更新日2023.02.28

タフトの燃費は悪い?競合車種との比較や4WDの走行性能を紹介

タフト_燃費_アイキャッチ

ダイハツ タフトはSUVのイメージを強調した力強いデザインが特徴の軽自動車。悪路や雪道での走行に優れた人気の車種です。

タフトはグレードごとに2WDと4WD、NAエンジンとターボエンジンを選べます。どのグレードを選ぶか悩む人にとっては、燃費性能の違いも選ぶポイントになるでしょう。

そこで今回は、タフトのグレードごとのカタログ燃費と実燃費、競合車種との比較などを紹介します。タフトの魅力や後悔しないための注意点も解説するので、ぜひ車選びの参考にしてください。

この記事でわかること

  • タフトの燃費と競合車種の比較
  • タフトの維持費シミュレーション
  • タフトがおすすめな人

タフトと同じ軽SUV「ハスラー」「ジムニー」と比較したい人も注目です!

タフトの燃費をチェック!競合車種とも比較

ダイハツ タフト

画像引用元:【公式】タフト|ダイハツ

自動車選びでは車体価格だけでなく、燃費に目を向けることも大切です。燃費はガソリン代に直結するため、車の維持費にも大きく影響します。

こちらではタフトのグレードごとのカタログ燃費と実燃費、競合車種との比較を紹介します。

スタッフ

燃費を向上させるポイントも紹介するので、ぜひ参考にしてください!

タフトのカタログ燃費

タフトのグレードごとのカタログ燃費を比較してみましょう。

グレード

駆動方式

カタログ燃費
(WLTCモード)

X

2WD

21.4km/L

4WD

21.1km/L

Xターボ

2WD

21.3km/L

4WD

21.1km/L

G

2WD

21.4km/L

4WD

21.1km/L

Gターボ

2WD

21.3km/L

4WD

21.1km/L

タフトはNAエンジンとターボエンジンのモデルがあり、それぞれのグレードで2WD、4WDを選択できます。2WD、4WDでは2WDのほうが燃費性能のいい車種も多いですが、タフの場合はどちらを選んでも、カタログ燃費に大きな差はありません。

タフトの実燃費

車の燃費のまとめサイト「e燃費」によると、2023年2月現在のタフトの実燃費は以下の通りです。

▼タフトの実燃費の比較表(WLTCモード)

グレード

駆動方式

実燃費

X、G

2WD

17.11km/L

4WD

15.03km/L

Xターボ、Gターボ

2WD

17.58km/L

4WD

16.66km/L

実燃費で比較すると、Xターボ、Gターボの2WDが17.11km/Lと計測されており、X、Gの4WDが15.3km/Lと燃費性能が落ちる傾向があります。

スタッフ

実燃費は実際に走行した数値のため、一般的にカタログ燃費より実燃費のほうが燃費性能は低い値になることが一般的です。

競合車種との燃費比較

タフトと同じ軽SUVである「ハスラー」「ジムニー」との燃費を比較してみましょう。

▼競合車種との燃費比較(2023年2月現在)

車種

トランスミッション
(変速機)

駆動方式

カタログ燃費
(WLTCモード)

ダイハツ タフト
(自然吸気エンジン)

CVT仕様

2WD

21.3〜21.4km/L

CVT仕様

4WD

21.1km/L

スズキ ハスラー
(ハイブリッドエンジン)

CVT仕様

2WD

22.6〜25.0km/L

CVT仕様

4WD

20.8〜23.4km/L

スズキ ジムニー

MT仕様

4WD

16.6km/L

AT仕様

4WD

14.3km/L

全車マイルドハイブリッド仕様のハスラーと比較するとタフトの燃費は悪く見えますが、ジムニーよりは燃費性能がいいことがわかります。

燃費を向上させる方法

燃費を向上させるポイント

・加減速の少ない運転を心掛ける
・発進時は緩やかにアクセルを踏む
・減速時は早めにアクセルを離す
・タイヤの空気圧を適正に保つ
・定期的にメンテナンスを行う
・重量のある荷物を積み込んだままにしない

車の燃費は走行条件や運転の仕方によっても異なります。たとえば、急発進や急加速はエンジンの回転数が高くなり、必要以上の燃料を消費します。燃費を向上させるには、なるべく一定の速度で穏やかな運転を心掛けることが大切です。

タイヤの空気が適正でなかったり、エンジンオイルが劣化していたりすると、燃費を悪くするだけでなく車の寿命にも影響します。車を長く乗るためにも、定期的なメンテナンスを心掛けましょう。

