1997年に「21世紀に間にあいました。」というキャッチコピーで登場した初代プリウス。それから四半世紀が経ち、近年では車選びでハイブリッドカーが当たり前の選択肢になっています。ただ、一口にハイブリッド車といってもその仕組みはメーカーごとに異なり、搭載車種も多岐にわたります。
そこで、これからハイブリッド車を選ぶ際に役立つポイントとおすすめ車種を解説します。
この記事でわかること
- ・各メーカーのハイブリッドシステムの種類
- ・ハイブリッド車のメリットとデメリット
- ・ボディタイプ別のおすすめハイブリッド車
監修・執筆
エディター ライター
高橋 満
求人誌編集部、カーセンサー編集部を経て1999年にエディター/ライターとして独立し、自動車、音楽、アウトドアなどをテーマに執筆。得意としているのは人物インタビュー。著名人から一般の方まで、心の中に深く潜り込んでその人自身も気づいていなかった本音を引き出すことを心がけている。また、企業の広報・販促活動のサポートも担当。愛車はフィアット500Cとスズキジムニー。
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目次
ハイブリッド車とはどんな車?

ハイブリッド車とは2種類以上の異なる動力源を掛け合わせて走行する車のこと。エンジンと電気で駆動するモーターのメリットを活かし、低燃費や高出力を実現しています。
ハイブリッド車の種類
ハイブリッド車は、機能の違いにより大きく3つの種類があります。
ハイブリッド車
ストロングハイブリッドとも呼ばれ、エンジンに加えて高出力のモーターを搭載することで電気の力のみで走行できる時間を増やすなどして、燃費性能を高めています。

エンジンとモーターの出力を合わせることで、エンジンのみより力強い走りができるようになっているものもあります。ハイブリッドの4WDモデルは、前輪をエンジンとモーター、後輪を専用のモーターで駆動させています。
プラグインハイブリッド車
搭載する駆動用バッテリーをハイブリッド車より大きなものにして、外部電源をつないで外からバッテリーに充電ができるようにしているタイプ。PHEV、PHVとも呼ばれます。
大容量バッテリーに多くの電気を蓄えられるので、モーターのみで走行できる距離の長さが特徴。買い物や通勤などの普段使いなら電気の力だけで走行することも可能です。
マイルドハイブリッド車
減速時のエネルギーで発電した電気を小型のバッテリーに蓄え、その電気を使って発進や加速時にエンジンをアシストすることで燃費性能を高めています。ハイブリッドやプラグインハイブリッドに比べてシステムが複雑ではないので、価格を抑えることができます。
※当記事では「ハイブリッド」を紹介していきます。
ハイブリッド車の仕組み
ハイブリッド車には大きく3つの種類があります。
■パラレル式


イメージは「モーターが組み込まれたエンジン」。走行時の主体はエンジンで発進や加速時にサポート役のモーターがエンジンとともに動力となり、燃料消費を抑制し、力強い走りを実現します。構造はシンプルですが、モーターのみの力で走行することはできません。
■シリーズ式


搭載されるエンジンは発電機を動かすことに専念し、発電した電気を使ってモーターの力で走行します。そのため、電気自動車(EV)のような鋭い加速感を味わえます。
■シリーズ・パラレル式


エンジンとモーターを使い分けながら走行するシステムで、スプリット式とも呼ばれます。発進時は動き出した瞬間から大きなトルクを出せるモーターを使用。街中ではエンジンとモーターを使い分け、上り坂や加速時はエンジンとモーターの動力をミックス。そして高速道路巡航時はエンジンで効率よく走行するなど、状況によってそれぞれの長所を上手に使い分けています。
画像引用:Honda – ハイブリッドカーの種類
トヨタのハイブリッド

トヨタは初代プリウス以来、シリーズ・パラレル式を進化させています。エンジンとモーターの切り替えなどは自動制御していますが、制御はとても緻密で自然。

普通に乗っていたら切り替わったことにまず気づきません。
新型クラウンクロスオーバーにはシリーズ・パラレルハイブリッドのほか、エンジンとフロントモーターを直結し、さらに後輪にもモーターを搭載してダイレクト感のある走りを味わえるようにした『デュアルブートハイブリッド』が用意されています。
ホンダのハイブリッド

初代プリウスから約2年遅れて、ホンダはパラレル式のハイブリッドシステム『IMA』を積んだインサイトを発売。IMAは初代フィットハイブリッドやCR-Zなど多くの車種に展開。その後、モーターを内蔵した7速DCTを搭載した『SPORT HYBRID i-DCD』を開発。現在はe:HEVというシステムを展開しています。

e:HEVは日常のほとんどをモーターで走行し、バッテリーの電気が減るとうエンジンを動かして発電します。その意味でシリーズ式に近いシステムですが、高速道路などでは効率のいいエンジンの動力のみで走行します。
日産のハイブリッド

