ジムニーの買取相場・査定実績一覧

参考買取相場・下取り相場

買取相場価格
3.0 万円 ~ 228.0 万円
年式
2021(令和3)年
走行距離
7.1万km
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ジムニー 年式別買取相場表

年式 平均買取価格
2025年式(0年落ち) 100.0 万円 ~ 100.0 万円
2024年式(1年落ち) 176.0 万円 ~ 225.0 万円
2023年式(2年落ち) 150.0 万円 ~ 226.0 万円
2022年式(3年落ち) 120.0 万円 ~ 228.0 万円
2021年式(4年落ち) 120.0 万円 ~ 223.0 万円
2020年式(5年落ち) 70.0 万円 ~ 210.0 万円
2019年式(6年落ち) 103.0 万円 ~ 205.0 万円
2018年式(7年落ち) 70.0 万円 ~ 213.5 万円
2017年式(8年落ち) 46.0 万円 ~ 135.0 万円
2016年式(9年落ち) 40.0 万円 ~ 146.1 万円
2015年式(10年落ち) 50.0 万円 ~ 120.0 万円
2014年式(11年落ち) 31.0 万円 ~ 142.6 万円
2013年式(12年落ち) 10.0 万円 ~ 85.0 万円
2012年式(13年落ち) 20.0 万円 ~ 110.0 万円
2011年式(14年落ち) 20.0 万円 ~ 85.0 万円
2010年式(15年落ち) 3.0 万円 ~ 45.0 万円
2009年式(16年落ち) 5.0 万円 ~ 63.5 万円
2008年式(17年落ち) 5.0 万円 ~ 60.0 万円
2007年式(18年落ち) 3.0 万円 ~ 50.0 万円
2006年式(19年落ち) 5.0 万円 ~ 53.0 万円
2005年式(20年落ち) 3.0 万円 ~ 38.0 万円
2004年式(21年落ち) 3.0 万円 ~ 28.0 万円
2003年式(22年落ち) 4.0 万円 ~ 50.0 万円
2002年式(23年落ち) 5.0 万円 ~ 10.0 万円
2001年式(24年落ち) 4.0 万円 ~ 10.0 万円
2000年式(25年落ち) 3.5 万円 ~ 32.0 万円
1999年式(26年落ち) 4.0 万円 ~ 8.0 万円
1998年式(27年落ち) 3.0 万円 ~ 32.0 万円
1997年式(28年落ち) 8.0 万円 ~ 10.0 万円
1996年式(29年落ち) 7.0 万円 ~ 55.0 万円
1991年式(34年落ち) 10.0 万円 ~ 10.0 万円

ジムニーの走行距離別買取相場表

走行距離 平均買取価格
1万km未満 100.0万円 ~ 226.0万円
1万km〜2万km未満 35.0万円 ~ 228.0万円
2万km〜3万km未満 5.0万円 ~ 210.0万円
3万km〜4万km未満 60.0万円 ~ 200.5万円
4万km〜5万km未満 15.0万円 ~ 176.0万円
5万km〜6万km未満 3.0万円 ~ 160.0万円
6万km〜7万km未満 5.0万円 ~ 170.0万円
7万km〜8万km未満 8.0万円 ~ 161.0万円
8万km〜9万km未満 5.0万円 ~ 133.0万円
9万km〜10万km未満 4.0万円 ~ 100.0万円
10万km以上 3.0万円 ~ 140.0万円

ジムニー グレード別買取相場表

グレード 平均買取価格 走行距離 年式
クロスアドベンチャー 20.0 万円 ~ 125.0 万円 11,428km~167,000km 2010年~2017年
クロスアドベンチャー XC 20.0 万円 ~ 120.0 万円 17,499km~177,121km 2010年~2014年
ランドベンチャー 8.0 万円 ~ 15.0 万円 86,300km~116,283km 2004年~2004年
ランドベンチャー ターボ 3.0 万円 ~ 135.0 万円 8,449km~223,904km 1996年~2020年
ワイルドウィンド 8.0 万円 ~ 55.0 万円 56,393km~282,861km 1996年~1997年
ワイルドウィンド ターボ 3.0 万円 ~ 63.5 万円 55,052km~173,454km 1991年~2009年
特別仕様車 クロスアドベンチャー 142.6 万円 ~ 142.6 万円 6,704km~6,704km 2014年~2014年
特別仕様車ランドベンチャー ターボ 50.0 万円 ~ 50.0 万円 113,531km~113,531km 2007年~2007年
FISフリースタイルワールドカップ リミテッド 4.0 万円 ~ 50.0 万円 61,044km~218,195km 2000年~2004年
KANSAI 5.0 万円 ~ 5.0 万円 120,513km~120,513km 1999年~1999年
L ターボ 10.0 万円 ~ 10.0 万円 153,159km~153,159km 2000年~2000年
XA ターボ 4.0 万円 ~ 4.0 万円 133,066km~133,066km 1998年~1998年
XC 70.0 万円 ~ 228.0 万円 23km~112,437km 2018年~2025年
XC ターボ 3.0 万円 ~ 190.0 万円 14km~339,810km 1998年~2023年
XC ハードトップ ターボ 8.0 万円 ~ 8.0 万円 171,185km~171,185km 1997年~1997年
XG 110.0 万円 ~ 170.0 万円 3,646km~59,146km 2019年~2023年
XG ターボ 3.0 万円 ~ 146.1 万円 8,933km~201,267km 2002年~2018年
XGセーフティサポート装着車 143.0 万円 ~ 143.0 万円 25,909km~25,909km 2019年~2019年
XL 103.0 万円 ~ 210.0 万円 6km~85,330km 2018年~2024年
XL セーフティサポート装着車 180.0 万円 ~ 180.0 万円 28,927km~28,927km 2019年~2019年
XL ターボ 4.0 万円 ~ 10.0 万円 109,812km~237,995km 1999年~2001年