タフトの維持費をシミュレーション

車を維持するにはガソリン代のほかにも、税金や保険、メンテナンス費用などがかかります。タフトの維持費が気になる人は、購入後にかかる年間・月間の維持費をシミュレーションしてみましょう。

車種

ダイハツ タフト

仕様

4WD、Xターボ

実燃費

16.66km/L(※1)

ガソリン代

約96,000円

軽自動車税

7,200円

任意保険

約50,000円

車検法定費用
(自賠責保険・自動車重量税・印紙税)

約28,000円

車検点検料金

約18,000円

メンテナンス・消耗品費用目安

約30,000円

年間維持費合計

約229,000円

月間維持費合計

約19,000円

※燃費は実燃費の下限値をもとに計算しています。
※年間走行距離10,000km、レギュラーガソリン160円/Lで計算しています。
※自動車税は2022年11月1日以降に購入したとして計算しています。
※任意保険は補償内容によって変動します。
※1 参考:
e燃費

シミュレーション結果によると、タフト 4WD、Xターボの年間維持費は約22万9千円、月間維持費は約1万9円かかります。

上表の項目以外にも、駐車代や高速道路の利用代金が必要となるケースもあるので、シミュレーションはご自身のライフスタイルにあわせて行いましょう。

タフトの魅力や走行性能・注意点

ダイハツ タフト

画像引用元:【公式】タフト|ダイハツ

ここでは、タフトを購入する前に知っておきたい魅力と注意点、おすすめな人を紹介します。

アウトドアやレジャーを楽しめる軽SUV

タフトの基本情報

ボディサイズ(mm):全長 3,395 × 全幅1,475 × 全高1,630
室内寸法(mm):全長2,050 × 幅1,305 × 高さ1,270
新車価格(税込):1,320,000円〜

タフトは、全体的に四角いデザインで厚みのあるボディの軽SUV。力強さを感じる前後バンパーで、SUVのイメージを強調したデザインが特徴です。オレンジをアクセントカラーとしたインテリアも魅力に感じるでしょう。

後部座席とラゲッジスペースには汚れに強いシートバックボードとデッキボードが設置されています。万が一汚れても拭き取りやすいので、アウトドアやレジャー用品などを気兼ねなく載せられます。

スタッフ

タフトは内装・外装ともに一癖あるおしゃれさが魅力ですね!

タフトの装備の特徴として「スカイフィールトップ」と呼ばれるガラスルーフが標準装備されている点があります。車内から青空が見られるので、アウトドア好きな人は特に楽しめるでしょう。先進安全装備で次世代の「スマートアシスト」が全車標準装備なので、長距離の運転でも安心感があります。

また、ダイハツではタントを含む一部車種にアイドリングストップレス仕様(eco IDLE非装着車)のグレードを追加し、2023年4月11日から全国一斉発売を予定しています。アイドリングストップ付きのグレードよりも33,000円安くなりますが、燃費性能は下がるといわれています。気になる人は追加グレードをチェックしておきましょう。

アイドリングストップとは

ブレーキを踏んで車を完全に停止させた際にエンジンが自動でストップする機能。アイドリングストップレス仕様は、アイドリングストップを省いた仕様のことです。

スタッフ

アイドリングストップレス仕様車は、納車を持たずに早めに乗りたい人、車体本体価格を少しでも抑えたい人におすすめです。

タフトは雪道にも最適!4WDの走行性能

タフトの4WDシステムは、前後輪に路面の状況に適した駆動力を配分する「ビスカスカップリング式」を採用しています。「スポーツモード」や「スノーモード」を選べるため、雪道での走行にも向いています。

コンピューターや各種センサーを使わないシンプルな方式であり、4WDとしての性能はそこまで高くはありませんが、タフトの2WDと比べれば安定した発進加速が可能です。

後悔しないために知っておきたいタフトの注意点

購入後に後悔しないために。タフトの注意点も事前に知っておくことが大切です。

タフトの注意点としては、リヤシートのスライド機能が搭載されていない点があげられます。シートを倒してフルフラットにすることはできますが、4人乗車のときは荷室を広げられないので認識しておきましょう。

スタッフ

乗車予定の人数に対して不便ではないか、試乗の際に確認してみましょう!