日産は高級セダンに、パラレル式にクラッチを搭載してエンジンとモーターを完全に切り離せるようにした1モーター2クラッチ方式を採用。2016年には2代目ノートにシリーズ式のハイブリッドシステム『e-POWER』を搭載。モーター走行を気軽に味わえることから大ヒットしました。現在はe-POWERを多くの車種に展開。そしてe-POWERは第2世代に進化しています。
スズキのハイブリッド

スズキはマイルドハイブリッドのほか、トランスミッションにAGS(2ペダルMT)を採用した独自のパラレル式ハイブリッドシステムを用意しています。AGSは変速の際にトルクが抜けてギクシャクしやすいというデメリットがありますが、スズキのハイブリッドは変速時にモーターのアシストを加えることでAGSのネガティブな部分を解消しています。

パラレル式ですがモーターのみで走行するタイミングもあります。
ダイハツのハイブリッド

ダイハツはコンパクトSUVのロッキーにe-SMART HYBRIDというシステムを搭載。これは日産のe-POWERと同様にエンジンが発電に徹してモーターの力で走行するシリーズ式になります。日産のものより小さなバッテリーにすることで、コストダウンを図っているのが特徴です。

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ハイブリッド車のメリット
2つの動力を組み合わせたハイブリッド車には、ガソリンエンジン車/ディーゼルエンジン車、そして電気自動車(EV)にはないさまざまなメリットがあります。
低燃費

車は停止状態から動き出すときに多くの燃料を消費します。シリーズ・パラレル式のハイブリッド車はモーターの力で発進。パラレル式はモーターがエンジンをアシストすることで燃料消費を抑えます。

同一車種のガソリン車とハイブリッド車の燃費を比較すると、たとえばトヨタ ヤリスはガソリンモデルの1.5ZのWLTCモード燃費が21.6km/hなのに対し、ハイブリッドモデルの1.5ZのWLTC燃費は35.4km/Lになります。燃費がいいぶん、ガソリン車よりもガソリンスタンドに行く回数が少なくて済みます。
静粛性の高さ

エンジンに加え、モーターという動力を搭載しているハイブリッド車。シリーズ・パラレル式、シリーズ式は走行中にエンジンが止まっている時間があります。走行ノイズの大きな原因の一つであるエンジンが動いていないため、モーターのみで走っている間は通常走行時より車内は静かになります。早朝や深夜に音を出して近所迷惑にならないよう、モーターのみで走行する「EVモード」を備えたハイブリッド車もあります。
駆動用バッテリーが小さくて済む

電気の力のみで走るEVや、外部からの充電機能を備えたPHEVは、駆動用の電気を蓄える大容量バッテリーが搭載されます。駆動用バッテリーはとても高価なので、そのコストは車両本体価格にダイレクトに響いてきます。ハイブリッド車はEVやPHEVに比べると駆動用バッテリーが小さくて済みます。
減税
EVやPHEVのように購入時に補助金を受けることはできませんが、ハイブリッド車は多くのモデルで新車購入時の自動車重量税が免税になり、環境性能割も非課税になります。また、免税・非課税にはならなくてもほとんどのモデルが減税対象になっています。
※2024年1月現在
しっとりとした乗り味

トヨタハリアーを例に挙げると、ガソリン車よりハイブリッド車のほうが90kgほど重くなります。そんなハリアーのハイブリッド車はガソリン車に比べて、しっとりとした安定感のある乗り味を体験できます。もちろん車両重量増だけが理由ではありませんが、高級感のある乗り心地を楽しみたいならハイブリッド車がおすすめです。
加速の良さ

スポーティな走りを楽しもうと思ったら、ターボ車という選択肢があります。ターボは排気ガスの流れを利用してエンジンに圧縮した空気を送り込み、車の出力を高める装置。ハイブリッド車は燃費に効くのはもちろん、アクセルを踏み込んだ時はエンジンとモーター、両方の力を使ってターボ車のように力強く加速します。そしてシリーズハイブリッドはモーターならではの鋭くレスポンスのいい加速を味わえます。
燃料の入れやすさ

環境に優しい車として注目を集めているのがEVです。ただ、現状ではまだ充電のためのインフラが整っているとは言えず、充電に時間もかかるため、週末のサービスエリアなどでは充電待ちの列ができることもあります。万が一電欠した場合は、レッカーで充電スポットまで運んでもらうしかありません。ハイブリッド車はガソリンスタンドで燃料を入れられるため、気が楽なことも大きなメリットです。
ハイブリッド車のデメリット

