、搭載されていても性能が劣る初期のものだったりすることが多くなります。先進安全装備にこだわるのであれば、なるべく新しいもの(車種により異なりますが、2018年くらいから大衆車でも搭載されるものが増えてきました)を選び、かつどのような性能のものが搭載されているかを販売店に確認してください。

先進安全装備が搭載されているものは人気があるため、搭載されていないものより高めの価格が付けられているケースが多くなります。

よくある質問

Q
ファミリーカーとはどんな車?
A

明確な基準はありませんが、家族で使うためのスペースや機能が確保された車を全般的にファミリーカーと呼びます。

Q
ファミリーカーでおすすめのボディタイプは?
A

現在ではミニバン、SUV、ハッチバック、スペース効率を高めた軽自動車がファミリーカーとして人気があります。

Q
選ぶ時はどんなところに注目するべき?
A

まずは家族構成から適したボディタイプを選んでいきましょう。3人家族ならコンパクトな軽自動車やハッチバックでも大丈夫。反対に5人以上の家族なら多人数乗車が可能なモデルを選びましょう。

選ぶ際は家族構成が定員ギリギリではなく、1人分以上の余裕があったほうが荷物を積んだりする際に便利です。


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