タフトはこんな人におすすめ

タフトがおすすめな人

・アウトドアが好き
・悪路や雪道を走行する
・先進装備を重視したい
・シンプルな操作性を好む

荷台に汚れに強いシートを採用しているので、アウトドアをする頻度が高い人や、大きな荷物を載せる人におすすめです。

走行性能を重視する人や、悪路や雪道を走行する人にはタフト4WDがおすすめです。

タフトの競合車種をチェック!

タフトと比較されることの多い軽SUV「ハスラー」「ジムニー」の特徴も見ていきましょう。

スズキ:ハスラー

スズキ ハスラー

画像引用元:ハスラー|スズキ公式サイト

スズキ ハスラーは軽クロスオーバーの先駆けともいえる存在であり、タフトとハスラーで悩む人は少なくありません。角ばったフォルムはタフトと同様ですが、ライトが丸型であるためタフトよりもレトロさやかわいらしさのある見た目が特徴です。

ハスラーにはガソリン車とハイブリッド車、N/Aエンジンとターボエンジンがあり、駆動方式はグレードごとに2WD、4WDを選べます。

事故を未然に防ぐための安全機能「SUZUKI Safety Support(スズキセーフティサポート)」が標準装備されているので、安心して運転できます。そのほか、キーレスプッシュスタートシステムやシートヒーターなど、便利で快適な装備が備わっている点も魅力です。

ハスラーの燃費は20.8~25.0km/Lとタフトよりもよいため、燃費性能を重視する方にとっては比較のポイントになります。

スタッフ

レトロでかわいい軽SUVに乗りたい人、燃費を重視する人におすすめです!

スズキ:ジムニー

スズキ ジムニー

画像引用:【公式】ジムニー|スズキ

 スズキ ジムニーは走破性や走行性能を重視する人に人気の車種です。駆動方式はすべて4WDで、トランスミッション(変速機)は全グレードで4ATと5MTで選択できます。どのグレードにも「ラダーフレーム」を採用しているため悪路での走行に強く、耐久性の高さも兼ね備えています。

ジムニーのサスペンションは、前後ともに3リンクリジッドアクスル式を採用している点も特徴です。凹凸路ではタイヤの接地性が高く、地面から車体までの間を確保しやすくなっています。

タフトは新車と中古車どちらがいい?

ここではタフトの新車と中古車のどちらがよいか、選ぶポイントを紹介します。

こだわりの1台が欲しい場合は新車がおすすめ

新車の場合、車体カラーやオプションを自由に選べます。自分のライフスタイルにあわせてオプションなどを選びたい人や、取り入れたこだわりの1台が欲しい人には新車がおすすめです。

ただし、半導体不足などの影響で、納車まで時間がかかる点がデメリットにあげられます。新車のタフトが欲しい場合は、余裕を持って購入しましょう。

すぐに欲しい場合は中古車がおすすめ

中古車は色やオプションなどが限られていますが、新車と比べてすぐに入手できる点が魅力です。自分好みのタフトが見つけられれば、新車より費用を抑えて、タフトに乗ることができます。中古車の販売状況をこまめにチェックしておくとよいでしょう。

カーセブンのクルマお探し代行では、希望のお車探しを専門スタッフがサポートいたします。中古車の需要が高まっているため、日々在庫状況が変動していますので、最新情報はスタッフまでお問い合わせください。

よくある質問

Q
タフトのカタログ燃費はどのくらい?
A

21.1〜21.4km/Lです。タフトのカタログ燃費は、2WD・4WDのどちらを選んでも大きな差はありません。 タフトのグレードごとのカタログ燃費は「タフトのカタログ燃費」をチェック。

Q
タフトの実燃費はカタログ燃費とどのくらい差があるの?
A

2023年2月現在のタフトの実燃費はWLTCモードでおよそ「15.03〜17.58km/L」です。カタログ燃費と比較すると、4〜6km/Lほど燃費性能が落ちます。カタログ燃費を見るだけでなく、実際は少し下がることを踏まえて検討しましょう。 詳しくは「タフトの実燃費」」をチェック。

Q
タフトは軽じゃないですか?
A

タフトは軽自動車で、「クロスオーバーSUV」に分類されます。内外装のボリューム感やスカイフィールトップなどの装備を見て「タフトは軽じゃない」と思う人もいるようです。

Q
タフトにターボエンジンはいらないですか?
A

高速道路を走行する人や、走行時の安定性、快適性を求める人にはターボエンジンがおすすめです。燃費性能はN/Aエンジン、ターボエンジンどちらを選んでも大きな差はありません。

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