ハイブリッド車には多くのメリットがある一方で、少なからずデメリットもあります。それを理解したうえで購入を検討してください。
高価
ハイブリッドシステムはエンジン以外にもモーター・駆動用バッテリー・それらを制御するCPUなどが搭載されます。必然的に車両本体価格はガソリン車より高くなり、たとえばトヨタ ヴォクシーだと同グレードのガソリン車とハイブリッド車で35万円の価格差があります。
一般的な1年間の走行距離は約7,000kmと言われています。レギュラーガソリン価格を160円で計算すると、ガソリン車とハイブリッド車の価格差を燃料代だけで元を取るには13年以上かかります。ハイブリッド車を選ぶ際は低燃費による燃料代の節約も大事ですが、上質な走りを味わえる・環境に優しい・ガソリンスタンドに頻繁に行かなくていいといった部分をメリットと捉えるほうがいいでしょう。
重い
「ハイブリッド車のメリット」で、しっとりした乗り味が楽しめるとお伝えしましたが、逆にガソリン車よりも重量があるハイブリッド車では軽やかな走りは味わいづらくなります。軽快な走りを楽しみたい人は、ハイブリッド車ではなくガソリン車をおすすめします。
メンテナンス費用
スマホのバッテリーが使っているうちにだんだん性能が落ちてくるように、ハイブリッド車の駆動用バッテリーも徐々に劣化していきます。駆動用バッテリーが劣化して交換する場合、車種にもよりますが交換費用は20万円以上必要になります。
ハイブリッド車を選ぶときのポイント
多くの種類があるハイブリッド車。その中から自分に合うものをどうやって探せばいいのでしょうか。選ぶ際のポイントを紹介します。
燃費性能の見方

燃費性能は「1Lの燃料でどれくらいの距離を走れるか」で表記されます。たとえば23.4km/Lと書かれていたら、「1Lの燃料で23.4km走りますよ」という意味になります。ただ、この数字は参考程度に見ておきましょう。
WLTCモードとは

現在、新車のカタログで燃費性能はWLTCモードという方法で測定されています。測定方法の詳細は割愛しますが、この数字はかつて使われていた10・15モードやJC08モードより実際の燃費に近いと言われています。
カタログ燃費と実燃費は異なる

燃費は走る道・アクセルやブレーキの踏み方・乗車人数や荷物の積載量・気候などで変わってきます。一方カタログに記載される燃費は試験場内の統一された条件下で計測されるため、実燃費はカタログ燃費より悪くなる傾向にあります。
ハイブリッド車の燃費が伸びるときと悪くなるときがある

ハイブリッド車は減速する際のエネルギーで発電機を動かし電力を生み出しています。この機構を回生ブレーキと言います。また、駆動用バッテリーに蓄えた電力に余裕があるときはエンジンを停止しモーターの力のみで走行します。そのため、適度にストップ&ゴーをする郊外の一般道などでは燃費がよくなる傾向にあります。

反対に高速道路では回生ブレーキによる発電があまり行われず、エンジンが動いている時間が長くなるため、思ったほど燃費が伸びないときもあります。
サイズ・乗車人数
ハイブリッド車もハッチバック・ミニバン・SUV……と、各メーカーからさまざまなボディタイプ・サイズ・乗車人数のものがラインナップされています。なので購入検討時は「ハイブリッド車だから……」と妥協しなくて大丈夫。普通の車を選ぶときと同じように、購入後の使い方を考えながら選んでください。
保証
ハイブリッドシステムは「特別保証」の対象なので、新車で購入すると「5年または走行10万km走行時点のいずれか早い方」となっています。
また、中古車を購入する場合も正規ディーラーの認定中古車ならハイブリッドシステムが保証の対象になります。トヨタ認定中古車は「中古車ハイブリッド保証」が用意されていて、保証期間が「初度登録年月から10年目まで、または3年間の長い方。ただし累計走行距離が20万km以内(トヨタ車/レクサス車限定)」となります。他のメーカーでも認定中古車には基本的に1年間走行距離無制限の保証が付き、有料で保証期間を延長することができます。
注目が高まる装備「AC100Vコンセント」
万が一の災害時でも電気が使えるよう、家庭用のAC100Vコンセントがついた車の注目が高まっています。普通の車だとたくさんの電気を貯められないので使えるワット数は小さくなりますが、駆動用バッテリーに大量の電気を貯めているハイブリッド車は、最大1500Wまでの電気が使えるものが多いのが特徴。災害時だけでなく、アウトドア・レジャーなどでも便利に使えますよ。

お乗り換えの場合、愛車の買取金額によって、ご準備いただく金額が変わります。
まずは、買取金額を調べてそのあと購入するお車を決めてみてはいかがでしょうか?
【ボディタイプ別】ハイブリッド車おすすめランキング
ここからはおすすめのハイブリッド車をボディタイプ別に紹介していきましょう。紹介するのは販売台数順ではなく、機能や燃費性能などを鑑みた筆者おすすめモデルになります。
ハッチバックのハイブリッド車5選

