更新日2024.03.13

車の2台持ちはもったいない?メリットや組み合わせ、維持費を抑える方法を解説

車 2台持ち

車の2台持ちは、仕事とプライベートで使い分けができたり、車の負担を分散することで長く乗り続けられたりと、さまざまなメリットがあります。自分のライフスタイルや好みにあった2台を組み合わせることで、カーライフはもっと豊かになるはずです。

本記事を通して、2台持ちの維持費やおすすめの組み合わせ、維持費を抑える方法を把握しましょう。

この記事でわかること

  • ・車を2台持ちするメリット・デメリット
  • ・車を2台持ちする場合の維持費
  • ・持ちする場合の車の組み合わせ例
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お乗り換えの場合、愛車の買取金額によって、ご準備いただく金額が変わります。
まずは、買取金額を調べてそのあと購入するお車を決めてみてはいかがでしょうか?

車を2台持ちする家庭・夫婦は多い!

「車を2台持ちするのは贅沢なのでは?」「2台持つのはもったいない……」と感じる方もいるかもしれませんが、実際に車を2台持ちする方は多くいます。

2021年度乗用車市場動向調査によると、乗用車世帯保有率は77.9%、乗用車複数保有率は34.5%でした。つまり、乗用車を保有している世帯のうち、およそ半数が2台以上保有していることがわかります。

また、車を2台持ちする世帯は首都圏より地方圏で高いことがわかっています。

参考:2021年度乗用車市場動向調査

車を2台持ちするメリット

夫婦や家族はもちろん、一人で車を2台持つケースは多々あります。車を2台持ちするメリットは以下の通りです。

  • 仕事とプライベートなどで使い分けできる
  • 緊急時のバックアップとして役立つ
  • それぞれの車の負担を軽減できる

仕事とプライベートなどで使い分けできる

仕事とプライベートなど用途によって車を使い分けることで、それぞれの車を効率的に活用できます。

車2台の使い分け例

・通勤・買い物用:燃費のいい軽自動車やコンパクトカー
・レジャー用:ミニバンやSUV
・趣味用:スポーツカーやオープンカー

たとえば、1台を普段使い、もう1台を趣味のために使うといった分け方をすれば、車種による運転の楽しみの幅が広がります。用途に合わせた車を選ぶことで快適なカーライフを送れるでしょう。

緊急時のバックアップとして役立つ

2台持ちであれば、1台目の車が万が一故障した場合でも、2台目の車を利用できます。しかし、1台しか持っていない場合は、車が故障して使えなくなると、代車を借りたり公共交通機関を使ったりとほかの手段を検討する必要があります。

また、災害時など緊急避難が必要な場合にも、2台あれば選択肢が広がります。

それぞれの車の負担を軽減できる

車を2台持つことで、1台あたりの走行距離を減らせる点もメリットです。走行距離が少なければ劣化や消耗を抑えられ、車をより長く使い続けられます。また、車検や修理の時期を分散させられるので、経済的な負担を軽減できます。

車を2台持ちするデメリット

車を2台持ちするデメリットは、以下の3点です。

  • 2台分の維持費(ガソリン代・税金など)がかかる
  • 駐車スペースの確保が必要
  • 管理の手間がある
スタッフ
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車を2台持ちするデメリットも知って、自分のライフスタイルや必要性にあっているかどうかを判断しましょう。

2台分の維持費(ガソリン代・税金など)がかかる

車を2台持つ場合、単に車2台分の購入費だけでなく、維持費もかかる点がデメリットです。車種や使い方によっても異なりますが、車1台あたりの年間維持費はおおよそ20万〜30万円とされています。

必ず発生する維持費の項目は以下の通りです。

  • ガソリン
  • 税金
  • 保険料
  • 車検費用
  • メンテナンス費用
  • 駐車場代
  • 高速道路代金

具体的な維持費については「車を2台持ちする場合の維持費【参考】」で解説します。

駐車スペースの確保が必要

車を2台持つ場合、2台分の駐車スペースを確保しなければいけません。持ち家で駐車スペースが確保できれば問題ありませんが、アパートやマンションに住んでいる場合には2台分の駐車場代がかかるので注意しましょう。

