日本で買える車の多くは乗車定員が5名。つまり、5人乗りの車はもっともメジャーな存在と言えます。じゃあ5人乗りの車には特徴がないかというとそんなことはなく、車の構造によって快適性が変わってきます。また、大人2名に子ども3人という「家族」で乗るのか、大人が5人乗るのかでも、快適性が変わります。
ここでは大人が5人乗っても快適な車を選ぶためにはどんなところに注目するといいかを考えるとともに、おすすめの5人乗りモデルをボディタイプ別に紹介します。
この記事でわかること
- ・大人5人が快適に移動できる車を選ぶ際のポイント
- ・ボディタイプ別・5人乗りでの快適性
- ・ボディタイプ別・おすすめ5人乗り車
監修・執筆
エディター ライター
高橋 満
求人誌編集部、カーセンサー編集部を経て1999年にエディター/ライターとして独立し、自動車、音楽、アウトドアなどをテーマに執筆。得意としているのは人物インタビュー。著名人から一般の方まで、心の中に深く潜り込んでその人自身も気づいていなかった本音を引き出すことを心がけている。また、企業の広報・販促活動のサポートも担当。愛車はフィアット500Cとスズキジムニー。
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お乗り換えの場合、愛車の買取金額によって、ご準備いただく金額が変わります。
まずは、買取金額を調べてそのあと購入するお車を決めてみてはいかがでしょうか?
目次
- 5人乗りの車が欲しいなら普通自動車に。軽自動車では原則禁止
- 「大人5人が快適に移動できる車」を選ぶ際のポイント
- ボディタイプ別・5人乗りでの快適性は?
- 【ボディタイプ別】おすすめ5人乗りモデル
- 【コンパクトカー】トヨタ シエンタ(3代目/2022年8月〜)
- 【コンパクトカー】ホンダ フィット(4代目/2020年2月〜)
- 【SUV】トヨタ ハリアー(4代目/2020年6月〜)
- 【SUV】マツダ CX-80(初代/2024年10月〜)
- 【ミニバン】日産 セレナ(6代目/2022年12月〜)
- 【ミニバン】ホンダ オデッセイ(5代目/2013年11月〜)
- 【ステーションワゴン】スバル レヴォーグ(2代目/2022年10月〜)
- 【ステーションワゴン】メルセデス・ベンツ Eクラスステーションワゴン(5代目/2016年11月~2024年1月)
- 【セダン】トヨタ カムリ(7代目/2017年7月〜2023年12月)
- 【セダン】ホンダ アコード(11代目/2024年3月〜)
- よくある質問
5人乗りの車が欲しいなら普通自動車に。軽自動車では原則禁止

車はシートベルトをはじめとする安全装備が装着されているかという構造上の理由から、車種ごとに定員が決められています。定員は車検証に記載されています。
「5人で出かける機会が多いので、5人乗りの車が欲しい」という人は、軽自動車を候補から外してください。というのも軽自動車は規格で「定員が4人以下」と決められているため、原則的に5人で乗ることはできないのです。
「原則」と書いたのは「例外」があるから。それは12歳未満の子どもが乗る時です。12歳未満の子どもは、「子ども1.5人=大人1人」と数えます。そのため、12歳未満の子どもが3人なら、大人2名ということになるので、軽自動車に5人乗ることができるのです。

道路交通法上は問題ありませんが、このような乗り方はおすすめできません。軽自動車は最大4人で乗ることを前提に設計されているため、シートベルトなどは4人分しか装備されていません。また、チャイルドシートなどを使用したらリアシートに3人で乗るのはかなりきつくなります。さらに購入後に子どもが12歳以上になると、定員オーバーになってしまいます。たとえ子どもが3人でも、5人で乗るなら軽自動車ではなく普通自動車を選ぶようにしましょう。
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5人で車に乗ると言っても、その乗り方は人によって異なります。普段は4人以下で車を使い、たまに友人などが遊びに来た際に近所のレストランに食事に行くなど、5人乗りが「非日常」なのであれば、5人乗れる車であればどんな車種、たとえばコンパクトカーでもいいでしょう。少しくらい窮屈でもそこまで気にならないはずですよ。
5人乗りが「日常」ならリアシートの快適性を重視する