コンパクトで車重も軽いハッチバックは、ハイブリッド車の中でも特に燃費がいいのが特徴。車両本体価格200万円台以下から買えるモデルがあるなど、コストパフォーマンスも高くなっています。
車種名 | ハイブリッド車の 新車価格 |
トヨタ アクア | 1,997,000〜 2,598,000円 |
トヨタ ヤリス | 2,013,000〜 2,548,000円 |
ホンダ フィット | 1,997,600〜 2,664,200円 |
日産 ノートオーラ | 2,654,300〜 2,996,400円 |
スズキ ソリオ | 2,222,200〜 2,246,200円 |
トヨタ アクア

2021年7月に2代目へとモデルチェンジしたハイブリッド専用モデルのアクア。デザインは初代の雰囲気を取り入れながら、よりクリーンなイメージが採用されました。
駆動用バッテリーはリチウムイオン電池ではなく、高出力なバイポーラ型ニッケル水素電池を世界初採用。初代と比較してバッテリー出力が約2倍に高められました。また、このバッテリーを採用したことでアクセル操作へのレスポンスが向上したといいます。

走行モードで「POWER+モード」を選択するとアクセルから足を離した時に回生ブレーキが強くかかり、ブレーキペダルを踏まなくても滑らかに減速できる「快感ペダル」を搭載するなど、ハイブリッド車らしい走りを楽しむことができます。
■アクアの情報
寸法 | 全長:4,050mm 全幅:1,695mm 全高:1,485〜1,505mm |
乗車人数 | 5人 |
エンジンの排気量 | 1,490cc |
WLTC燃費 | 29.3〜35.8km/L |
中古車相場価格 | 150万〜290万円 |
トヨタ ヤリス

1999年にデビューしたヴィッツが2019年12月のフルモデルチェンジで世界統一名称であるヤリスになりました。ハイブリッド車は2017年1月に行われた3代目ヴィッツのマイナーチェンジから設定されています。
パワーユニットは新開発された1.5L 3気筒「ダイナミックフォースエンジン」とダイレクトな加速感を味わえる「ダイレクトシフトCVT」の組み合わせで、燃費性能はもちろん胸のすく走りを楽しめるモデルとなりました。

ハイブリッド車の運転席にはシートを少し回転させて楽に乗降できるターンチルトシートや1500Wのアクセサリーコンセントがオプション設定されています。
■ヤリスの情報
寸法 | 全長:3,940mm 全幅:1,695mm 全高:1,500〜1,515mm |
乗車人数 | 5人 |
エンジンの排気量 (ハイブリッド車) | 1,490cc |
ハイブリッド車のWLTC燃費 (参考:ガソリン車のWLTC燃費) | 30.2〜36.0km/L 19.6〜21.6km/L |
ハイブリッド車の中古車相場価格 | 140万〜280万円 |
ホンダ フィット

2020年2月にデビューした4代目フィットはハイブリッドシステムがe:HEVになり、街中では多くの時間をモーターのみで走行するので、電気自動車のような静かな走りを楽しめます。
2022年11月にマイナーチェンジが行われ、上質なデザインに生まれ変わりました。ハイブリッドのグレードはシンプルな「ベーシック」、柔らかな印象の「ホーム」、高級感のある「リュクス」、スポーティな「RS」、アウトドアテイストの「クロスター」の5タイプを用意。それぞれデザインが変えられています。

薄い燃料タンクを床下に配置したセンタータンクレイアウトの恩恵で、小さなボディでも室内は広々。リアシートを倒すと広大な荷室空間が出現します。リアシート座面を跳ね上げれば高さのある荷物を積むこともできます。
■フィットの情報
寸法 | 全長:3,995〜4095mm 全幅:1,695〜1,725mm 全高:1,515〜1,570mm |
乗車人数 | 5人 |
エンジンの排気量 (ハイブリッド車) | 1,496cc |
ハイブリッド車のWLTC燃費 (参考:ガソリン車のWLTC燃費) | 23.5〜30.2km/L 15.9〜18.7km/L |
ハイブリッド車の中古車相場価格 | 120万〜290万円 |
日産 ノートオーラ

2代目ノートの後期モデルで搭載されたシリーズハイブリッドのe-POWERが大ヒット。3代目ノートはe-POWER専用モデルとして登場しました。ノートオーラはノートをベースにボディサイズを拡大して3ナンバー化したモデル。内外装には上質な素材を使ってプレミアム性を高めています。
駆動方式はFFのほか、高出力モーターで後輪を駆動させるe-POWER 4WDを設定。前後輪を緻密に制御することで、ブレーキを踏んだときやコーナリング中でも体が振られにくく、安定感のある走りを楽しめます。