また、アパートやマンションの駐車スペースに空きがない場合、別で駐車場を契約しなければいけません。

管理の手間がある

車を2台所有すると、それぞれの車に関する管理やメンテナンスが必要です。保険の更新、定期的な点検、修理などの手続きが複雑になり、時間と手間がかかる可能性があります。

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スタッフ

車は2年おき(新車は3年)に車検を受けることが義務付けられています。車検を受けないと公道を走行できないので、指定期間中に必ず車検を受けるようにしましょう。

車を2台持ちする場合の維持費【参考】

軽自動車と普通自動車を持つ場合の年間維持費を計算してみましょう。

  軽自動車(N-BOX)

画像引用元:タイプ一覧|タイプ・価格・装備|N-BOX|Honda公式サイト
普通自動車(ヤリスクロス)

画像引用元:トヨタ ヤリス クロス | トヨタ自動車WEBサイト
自動車税/軽自動車税 10,800円 30,500円
自動車保険(任意保険) 約60,000円 約60,000円
車検法定費用(自賠責保険、自動車重量税、印紙代) 約30,000円 約50,000円
車検費用 約40,000円 約40,000円
ガソリン代 約78,500円 約126,900円
メンテナンス・消耗品費用 約10,000円 約10,000円
年間にかかる費用 約181,800円 約257,400円
月々にかかる費用 約15,150円 約21,450円
※年間走行距離10,000km、N-BOX21km/L、ヤリスクロス13km/L、レギュラーガソリン165円/Lで計算
※任意保険は現在11等級、車両保険ありで計算。任意保険は補償内容によって変動します。
※2019年10月1日以降の購入として計算

維持費は車種や燃費性能によって大きく異なりますが、軽自動車であれば年間で約20万円、普通自動車で約25万円かかります。つまり、車の2台持ちでは45万〜50万円ほどの維持費がかかることがわかります。

ここに、駐車場代や高速道路代、洗車代などの費用が上乗せされるため、実際は目安よりも費用が高くなる場合もあると想定しておきましょう。

車を2台持ちする場合の自動車保険料

自動車保険料は1台あたり年間約3万〜5万円が目安とされています。ただし、車種や走行距離、年齢、等級、免許証の色、加入する補償内容などによって異なります。

自動車保険料の例

【条件】30歳男性、無事故、等級6、車両保険加入の場合
1台目の普通車:年間約5万円
2台目の軽自動車:年間約3万円

なお、2台目の車にはセカンドカー割引を適用できます。セカンドカー割引は2台目の車の保険料が割引になるサービスで、条件を満たした場合のみ適用されます。

車を2台持ちする場合の車検費用

車検の費用は、車種や年式などによって異なるため一概にはいえません。一般的な車検費用は、軽自動車で3万〜5万円、普通自動車で4万〜8万円ほどとされています。

車検では、部品の交換や修理が必要だったり、コーティングなどのオプションをつけたりすればさらにお金がかかります。

車を2台持ちする場合の車の組み合わせ例

ここでは、車を2台持ちする場合の、車の組み合わせ例を紹介します。

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スタッフ

家族構成、趣味、通勤の距離、予算などを考慮して2台の車を選ぶといいでしょう。

実用性重視なら普通自動車×軽自動車

組み合わせ

メインカー:普通自動車のミニバンやSUV(家族用)
サブカー:軽自動車(通勤や買い物用)

家族みんなで乗れる普通自動車と、燃費のいい軽自動車の組み合わせです。メインカーは、家族の人数や荷物量にあわせて、ミニバンやSUVなどを選ぶといいでしょう。サブカーは燃費のいい軽自動車を選ぶことで、ガソリン代や税金といった維持費を抑えられます。