一方で、日常的に5人で乗るのであれば、全員が快適に移動できることを重視した車選びが大切です。2列シートの車に5人で乗る場合は、ほとんどの車が「前2人+後ろ3人」で座ることになります(一部、前の席に3人で座れる車もありますが、ここでは割愛します)。
リアシートが狭いと、座ることはできても窮屈になり、長時間の移動では快適さを損ないます。最初のうちは我慢できても、特に子どもは次第に乗車を嫌がるようになるかもしれません。そうなると、家族で遠出をする際にグズったり、出かけること自体を避けたりする可能性もあります。
そのため、フル乗車が前提ならリアシートの快適性にこだわった車選びをおすすめします。
「大人5人が快適に移動できる車」を選ぶ際のポイント
では、どんな車が「大人5人が快適に移動できる車」なのでしょうか。それがわかれば、購入時の注目ポイントも見えてきます。
全幅が広い車だと後席中央でもゆったり座れる

リアシートに3人で座る場合、最も狭さを感じるのは「真ん中に座る人」です。3人がけシートでも、基本的には2人で座ることを想定して設計されていることが多く(例:座った時におしりが沈み込むスペースが2つしかないなど)、中央の席はどうしても狭くなりがちです。タクシーのリアシートに3人で座る際、最も目上の人が真ん中の席に座らないのも、この理由が関係しています。
さらに、左右の席は片側がドアになります。車はカーブする際に遠心力で左右に振られますが、左右の席ならドアに体を預けたり、ドアの上についたアシストグリップを掴んだりすることで体を支えることができます。しかし、中央席はそれができません。また、リアシートに3人で座るとお互いの肩や足が触れ合いやすく、なんとなく居心地が悪いもの。
特にコンパクトな車ほど、この中央席の狭さが顕著になります。一方で、全幅が広い車=室内幅が広くシートの横幅も広い車なら、中央席にも余裕が生まれ、全員が快適に座ることができます。
後席中央の安全装備がない車・グレードは避ける

車検証では5人乗りとされていても、リアシートの中央に安全装備が充分に備わっていない場合があります。特に注目してほしいのはヘッドレストです。
ヘッドレストを車内で寝るときの枕だと思っている人がいるかもしれませんが、本来の役割は、万が一の衝突時や急ブレーキの際に、頭や首を衝撃から守る(衝撃を軽減する)ことです。
「道路運送車両法の保安基準」第22条の4では、次のように定められています。
運転者席及びこれと並列の座席には、他の自動車の追突等による衝撃を受けた場合において、乗車人員の頭部の過度の後傾を有効に抑止し、かつ、乗車人員の頭部等に傷害を与えるおそれの少ないものとして、構造等に関し告示で定める基準に適合する頭部後傾抑止装置を備えなければならない。
道路運送車両の保安基準
しかし、リアシートに関する規定はないため、荷物を運ぶことが主要用途でリアシートに人が座ることが少ない貨物車(商用車)や、価格を抑えたエントリーグレードの乗用車では、リアシートにヘッドレストがついていない、または2つしかついていない(中央席用のヘッドレストがない)ケースがあります。5人で乗るのが前提なら、このような車やグレードは避けたいところです。
ヘッドレストは、ただ装着されていれば安心というものではなく、正しく使わないと充分な効果を発揮しません。リアシートは後方視界を確保するために、普段はヘッドレストが背もたれと高さが変わらない位置にあるものも少なくありません。
ヘッドレストは後頭部の位置にあることで機能を発揮します。これはフロントシートでも同様です。座る際はヘッドレストを上に伸ばし、頭や首をしっかり守れる状態にしてください。
日常的に5人で乗るなら床がフラットに近いFFがおすすめ