また、ノートオーラには日産のモータースポーツ部門であるニスモが手掛けたノートオーラニスモも設定。専用のスポーティな内外装が与えられ、e-POWERの制御もスポーティな方向に振られています。
■ノートオーラの情報
寸法 | 全長:4,045〜4,125mm 全幅:1,735mm 全高:1,505〜1,525mm |
乗車人数 | 5人 |
エンジンの排気量 | 1,198cc |
WLTC燃費 | 22.7〜27.2km/L |
中古車相場価格 | 230万〜400万円 |
スズキ ソリオ

ハッチバックの全高を高めてスライドドアを採用して利便性を高めたソリオ。現行型は2020年12月にデビューした4代目で、デビュー時はガソリンモデルとマイルドハイブリッドモデルをラインナップ。そして2022年12月にハイブリッドモデルが追加されました。
ソリオにはファミリー向けのソリオと、押し出し感を強くしたソリオバンディットの2タイプが入り、ハイブリッド車は両方に設定されました。

リアシートには前後スライドやリクライニング機構が搭載されているので、荷物量や乗員数に合わせて室内空間をアレンジすることが可能。これらの操作は荷室側からも行えます。
■ソリオの情報
寸法 | 全長:3,790mm 全幅:1,645mm 全高:1,745mm |
乗車人数 | 5人 |
エンジンの排気量 (ハイブリッド車) | 1,242cc |
ハイブリッド車のWLTC燃費 (参考:ガソリン車のWLTC燃費) | 22.3km/L 17.8〜19.0km/L |
ハイブリッド車の中古車相場価格 | −−(新しいモデルなので中古車の流通なし) |
SUVのハイブリッド車5選
アウトドアを楽しむ人はもちろん、ファミリーからも人気が高いSUV。コンパクトSUVから5人でゆったり乗れるモデルまで、多くのモデルでハイブリッド車が用意されています。
車種名 | ハイブリッド車の新車価格 |
トヨタ ライズ/ダイハツ ロッキー | ライズ: 2,173,000〜 2,338,000円 ロッキー:2,126,000〜 2,357,000円 |
トヨタ RAV4 | 3,538,000〜 4,304,000円 |
ホンダ ヴェゼル | 2,658,700〜 3,298,900円 |
日産 キックス | 2,798,400〜 3,448,500円 |
日産 エクストレイル | 3,198,800〜 5,046,800円 |
トヨタ ライズ/ダイハツ ロッキー

5ナンバーサイズのコンパクトSUVであるロッキー。ライズはダイハツが製造し、トヨタにOEM供給しているモデルとなります。両車はフロントデザインが変えられていますが、性能は基本的に同じ。ただ、装備が微妙に異なるため、価格帯も異なっています。
デビュー時は1L 3気筒ターボエンジンのみの展開でしたが、2021年12月に1.2Lエンジンを搭載するシリーズハイブリッド「e-SMART」搭載車が設定されました。ちなみにこのタイミングで2WDのガソリン車も1.2Lエンジンに変更されました。

e-SMARTにはアクセル操作のみで車速をコントロールできるスマートペダルを採用。ほかにもヘッドランプ点灯延長機能や最大1500Wまでの電化製品が使えるアクセサリーコンセントも設定されています。
■ライズ/ロッキーの情報
寸法 | 全長:3,995mm 全幅:1,695mm 全高:1,620mm |
乗車人数 | 5人 |
エンジンの排気量 (ハイブリッド車) | 1,196cc |
ハイブリッド車のWLTC燃費 (参考:ガソリン車のWLTC燃費) | 28.0km/L17.4〜20.7km/L |
ハイブリッド車の中古車相場価格 | 200万〜300万円 |
トヨタ RAV4

RAV4は1994年にデビューした時は都市部に似合うライトクロカンという立ち位置でしたが、2019年4月に登場した現行型(日本では4代目、グローバルでは5代目)は、SUVらしいタフさ全面に打ち出したアウトドアテイストあふれるモデルになりました。
それを象徴するのがバンパー下の大型スキッドプレートや専用色となるカーキでオフロードのイメージを強調したアドベンチャーというグレード。デビュー時はガソリンエンジン専用車でしたが、2021年にハイブリッド車が追加されました。

RAV4には3つの4WDシステムが用意されているのも特徴。ハイブリッド車は前輪をエンジンとモーター、後輪を専用のモーターで駆動させるE-Fourが搭載されます。
■RAV4の情報
寸法 | 全長:4,600〜4,610mm 全幅:1,855〜1,865mm 全高:1,685〜1,690mm |
乗車人数 | 5人 |
エンジンの排気量 (ハイブリッド車) | 2,487cc |
ハイブリッド車のWLTC燃費 (参考:ガソリン車のWLTC燃費) | 20.3〜21.4km/L 15.2〜15.8km/L |
ハイブリッド車の中古車相場価格 | 280万〜500万円 |
ホンダ ヴェゼル