経済性重視なら軽自動車×軽自動車

組み合わせ

メインカー:軽自動車(日常使い)
サブカー:軽自動車 (近距離用)

2台とも軽自動車にすれば、初期費用と維持費を大幅に抑えられます。軽自動車のなかでも中古車を選ぶことで、さらに初期費用を抑えることが可能です。

軽自動車を2台持ちする組み合わせは、出勤や子どもの送迎などで2台を同時に利用することが多い家庭、近距離の移動機会が多い方におすすめです。また、子どもが運転するようになった際に、小回りが利いて運転のしやすい軽自動車を買い足すのもいいでしょう。

環境重視ならハイブリッド車×軽自動車

組み合わせ

メインカー:ハイブリッド車/電気自動車(日常使い)
サブカー:軽自動車(近距離用)

メインカーとして、燃費のいいハイブリッド車や電気自動車を選ぶことで、ガソリン代を抑えられます。特に、運転頻度が高く長距離運転の機会が多い方は、燃費のいい車を選ぶといいでしょう。

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2台持ちの組み合わせに悩んでいるなら、当社カーセブンにご相談ください!用途や希望にあわせて、おすすめの中古車をご紹介します。

車の2台持ちで維持費を抑える方法

車の2台持ちで維持費を抑えるためにできることは、以下の通りです。

購入費や維持費を抑えられる中古車を選ぶ

中古車は新車よりも安く購入できるものが多く、初期費用を抑えたい場合におすすめです。ガソリン代を安く抑えたいのであれば、中古車のなかでも燃費のいい高年式の軽自動車を選ぶといいでしょう。

中古車は初期費用が安い反面、低年式だと車検や修理などの維持費が新車よりも高くなる可能性があります。バランスを見ながら、最適な中古車を選んでみてください。

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カーセブンなら豊富な在庫を取り揃えています。たくさんの選択肢のなかから予算や好みにあった中古車を選べますよ。

軽自動車や燃費のいい車を選ぶ

維持費を抑えるなら、軽自動車や燃費のいい車がおすすめです。

軽自動車は普通自動車よりも燃費が優れていることが多いため、ガソリン代の節約につながります。また、軽自動車は自動車税や自動車重量税、車検にかかる費用も普通自動車より安い傾向です。

また、燃費のいいハイブリッド車や電気自動車を選ぶことで、通常の普通自動車よりもガソリン代を節約できます。場合によっては税金や保険料が割引されることがあります。

自動車保険(任意保険)で価格を抑えられるものを選ぶ

自動車保険はさまざまな会社が提供しているため、各保険を比較して安いものを選ぶといいでしょう。

自動車保険を取り扱う窓口はたくさんありますが、通販型の自動車保険を選ぶと任意保険料を安く抑えられます。対面の代理店型の場合は、代理店手数料が加算されているので、通販型よりも保険料が高いことが特徴です。通販型は代理店手数料や人件費が抑えられるので、保険料も安くなっています。

また、2台目の車にセカンドカー割引を適用したり、必要な補償のみ加入したりするのもおすすめです。セカンドカー割引は2台目の車の保険料が割引になるサービスで、通常は6等級のところを7等級からスタートできます。

なお、自動車保険の補償内容や保証範囲はさまざまで、価格も異なります。

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補償内容を必要最低限押さえられるプランを選択したうえで、自分にあった保険を選びましょう。

メンテナンスや点検を定期的に行う

車を丁寧に扱い、定期的なメンテナンスを実施することも、維持費を減らすうえで重要なポイントです。メンテナンスや点検をきちんと行えば、故障による修理費用を抑えられるだけでなく、車の寿命が延びて長く乗り続けられます。