現代の車は大きく分けて「前輪駆動(FF)」と「後輪駆動(FR)」があります。さらに、4WDも前輪駆動または後輪駆動をベースに開発されています。
エンジンが運転席の前方にあり後輪を駆動させるFR車は、エンジンが生み出した動力を駆動輪である後輪に伝えるために「プロペラシャフト(ドライブシャフト)」と呼ばれる細長い棒状の部品が、車体の前から後ろにかけて通っています。そのため、FR車は車内の中央部分にプロペラャフトを通すためのスペースが張り出してしまうという構造上の制約があります。
タクシー車両の主流となっているJPN TAXIが登場する前、セダンタイプが主流だった頃に、リアシート中央に座ると床がボコッと盛り上がっていて足の置き場に困った経験がある人もいるでしょう。あの盛り上がりが、プロペラシャフトの通り道です。
前方にエンジンがあって前輪を駆動させるFF車は、エンジンと後輪をつなぐドライブシャフトが不要です。そのため、後席のフロアがフラットに近く、中央席でも足が置きやすくなります。
6人乗り以上の車で、ゆとりを持って移動することも選択肢にいれる

5人乗車して出かける場合、必ず定員5名の車を選ばなければいけないという決まりはありません。6人乗り、7人乗り、8人乗りの車を選んでも構いません。
・1列目(運転席・助手席)に2名
・2列目に2人
・3列目に1人
このように分散して乗ることで、どの席もゆとりを確保でき、リラックスした状態で移動できます。5人で乗車する機会が多いなら、多人数乗車ができる車も視野にいれてみましょう。
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5人で乗って荷物をどのくらい積むかを考える

車で出かけるときは、人が乗るだけでなく荷物も積むはず。当然、1人より5人で出かけるときのほうが荷物の量は多くなります。日常使いなら小さなバッグ程度の荷物がほとんどですが、旅行となると大型のバッグやスーツケースを積むこともあるでしょう。
1〜3名乗車なら、リアシートを格納して荷室を広げることもできますが、5名乗車ではすべてのリアシートに人が座るため、荷室を広げることができません。そのため、リアシートを使った状態ですべての荷物が積めなければ出かけることが難しくなります。
車を選ぶ際は、旅行などでどのくらいの量の荷物を積むかなどを想像しながら荷室の広さをチェックしましょう。
エンジンパワーに余裕があるものを選ぶ

大人1人で車に乗る場合と、大人5人で乗る場合では車の負担が大きく異なります。
仮に1名の体重が60kgだとすると、5人で乗った場合の人の重さは300kg。1人で乗るときより240kgも重くなると、走った時の感覚はかなり変わります。さらに荷物の重さが加わると、違いはより顕著になります。
・上り坂で加速しにくくなる
・アクセルを踏む回数(または思い切り踏むこと)が増えて、燃費が悪化する
日常的に5人で移動するのであれば、パワーに余裕があるエンジン排気量の大きな車や、モーターも使って走行するハイブリッド車がおすすめです。
後席用の快適装備をチェックする