ホンダのコンパクトSUVであるヴェゼル。初代はスポーツハイブリッドi-DCDを搭載していましたが、2代目となる現行型はe:HEVを搭載しています。搭載されるバッテリーの性能を上げることでモーター出力を高め、車両重量の重いSUVでも余裕を持って走れるようにしています。
ホンダ独自のセンタータンクレイアウトによりコンパクトSUVでも室内空間は広々。シートやドアトリムには明るく軽やかな素材を使い、温かみのあるインテリアに仕上げられています。

上級グレードのPLaYはパノラマルーフを標準装備にして、開放的な気分で運転できます。ただ、PLaYは現在受注停止になっているため、欲しい人はプレミア相場になっていますが中古車を探してください。
■ヴェゼルの情報
寸法 | 全長:4,330mm 全幅:1,790mm 全高:1,580〜1,590mm |
乗車人数 | 5人 |
エンジンの排気量 (ハイブリッド車) | 1,496cc |
ハイブリッド車のWLTC燃費 (参考:ガソリン車のWLTC燃費) | 22.0〜25.0km/L15.6〜17.0km/L |
ハイブリッド車の中古車相場価格 | 260万〜420万円 |
日産 キックス

ジュークと入れ替わる形で2020年6月に登場したコンパクトSUVのキックスはe-POWER専用モデルになります。デビュー時は2WDのみでしたが、2022年7月のマイナーチェンジで4WDも設定されました。
マイナーチェンジ前のモデルのe-POWERは第1世代になりますが、マイナーチェンジ後の後期型は現行型ノートにも搭載される第2世代e-POWERになります。モーターの出力とトルクが高められたのでパワフルな走りを味わえるようになり、4WDは雪道を安心して走れるだけでなく、コーナリングや減速時の安定感も高められました。

また、後期型は自車を俯瞰映像で確認できるインテリジェント アラウンドビューモニターやルームミラーにカメラ映像を映すインテリジェント ルームミラー、2台前を走る車の動きを検知してドライバーに注意喚起するインテリジェント FCW(前方衝突予測警報)が標準装備になりました。
■キックスの情報
寸法 | 全長:4,290mm 全幅:1,760mm 全高:1,605mm |
乗車人数 | 5人 |
エンジンの排気量 | 1,198cc |
WLTC燃費 | 19.2〜23.0km/L |
中古車相場価格 | 180万〜310万円 |
日産 エクストレイル

2022年7月に4代目へとフルモデルチェンジしたエクストレイル。3代目のハイブリッドは1モーター2クラッチタイプの「インテリジェント デュアル クラッチ コントロール」を採用していました。現行型は全グレードで、e-POWERを搭載しています。
コンパクトモデルのe-POWERの発電用エンジンは1.2L 3気筒ですが、大型のエクストレイルはより多くの電気を発電し、さらにエンジンが動く時間を少なくして静粛性を高めるために1.5Lターボエンジンを搭載。このエンジンは走行状態により圧縮比を変化させることで、発電効率を高められるようにしています。

4WDはノートやキックスがモーターの制御で安定感を高めた「e-POWER 4WD」なのに対し、エクストレイルはモーターとブレーキを協調制御する「e-4ORCE(イーフォース)」を搭載。e-POWER 4WD以上に自然な感じで走れるようになりました。
■エクストレイルの情報
寸法 | 全長:4,660〜4,675mm 全幅:1,840mm 全高:1,720mm |
乗車人数 | 5人 |
エンジンの排気量 | 1,497cc |
WLTC燃費 | 18.3〜19.7km/L |
中古車相場価格 | 420万〜560万円 |
ミニバンのハイブリッド車4選
3列シートとスライドドアで子育て世代が便利に使えるミニバン。たくさんの荷物を積んでアウトドアを楽しみたい人にもピッタリの選択です。ミニバンにも多くのハイブリッド車が用意されています。
車種名 | ハイブリッド車の 新車価格 |
トヨタ シエンタ | 2,380,000〜 3,068,000円 |
トヨタ ノア/ヴォクシー | ノア:3,050,000〜 3,890,000円 ヴォクシー:3,440,000〜 3,960,000円 |
ホンダ ステップワゴン | 3,382,500〜 3,846,700円 |
日産 セレナ | 3,499,100〜 4,798,200円 |
トヨタ シエンタ

2022年8月に3代目へと生まれ変わったコンパクトミニバンのシエンタ。ボディサイズを5ナンバーサイズである1700mm以下に抑え、街中での取り回しやすくしたモデルです。しかし、室内空間、とくに2列目席の居住性を高めて、子どもから大人まで快適に過ごせるようにしています。
シートは後ろの席に行くほどヒップポイントが高くなるシアターレイアウトを採用。後部座席に座っても見晴らしがいいので、圧迫感をもたずにロングドライブを楽しめるようにしています。