また、車を長持ちさせるために以下の点を心がけることも重要です。

  • 適切なタイヤを選び、定期的に空気圧を調整する
  • オイル交換などの定期点検を行う
  • 急発進・急ブレーキをしない

カーシェアリングやカーリースを利用する

頻繁に車を利用しない場合は、2台持ちするのではなく、カーシェアリングやカーリースを利用する方法もひとつです。

カーシェアリングとは

カーシェアサービスに登録した会員同士で車を共有(シェア)するサービスのこと。事前に利用したい車を予約しておくことで、指定された駐車場にある車を借りて乗ることができる。

カーリースとは

メンテナンス費用などを含めた定額で車に乗れるサービスのこと。契約期間中は月額料金のみの支払いで乗り続けられる。

カーシェアリングやカーリースは、保険や税金を別途支払う必要はなく、月額料金や年間料金のなかに含まれています。ただし、これらのサービスは自分が購入した車のように自由に使えないので、頻繁に車を使用する方には向いていません。

中古車の購入・売却ならカーセブンにお任せ!

車の2台持ちを検討中なら、中古車の販売と買取の両方を行っているカーセブンにご相談ください。

カーセブでは、お客様の車探しから購入までをサポートする「お探しコンシェルジュ」サービスを提供しています。専門スタッフ全国のカーセブンにある在庫のなかから、お客様の希望にぴったりな1台をご紹介しています。2台持ちする車選びにお悩みの方はぜひご利用ください。

4つの中古車販売安心宣言

カーセブンでは、お客様に安心して素敵なカーライフをスタートしていただきたいという思いから「中古車販売安心宣言」として以下の4つの約束を定めています。

中古車販売安心宣言

・納車前に消臭&抗菌処理を必ず行う
・ドライブレコーダー機能をすぐ使える状態で納車
・リコールを確認してから納車
・第三者機関の鑑定を受けてから納車

万全なコンディションで納車するため、カーセブンでは公正・公平な立場の第三者機関の検査を導入して、購入された車の状態を検査しています。そして、厳しいチェックを受けた車しか出ない鑑定書を用意し、納車時にお渡ししています。

また、納車前の車すべてに除菌・消臭コーティングを施してから納車しているので、安心して納車いただけますよ。

すでに不要な車を持っているなら売却を視野に

すでに車を持っていて、不要な車がある場合は買取も視野に入れましょう。車は時間が経つほど価値が下がるため、使わないなら早めに売却するほうが高く売れる可能性が高まります

あた、もし別の車への買い替えを検討しているなら、売却金を新しい車を買う予算にあてることも可能です。

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よくある質問

Q
車を2台持ちする場合、維持費はどれくらいですか?
A

車を持つ場合、1台あたり月2万〜3万円ほどの維持費がかかります。そのため2台持ちの場合は、月4万〜6万円ほどかかると考えておくといいでしょう。ただ、洗車代や高速代などを支払う場合はさらに費用がかかる場合もあります。
詳しくは「車を2台持ちする場合の維持費【参考】」をチェック

Q
車を2台持つにはいくらの年収が必要ですか?
A

一般的に、車を2台持つには年収500万円以上が目安とされています。とはいえ、軽自動車や中古車を購入して初期費用や維持費を抑える工夫をすれば、年収500万円以下の方でも車を2台持ちすることは充分可能です。

Q
車を2台持ちする場合、保険はいくらですか?
A

車を1人で2台所有する場合でも、2台とも自動車保険に加入する必要があります。保険料は車種や年式、等級によっても大きく異なりますが、1台あたり約6万円ほどです。つまり、2台持ちの場合は10万〜12万円ほどかかります。

Q
車を2台持ちするデメリットは何ですか?
A

車を2台持ちするデメリットは以下の通りです。

  • 2台分の維持費(ガソリン代・税金など)がかかる
  • 駐車スペースが必要
  • 管理の手間がある

Q
ローン支払中でも2台目のローンは組めますか?
A

ローン支払中でも、2台目のローンを組むことは可能です。ローンの条件は1台目と変わらず、安定した職業か、返済の遅延や延滞はないか、返済能力があるかなど点が審査されます。審査に通ればローンを利用可能です。

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