リアシートに人が座る機会が多いなら、後席の快適性にもこだわりたいところ。たとえばエアコン。フロントにしかエアコンがないと前席と後席では温度差が大きくなるため、前席の人が快適な温度だと後席は暑かったり、逆に後席の人が快適な温度に合わせると前席は寒くなったりということがよくあります。後席用のエアコンがついている車であれば、それぞれが快適な温度に設定することができます。
また、車での移動中にスマホの充電をする人も多いですよね。後席用のUSBソケットがある車なら充電で困るケースが減ります。また、小さな子どもがいる場合は、後席用のテーブルやサンシェードがついていると便利。どんな装備があるとカーライフが快適になるかを考えながら車を選んでいきましょう。
ボディタイプ別・5人乗りでの快適性は?
5人乗りの車には、多くのボディタイプがあります。5人乗り時の快適性を中心に、それぞれの特徴を見ていきましょう。
■コンパクトカー
正確には「ハッチバック」と呼ばれるタイプ。運転しやすく細い道でも走りやすいサイズからコンパクトカーとも呼ばれます。全幅が1,700mm以下の5ナンバーサイズの車種も多いのが特徴です。
全幅が狭いぶん、後席の横幅も小さめで、さらに他のボディタイプに比べると足元空間もそこまで広くありません。そのため、街乗りなら5人乗車でも問題ないですが、ロングドライブはやや辛いかもしれません。
普通自動車のコンパクトカーはほとんどが5人乗りですが、スズキ ジムニーシエラやミニの3ドアなど4人乗りのコンパクトカーもあるので注意が必要です。また、荷室の広さも要チェック。5人で出かける際の荷物がきちんと積めるか、しっかりと確認しましょう。
■SUV
普通の車では走れないような未舗装路でも進むことができるように開発されたクロスカントリー車がルーツで、現在ではオンロードの快適性を高めたモデルや街乗り用途が中心で2WDをラインナップしているものも増えています。
車種によってはデザインの関係でドアが厚めに設計されているものもあります。そのため、全幅の割にリアシートの横幅が小さいと感じることもあるでしょう。一口にSUVと言っても5ナンバーサイズのコンパクトなものから全幅が2m近い大型のものまであります。大人5人で乗る機会なら全幅1,800mm以上、できれば1,850mm前後あるものを選んだほうが安心です。
また、SUVのなかには3列目席を設置しているものもあります。多人数乗車が多いのであれば、あえて3列シート仕様を選ぶのもいいでしょう。
■ミニバン
3列シートを搭載し、6〜8名での乗車を可能にしたミニバン。5人乗車時も3列目の席まで使うことで、ゆとりを持って移動することができます。また、3列目シートを格納して2列目に3人で座り、広い荷室にたくさんの荷物を積んで出かけることも可能。
ほとんどのミニバンがスライドドアになるので2〜3列目への乗り降りが容易です。全高が高いぶん、座ったときの頭上に余裕があるので、圧迫感が少ないのもメリットです。
ボディサイズも5ナンバーサイズのコンパクトなものから、室内が広くラグジュアリー性を高めたものまで、いろいろなモデルがあります。自分の用途を考えながら選びましょう。
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■ステーションワゴン
セダンの荷室部分をボディ後端まで伸ばし、荷室スペースを広げてたくさんの荷物を詰めるようにしたのがステーションワゴンです。ステーションワゴンのなかにはスポーツ性を高めたものもあるため、走りにこだわりたい人からも選ばれています。
ただ、日本ではSUVやミニバンに押されて、どちらかというとマイナーなボディタイプになってしまいました。そのためステーションワゴンを生産している日本メーカーは少なく、現在新車で販売されているものは日本の細い道でも走りやすいサイズになります。
全幅が小さめなぶん、大型のSUVなどに比べるとリアシートの横幅は狭め。5人乗りの機会が多いなら、購入前に実際にリアシートに大人3人で座ってみて、使い方にマッチするかを確認してみてください。
■セダン
居住スペースと荷室(トランク)が区切られた3ボックススタイルのセダンは、後席もゆったり座れるように設計されているのが特徴です。
ボディサイズはコンパクトなものから、ラグジュアリーなLサイズまでさまざま。大型のものになるほどリアシートの快適性は高くなります。
ただ、大型のものは駆動方式がFRのものが多くなります。FR車はリアシート中央席の足元が盛り上がっているため、足の置き場に困ります。5人乗りの機会が多いならFFのセダンを選んだほうがいいでしょう。
クーペやオープンカーは大人数での乗車には不向き

ボディタイプには流麗なデザインでスポーティな走りを楽しめるクーペや、屋根を開けて開放感を味わえるオープンカーもあります。ただ、5人乗りを考えた場合、これらは選択肢から外れてきます。
クーペやオープンカーはリアシートが備わるものもありますが、後席はルーフが傾斜していて頭上がかなり狭く、しかも足元空間にも余裕がないものがほとんど。人が快適に乗るのには不向きで、そのため「2 by 2」(ツー・バイ・ツー)と呼ばれたりもします。2 by 2は「基本は2人乗りで、一応後ろに2人乗れるスペースもあるよ」という意味。
そしてこの言葉が示すようにリアシートは2人がけで、定員が4人というタイプが多いのです。そもそもリアシートがない2シーター(定員2名)もあります。5人乗りを考えているなら、室内スペースに余裕があるものを選びましょう。
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【ボディタイプ別】おすすめ5人乗りモデル
ここからはボディタイプ別におすすめの5人乗りモデルを紹介します。ここで紹介するもの以外にも5人乗りの車はたくさんあるので、この記事を参考に自分の使い方に合うものを探してみてください。
【コンパクトカー】トヨタ シエンタ(3代目/2022年8月〜)

■ハイブリッドZ(FF)
ボディサイズ | 全長:4,260mm 全幅:1,695mm 全高:1,695mm |
乗車人数 | 5名7名 |
パワートレイン・排気量 | 直列3気筒+ハイブリッド・1,490cc |
WLTC燃費 | 25.3〜28.4km/L(ハイブリッド車) |
新車価格帯 | 1,995,200〜3,234,600円 |
中古車相場価格 | 総額180万〜390万円 |