インパネのドリンクホルダーにアクセントカラーを使ったり、ドアポケットのドリンクホルダーにボトルの絵を描くなど、遊び心を盛り込んだデザインが特徴。これはデザイン性だけでなく、どんな人でも直感的に使えるようにしているユニバーサルデザインの考え方を盛り込んだものです。
■シエンタの情報
寸法 | 全長:42,60mm 全幅:1,695mm 全高:1,695〜1715mm |
乗車人数 | 5人・7人 |
エンジンの排気量 (ハイブリッド車) | 1,490cc |
ハイブリッド車のWLTC燃費 (参考:ガソリン車のWLTC燃費) | 25.3〜28.8km/L 18.3〜18.4km/L |
ハイブリッド車の中古車相場価格 | 270万〜390万円 |
トヨタ ノア/ヴォクシー

2Lクラスのハイトミニバンであるノア/ヴォクシー。ハイブリッドシステムは、1.8L 直4エンジンを採用した新世代のシステムを搭載。モーター・バッテリーともに高出力化されたことで力強い走りを味わえます。
先代モデルまでは基本的にノアとヴォクシーは同価格でしたが、4代目ではノアとヴォクシーで価格に差がつけられています。これはノアには標準ボディとエアロボディがあるのに対し、ヴォクシーは全グレードエアロボディになるため。グレード数もノアのほうが多く用意されています。

高度運転支援技術であるトヨタチームメイトには、自動車専用道路での渋滞時に車が認知、判断、操作を支援して運転者の疲労軽減に公言する「アドバンストドライブ(渋滞時支援)」や、スマートフォンを使って車外から駐車と出庫操作ができる「アドバンストパーク(リモート機能付)」が採用されています。
■ノア/ヴォクシーの情報
寸法 | 全長:4,695mm 全幅:1,730mm 全高:1,895〜1,925mm |
乗車人数 | 7人・8人 |
エンジンの排気量 (ハイブリッド車) | 1,797cc |
ハイブリッド車のWLTC燃費 (参考:ガソリン車のWLTC燃費) | 22.0〜23.4km/L 14.3〜15.1km/L |
ハイブリッド車の中古車相場価格 | 380万〜550万円 |
ホンダ ステップワゴン

ステップワゴンは日本にミニバンブームを沸き起こした立役者。1990年代初頭まではエンジンの上に運転席があるキャブオーバータイプが主流でしたが、ホンダにはこのような車種がなかったので、乗用車のようにFF(前輪駆動)ベースでプラットフォームを開発。これにより室内を広く使うことができ大ヒットしました。その後、他メーカーもステップワゴンの方式を追随し、現在のミニバンの流れが出来上がりました。
6代目となる現行型は2022年5月にデビュー。柔らかなイメージの「エアー」と、高級感のある「スパーダ」という2つのデザインが用意されています。ハイブリッドシステムはe:HEVになります。e:HEVはレバーではなくボタンでシフト操作を行います。

室内長はホンダ史上最大の2,845mmを確保。このスペースを活かし、3列目まで厚みのあるシートが設置されました。パワーバックドアには任意の位置で止めることができる機能を搭載し、狭い場所でも荷物の出し入れをしやすくしています。
■ステップワゴンの情報
寸法 | 全長:4,800〜4,830mm 全幅:1,750mm 全高:1,840〜1,845mm |
乗車人数 | 7人・8人 |
エンジンの排気量 (ハイブリッド車) | 1,993cc |
ハイブリッド車のWLTC燃費 (参考:ガソリン車のWLTC燃費) | 19.5〜20.0km/L 13.1〜13.9km/L |
ハイブリッド車の中古車相場価格 | 350万〜460万円 |
日産 セレナ

2022年11月に新型が発表されたセレナ。まずガソリンモデルが発売となり、ハイブリッドのe-POWER搭載車は春から発売の予定となっています。同クラスの他のミニバンが全幅を拡大して3ナンバー化したのに対し、セレナは全幅を1,700mm以下に抑えて5ナンバーサイズを死守しました(ハイウェイスターの全幅は1,715mm)。
ミニバンナンバーワンの室内長と室内幅により、フル乗車時も全員がゆったり座ることが可能。2列目シートを後ろに目一杯スライドすると足を思い切り伸ばせるだけのスペースが登場します。そして8人乗りモデルにはセレナの特徴である2列目スマートマルチセンターシートを搭載。これを1列目までスライドさせると2列目シートを横スライドさせることができます。

