N-ONEの買取・売却状況

ホンダ N-ONEは、ホンダNシリーズのひとつとして2011年12月に登場した軽自動車です。
N-ONEは、クラシックで丸みを帯びたデザインが特徴で、初代N360のレトロなスタイルを現代風に再解釈した外観が多くのユーザーから支持されています。

N-BOXと比較すると、N-ONEはコンパクトでスタイリッシュなデザインを重視しており、街中での取り回しの良さが際立ちます。また、N-BOXはスライドドアを採用しており、乗り降りがしやすいのに対し、N-ONEは通常のヒンジドアを採用しています。

中古車市場において、ホンダ N-ONEは比較的高い評価を受けています。特にデザイン性やコンパクトさを重視するユーザーからの人気が高く、状態の良い車両や低走行距離のモデルは高値で取引される傾向があります。価格帯は年式やグレード、走行距離によって異なりますが、平均的には50万円から150万円程度が相場となっています。

リセールバリューも安定しており、そのデザイン性とホンダのブランド力が強みとなっています。特に特別仕様車や上級グレードのモデルは、高いリセールバリューを維持していることが多いです。ホンダの信頼性や燃費性能、そして独自のスタイルが、中古車市場でも高い評価を得る要因となっています。

そのため、中古車市場でも需要が安定しており、リセールバリューの高さが期待されています。

カーセブンのこれまでの査定実績を総じて見ると、査定額は3万〜175万円（2024年6月時点）です。新車販売価格はおよそ160万〜210万円となるため、比較的高額で評価されていることがわかります。

N-ONEは、初代モデル（2012年11月〜2020年3月）と、2代目モデル（2020年11月〜）が存在します。2代目モデルでは、自動ブレーキなどの安全装備が標準装備化されており、初代に比べて新車価格が高くなりました。それに伴い買取相場も異なります。

初代N-ONE（2012年11月〜2020年3月）

2014年式のグレード「プレミアム Lパッケージ」の場合、走行距離98,500km、カラーがパールホワイトの査定額は約20万円です。100,000kmを超える走行距離の場合では約10万円という実績があります。

2016年式のグレード「プレミアム ツアラー ローダウン」の場合、走行距離29,300km、カラーがパールホワイトのもので76万円です。

2代目N-ONE（2020年11月〜）

2021年式のグレード「オリジナル」の場合、走行距離20,900km、カラーがパールホワイトの査定額は116万円です。

2022年式のグレード「RS」の場合、走行距離が多くて5,300km、カラーがキイロのもので162万円です。

初代に比べて2代目N-ONEは年数が浅いため走行距離が短く、30万円以上ほど高値がつく傾向にあります。

また、2代目はカラーに関係なく、走行距離が20,000km以下の場合は100万円を超える査定実績となっています。ただし、カスタムモデルの有無で価格が大きく変動するため、自身のモデルがエントリーかカスタムかを確認したうえで、価格相場の調査や無料査定を行いましょう。

N-ONEの査定評価を高くするには？

N-BOXとは異なる魅力を持つN-ONEも、中古車としても安定した価値を持ち、高い査定額を期待できる可能性が高いでしょう。まずは自分の車の買取相場を確認し、そのうえで査定に出してみることをおすすめします。査定前に相場を把握しておけば、提示された価格が安いのか、一般的なのかに気づけるでしょう。査定で不安なことがあれば気兼ねなくスタッフに質問することも、愛車を売却するうえで大切なことです。

また、純正パーツがあれば高く評価される可能性があるため、一緒に査定に出すことがおすすめです。

中古車は時間が経つにつれて価値が下がる性質があるため、少しでも早く売却したほうが高値で売れる可能性もあります。売却を検討しているなら早めの査定を心がけましょう。