シエンタは5ナンバーサイズのコンパクトなボディに3列シートを搭載した7人乗りのミニバン。でも実は、2列シート5人乗りも用意されています。「SIENTA WONDERFUL CHOICE」というトヨタが公開しているWEBサイトを見ると、45%の人が5人乗りを選んでいるそうです。
実はシエンタは2列目席と3列目席では、2列目席のスペースを広めにした設計になっています。これは5人乗りでも変わらないので、2列目に3人で座ってもゆとりがあるのが嬉しい部分。スライドドアなので乗り降りが楽なのもメリットです。

荷室はリアシートを使用した状態でも奥行きが840mmもあるので荷物をたっぷり積めます。荷室の床の高さも低く設計されているので、重い荷物も積みやすいですよ。
トヨタ シエンタ
車両本体価格218.3万円
支払総額233.4万円
諸費用15.1万円
トヨタ シエンタ
車両本体価格192.7万円
支払総額199.8万円
諸費用7.1万円
トヨタ シエンタ
車両本体価格124.9万円
支払総額135.0万円
諸費用10.1万円
トヨタ シエンタ
車両本体価格145.4万円
支払総額160.9万円
諸費用15.5万円
【コンパクトカー】ホンダ フィット(4代目/2020年2月〜)

■e:HEVホーム(FF)
ボディサイズ | 全長:3,995mm 全幅:1,695mm 全高:1,540mm |
乗車人数 | 5名 |
パワートレイン・排気量 | 直列4気筒+ハイブリッド・1,496cc |
WLTC燃費 | 23.5〜30.2km/L(ハイブリッド車) |
新車価格帯 | 1,720,400〜2,846,800円 |
中古車相場価格 | 総額110万〜300万円 |

燃料タンクを前席の床下に配置して室内空間を広く取る「センタータンクレイアウト」を採用しているフィット。全長が4mを切るコンパクトカーなのに後席の空間が広く取られているのが特徴です。
リアシートには厚みのあるパッドが使用されているので、長時間乗ってもおしりが痛くなりづらいのも嬉しいところ。上級グレードではフロントシートの背もたれ裏側に凹みをつけることで、後席のスペースを確保しています。
グレードはベーシック、ホーム、RS、クロスター、リュクスという5タイプを用意。それぞれエクステリアデザインやインテリアの仕様が変えられているので、好みのものを探してください。
ホンダ フィット
車両本体価格117.9万円
支払総額131.8万円
諸費用13.9万円
ホンダ フィット
車両本体価格126.6万円
支払総額139.3万円
諸費用12.7万円
ホンダ フィット
車両本体価格49.0万円
支払総額61.2万円
諸費用12.2万円
ホンダ フィット
車両本体価格129.8万円
支払総額139.9万円
諸費用10.1万円
【SUV】トヨタ ハリアー(4代目/2020年6月〜)

■ハイブリッドZ(FF)
ボディサイズ | 全長:4,740mm 全幅:1,855mm 全高:1,660mm |
乗車人数 | 5名 |
パワートレイン・排気量 | 直列4気筒+ハイブリッド・2,487cc |
WLTC燃費 | 21.6〜22.3km/L(ハイブリッド車) |
新車価格帯 | 3,128,000〜6,200,000円 |
中古車相場価格 | 総額250万〜680万円 |

5人で乗る機会が多い人がSUVを選ぶ場合、ある程度の大きさが確保されたミドルサイズ以上がおすすめです。プレミアムSUVとして人気があるハリアーもミドルサイズ。先代には全長を伸ばして3列シートを載せた6人/7人乗りの設定もありましたが、現行型はすべて5人乗りになります。
後席は3人で座っても窮屈ではない空間が確保されています。上級グレードはオプションで大型の調光パノラマルーフを選ぶことも可能。スイッチで瞬時に障子越しのような柔らかい光が差し込む状態と透過状態を切り替えられるので、リアシートも開放感のあるドライブを楽しめます。
パワーユニットはガソリン、ハイブリッド、プラグインハイブリッド(PHEV)の3種類。PHEVはリアシートにもシートヒーターが備わります。
トヨタ ハリアー
車両本体価格294.9万円
支払総額304.9万円
諸費用10.0万円
トヨタ ハリアー
車両本体価格174.8万円
支払総額186.1万円
諸費用11.3万円
トヨタ ハリアー
車両本体価格318.8万円
支払総額330.1万円
諸費用11.3万円
トヨタ ハリアー
車両本体価格136.0万円
支払総額148.0万円
諸費用12.0万円
【SUV】マツダ CX-80(初代/2024年10月〜)