最上級グレードとなるe-POWERルキシオンには、車線変更を伴う追い越しやハンズオフドライブも可能なプロパイロット2.0を標準装備。その他のグレードには高速道路での運転支援機能であるプロパイロットが標準装備されます。そしてe-POWER XVとe-POWERハイウェイスターVはナビと連動して減速などを行う機能がついたプロパイロットをオプションで選ぶこともできます。
■セレナの情報
寸法 | 全長:4,690〜4,765mm 全幅:1,695〜1,715mm 全高:1,870〜1,895mm |
乗車人数 | 7人・8人 |
エンジンの排気量 (ハイブリッド車) | 1,433cc |
ハイブリッド車のWLTC燃費 (参考:ガソリン車のWLTC燃費) | 18.4〜20.6km/L 11.6〜13.4km/L |
ハイブリッド車の中古車相場価格 | −(ハイブリッド車の流通なし) |
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セダンのハイブリッド車2選
独立した荷室をもったセダン。SUVやミニバン、ハッチバックが車選びの主流となっている現在ではモデル自体が少ないですが、その中でもハイブリッド車が用意されています。ここではハイブリッド専用モデルの2車種を紹介します。
トヨタ プリウス

2013年1月に発売された5代目プリウス。まずシリーズパラレルハイブリッド車が発売になり、3月にはPHEVが発売されます(これまでプリウスPHVは別モデルと言う扱いでしたが、今回から「プリウス」に統一されました)。なおプリウスは厳密に見るとバックドアを有するハッチバック形状ですが、本企画ではトヨタの分類に沿ってセダンとして紹介します。
空力性能を高めるために大きく傾斜したフロントガラスや、グリルからライトまで一体感のあるデザインになったフロントマスクが特徴。全高は1420〜1430mmとかなり低くなっています。

ハイブリッドシステムは1.8Lエンジンと2Lエンジンを搭載する2つのシステムを用意。どちらも最新の第5世代になります。
■プリウスの情報
寸法 | 全長:4,600mm 全幅:1,780mm 全高:1,420〜1,430mm |
乗車人数 | 5人 |
エンジンの排気量 | 1,797cc〜1,986cc |
WLTC燃費 | 26.7〜32.6km/L |
中古車相場価格 | −−(中古車の流通なし) |
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トヨタ カムリ

トヨタのクルマづくりの指針である「TNGA」によってプラットフォームからパワートレーンまで一新し、ハイブリッド専用モデルとしてデビューしたのは2017年。2019年9月には全グレードに4WD(E-Four)が設定されました。
大型のロアグリルを採用した標準モデル(G、X)と、専用のフロントグリルやリアスポイラーでスポーティなイメージが与えられたWSの2タイプが用意されているのもカムリの特徴です。

2021年2月の改良では先進安全装備の「Toyota Safety Sense」にレーントレーシングアシスト、カーブ速度抑制機能付きのレーダークルーズコントロール、ドライバー異常時対応システムを追加。プリクラッシュセーフティの検知対象も拡大されました。
■カムリの情報
寸法 | 全長:4,885〜4,910mm 全幅:1,840mm 全高:1,445〜1,455mm |
乗車人数 | 5人 |
エンジンの排気量 | 2,487cc |
WLTC燃費 | 21.6〜27.1km/L |
中古車相場価格 | 170万〜480万円 |
ハイブリッド車を中古車で買う際はバッテリーの寿命に注意
冒頭で紹介したように、ハイブリッド車の駆動用バッテリーは充放電を繰り返すうちにだんだんと劣化し、蓄えられる電気の量が減っていきます。そのため、中古車でハイブリッド車を買う時は、バッテリーの状態を気にしておきたいところです。
ただ、バッテリーの状態は専用の診断機に接続しないと確認できないため、店頭に並ぶ中古車のバッテリー状態を知ることはできません。そこで、まずはお店からキーを借りた上でシステムを起動し、ハイブリッド警告灯が点灯しないことを確認。そのうえでお店の人にバッテリーはどんな状態か、すぐに交換するようなことはありそうかなどを聞いてみましょう。
よくある質問
エンジンとモーターという2つの動力を使って走行する車のことをハイブリッド車と呼びます。
走行シーンに応じて動力を使い分けることで、エンジン単体のモデルよりも燃費性能がいい、力強い走りを味わえるなどのメリットがあります。
詳しくはこちらをチェック
ハイブリッドシステムは高価なので、中古車購入時はシステムが正常に作動しているかをお店に確認しましょう。
現在、ハイブリッド車はさまざまなボディタイプが用意されているので、購入後の使い方を考えながら選ぶことができます。
駆動用バッテリーの保証期間は新車から5年または10万kmですが、一般的にはそれ以上使っても大丈夫と言われています。駆動用バッテリーの状態を一般の人が見極めることはできないので、状態を知りたい場合は正規ディーラーで診断してもらいましょう。
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