■XD(FR)
ボディサイズ | 全長:4,990mm 全幅:1,890mm 全高:1,705mm |
乗車人数 | 7名 |
パワートレイン・排気量 | 直列6気筒ディーゼルターボ・3,283cc |
WLTC燃費 | 16.7〜18.3km/L(ディーゼルターボ) |
新車価格帯 | 3,943,500〜7,122,500円 |
中古車相場価格 | 総額480万〜650万円 |

SUVが欲しいけれど、5人乗車でもゆとりを持って乗りたい。そう考えるなら、3列シートを搭載するSUVがおすすめです。CX-80はマツダの最上級SUVで、CX-8の後継モデル。駆動方式は後輪駆動のFRと、4WDが用意されます。
乗車人数はグレードにより2列目がベンチシートになる7人乗りと、2列目がキャプテンシートになる6人乗りをラインナップ。3列目シートを使用すれば2列目で隣の人の方が触れることを気にする必要がありません。
パワーユニットはディーゼルターボ、ディーゼルターボのマイルドハイブリッド、ガソリンエンジンのプラグインハイブリッドをラインナップ。ディーゼルターボなら車両価格400万円以下から買うことができます。
【ミニバン】日産 セレナ(6代目/2022年12月〜)

■ハイウェイスターV(FF)
ボディサイズ | 全長:4,765mm 全幅:1,715mm 全高:1,870mm |
乗車人数 | 8名 |
パワートレイン・排気量 | 直列4気筒・1,997cc |
WLTC燃費 | 11.6〜13.4km/L(ガソリン) |
新車価格帯 | 2,719,200〜4,847,700円 |
中古車相場価格 | 総額260万〜580万円 |


5人で出かける際も全員がゆったり座りたい。そう考えるなら、2列目席には2人で座り、もう一人は3列目の席に座る方法がおすすめ。これができるのが、3列シートを搭載するミニバンです。ミニバンのなかでもMサイズ以上のものなら、3列目席でもゆとりをもって座ることができます。
Mサイズの人気モデルであるセレナは、2列目が3人がけの8人乗りと2列目がキャプテンシートの7人乗りがあります。8人乗りの2列目中央席にはロングスライド機構があり、1列目までスライドさせると肘掛けとして使用できます。この状態だと2列目にキャプテンシートのような感覚で座ることが可能。
2列目のシートベルトはシートに内蔵されているので、2列目に人が座った状態でも3列目へのアクセスが楽なのも、5人で快適に移動するうえで見逃せない機能です。
日産 セレナ
車両本体価格84.8万円
支払総額96.1万円
諸費用11.3万円
日産 セレナ
車両本体価格62.7万円
支払総額70.1万円
諸費用7.4万円
日産 セレナ
車両本体価格124.8万円
支払総額143.1万円
諸費用18.3万円
日産 セレナ
車両本体価格163.1万円
支払総額179.8万円
諸費用16.7万円
【ミニバン】ホンダ オデッセイ(5代目/2013年11月〜)

■e:HEVアブソルートEXブラックエディション(FF)
ボディサイズ | 全長:4,860mm 全幅:1,820mm 全高:1,695mm |
乗車人数 | 7名 |
パワートレイン・排気量 | 直列4気筒+ハイブリッド・1,993cc |
WLTC燃費 | 19.6〜19.9km/L(ハイブリッド) |
新車価格帯 | 4,800,400円~5,164,500円 |
中古車相場価格 | 総額50万〜580万円 |
ホンダのLサイズミニバンであるオデッセイ。このクラスはトヨタのアルファードが絶大な人気を誇っていますが、オデッセイはそれよりも一回り小さい、スポーティなイメージを打ち出したミニバンです。
2列目席はキャプテンシートになり、オットマンとリクライニング操作を電動で行えます。座り心地のいい2列目席にはシートヒーターも備わるため、オデッセイの特等席と言えるでしょう。
3列目は3人がけになりますが、多くても2名でゆったり座るのがおすすめ。中央席の背もたれを前に倒せば肘掛けとして使用できます。3列目から降りる際は2列目席背もたれ裏にあるレバーとスイッチで2列目を簡単に操作できます。
ホンダ オデッセイ
車両本体価格181.4万円
支払総額199.8万円
諸費用18.4万円
ホンダ オデッセイ
車両本体価格145.9万円
支払総額163.3万円
諸費用17.4万円
ホンダ オデッセイ
車両本体価格181.4万円
支払総額198.8万円
諸費用17.4万円
ホンダ オデッセイ
車両本体価格146.6万円
支払総額168.7万円
諸費用22.1万円
【ステーションワゴン】スバル レヴォーグ(2代目/2022年10月〜)

■GT-H EX(4WD)
ボディサイズ | 全長:4,755mm 全幅:1,795mm 全高:1,500mm |
乗車人数 | 5名 |
パワートレイン・排気量 | 水平対向4気筒ターボ・1,795cc |
WLTC燃費 | 13.1〜16.5km/L(ガソリンターボ) |
新車価格帯 | 3,630,000円~5,368,000円 |
中古車相場価格 | 総額230万〜600万円 |

大ヒットしたレガシィツーリングワゴンの流れを汲むステーションワゴンがレヴォーグ。日本の道に合わせて全幅を1,800mm以内に抑えているのが特徴です。派生モデルとしてSUVテイストを加味したクロスオーバーモデルのレヴォーグレイバックもラインナップされています。
2列目席は先代に比べて座面が18mm長くなり、1列目背もたれから2列目背もたれまでの距離が25mm広くなりました。シート幅も3人で座るのに充分な広さがありますが、4WDのため中央席の足元にプロペラシャフトが通る盛り上がりがあるので、足の置き場には少し困るかも。
パワーユニットはスバル伝統の水平対向エンジンを搭載。足回りもスポーティなチューニングになっているので、5人で移動しつつ、1人のときはスポーティな走りを楽しみたい人におすすめです。
スバル レヴォーグ
車両本体価格129.8万円
支払総額139.0万円
諸費用9.2万円
スバル レヴォーグ
車両本体価格176.0万円
支払総額187.1万円
諸費用11.1万円
スバル レヴォーグ
車両本体価格115.0万円
支払総額132.7万円
諸費用17.7万円
スバル レヴォーグ
車両本体価格135.0万円
支払総額147.5万円
諸費用12.5万円
【ステーションワゴン】メルセデス・ベンツ Eクラスステーションワゴン(5代目/2016年11月~2024年1月)

■E220dスポーツ(FR)
ボディサイズ | 全長:4,955mm 全幅:1,850mm 全高:1,465mm |
乗車人数 | 5名 |
パワートレイン・排気量 | 直列4気筒ディーゼルターボ・1,992cc |
WLTC燃費 | 17.2km/L(ディーゼルターボ) |
新車価格帯 | 9,370,000~10,980,000円 |
中古車相場価格 | 総額180万〜850万円 |


日本ではステーションワゴンを生産するメーカーが少なく、サイズもコンパクトからミドルサイズが中心です。大型のワゴンが欲しい人はドイツメーカーに注目を!
プレミアムブランドであるメルセデス・ベンツのEクラスにはワゴンも用意されます。
Eクラスはプレミアムモデルであると同時に実用性にこだわった設計がされているモデル。なかでもリアシートの使い勝手や座り心地は折り紙付き。シート地の仕立てもよく、気持ちよく移動できます。ただ、駆動方式がFRなので中央席の足元には盛り上がりがあります。
パワーユニットは2L NA、2Lターボ、2Lディーゼルターボの3種類。トランスミッションは9ATになります。ワゴンにSUVテイストをブレンドしたオールテレインもラインナップされています。
【セダン】トヨタ カムリ(7代目/2017年7月〜2023年12月)

■WS(FF)
ボディサイズ | 全長:4,910mm 全幅:1,840mm 全高:1,445mm |
乗車人数 | 5名 |
パワートレイン・排気量 | 直列4気筒+ハイブリッド・2,487cc |
WLTC燃費 | 21.6〜27.1km/L(ハイブリッド) |
新車価格帯 | 3,495,000~4,682,000円 |
中古車相場価格 | 総額160万〜470万円 |

2023年まで販売されていたカムリは、ハイブリッド専用モデルとして登場しました。トヨタが進める車作りの指針「TNGA」を全面採用し、上質な乗り味や質感の高い走りを実現したFF最上級セダンです。
アメリカ市場で人気のあるモデルだけに、室内空間は広々としており、リアシートにも充分な広さを確保しています。そして駆動方式がFFなのでリア中央席の足元に盛り上がりもFR車に比べると小さくなります。
2018年に追加設定されたWSはスポーティなデザインが与えられたグレード。ワイドなボディに装着されるエアロパーツが走りのよさを予感させます。
トヨタ カムリ ハイブリッド
車両本体価格330.8万円
支払総額349.5万円
諸費用18.7万円
トヨタ カムリ ハイブリッド
車両本体価格147.9万円
支払総額161.2万円
諸費用13.3万円
トヨタ カムリ ハイブリッド
車両本体価格204.8万円
支払総額217.5万円
諸費用12.7万円
トヨタ カムリ ハイブリッド
車両本体価格120.5万円
支払総額137.8万円
諸費用17.3万円
【セダン】ホンダ アコード(11代目/2024年3月〜)

■e:HEV(FF)
ボディサイズ | 全長:4,975mm 全幅:1,860mm 全高:1,450mm |
乗車人数 | 5名 |
パワートレイン・排気量 | 直列4気筒+ハイブリッド・1,993cc |
WLTC燃費 | 23.8km/L |
新車価格帯 | 5,449,400円 |
中古車相場価格 | 総額450万〜550万円 |

初代がデビューしたのは1976年。長い歴史のあるモデルで、カムリ同様にアメリカで圧倒的な支持を受けています。内外装は落ち着きのある雰囲気に仕上げられていて、世代を越えて長く乗れる車となっています。
リアシートもゆとりがあり、特に膝周りのスペースが広く取られています。中央席のスペースも広めの設計になっているので、ロングドライブでもほかのモデルに比べると疲労は少なそうです。
グレードはモノグレード。中古車は値落ちが大きめ。デビューからわずか1年しか経っていないのに100万円以上安くなっているものもありました。ただ、流通量が少なめなのでじっくり探してみてください。
ホンダ アコード ハイブリッド
車両本体価格123.8万円
支払総額139.3万円
諸費用15.5万円
ホンダ アコード ハイブリッド
車両本体価格135.7万円
支払総額149.3万円
諸費用13.6万円
ホンダ アコード ハイブリッド
車両本体価格184.2万円
支払総額199.8万円
諸費用15.6万円
ホンダ アコード ハイブリッド
車両本体価格265.0万円
支払総額281.7万円
諸費用16.7万円
よくある質問
ありません。軽自動車は乗車定員が4名以下と定められているからです。ただ、例外として「12歳未満の子ども1.5人=大人1人」となっているため、大人2人+12歳未満の子ども3人なら5人で乗ることは可能です。 しかしこの方法を当てにして車を選ぶのはおすすめしません。なぜなら定員が4人の軽自動車には4人分の安全装備しか設置されていないから。小さな子どもがシートベルトをせずに走るのは危険です。しかも子どもが成長して1人でも12歳になったら、この計算は使えなくなります。
日常的に5人で乗るならリアシートの広さや快適性、安全性をチェックしながら車を選んでください。特に、2列シート車で5人で乗る場合、リアシートに3人で座ることになります。そうすると大事になってくるのが中央の席の快適性。構造上、足元の盛り上がりが大きくなるFR車は中央に座る人が足の置き場に困ります。合わせて5人で出かける際の荷物がきちんと積めるかも確認しましょう。
普段は1〜2名で車を使い、たまに5人で短時間移動するくらいなら、どんなものでも大丈夫でしょう。逆に日常的に5人で乗るなら上で紹介したことに注目しながら、乗る人みんなが快適に移動できるかを考えて車を選んでください。
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