ジムニー グレード別査定実績ランキング

順位 グレード名 査定額 年式 走行距離
1 スズキ ジムニー XC 228.0万円 2018
(2018年式)
23km
2 スズキ ジムニー XL 210.0万円 2018
(2018年式)
6km
3 スズキ ジムニー XC ターボ 190.0万円 1998
(1998年式)
14km
4 スズキ ジムニー XL セーフティサポート装着車 180.0万円 2019
(2019年式)
28,927km
5 スズキ ジムニー XG 170.0万円 2019
(2019年式)
3,646km
6 スズキ ジムニー XG ターボ 146.1万円 2002
(2002年式)
8,933km
7 スズキ ジムニー XGセーフティサポート装着車 143.0万円 2019
(2019年式)
25,909km
8 スズキ ジムニー 特別仕様車 クロスアドベンチャー 142.6万円 2014
(2014年式)
6,704km
9 スズキ ジムニー ランドベンチャー ターボ 135.0万円 1996
(1996年式)
8,449km
10 スズキ ジムニー クロスアドベンチャー 125.0万円 2010
(2010年式)
11,428km

ジムニーの買取査定情報

477

表示順
車種・グレード カラー 年式 走行距離 査定時期 都道府県 査定額
グリーン
令和7年式
(2025年式)
200km
2025年04月
100.0万円
クロ
令和6年式
(2024年式)
2,200km
2025年04月
新潟県
190.0万円
Pホワイト
令和6年式
(2024年式)
100km
2024年09月
東京都
215.0万円
グレー
令和6年式
(2024年式)
6,000km
2025年05月
176.0万円
キイロ
令和6年式
(2024年式)
500km
2024年10月
神奈川県
210.0万円
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カーセブンでのジムニー(スズキ)の
買取査定をした人の口コミ

ジムニーの買取相場実績

ジムニーの買取・査定ポイント

スズキ ジムニーの買取相場を徹底解説

スズキ ジムニーは、本格派クロスカントリーモデルの4WD軽SUV。1970年の登場以来、50年以上にわたり世界中のファンを魅了し続けているロングセラーモデルです。コンパクトなボディに本格的なラダーフレーム構造と4WDのメカニズムを備えており、都市部から山岳地帯、砂地、雪道といったオフロードまで幅広く対応。特に、悪路走破性や堅牢性、シンプルな構造美に価値を見出す層に絶大な支持を受けています。

ジムニーはその個性的なキャラクターに加え、新車価格に対して中古価格が落ちにくい=リセールバリューが非常に高い車種としても有名です。古い年式のモデルでも国内外で根強い需要があり、長く乗ったあとでも充分な買取価格が期待できます。

現行(2025年5月時点)の4代目は2018年に登場。角ばったデザインとレトロ感のある内外装がアウトドア志向のユーザーやカスタム愛好家に好評で、発売から数年経っても納車待ちが発生するほどの人気を維持しています。

年式ごとの買取価格傾向

ジムニーの買取価格は年式に大きく依存しますが、他車種と比べて年式が古くても高値がつく傾向が顕著です。以下におおよその傾向をまとめます。

  • 2021年式以降(4代目中期〜):買取価格は120万〜200万円程度。特別仕様車や低走行車はさらに高額査定の可能性もあります。
  • 2018〜2020年式(4代目初期):買取価格は100万円以上になるものがほとんど。新車価格に近い値がつく個体もあります。
  • 1998年〜2017年式(3代目):買取価格は10万〜100万円と幅広く、年式が大きく影響する。特別仕様車や低走行車は高値になる傾向があります。
  • 1997年式以前(初代〜2代目):買取価格は10万〜50万円前後ですが、希少種や状態によっては100万円を超えることもあります。
  • 4代目が高値で推移しているのはもちろん、初代〜2代目のような旧型ジムニーも、コレクション目的や海外輸出向けなどで根強い需要があり、一定の買取価格が維持されています。

走行距離による価格変動

ジムニーは軽自動車のなかでも高い耐久性を持ち、10万kmを超える走行距離でも査定価格がつくモデルです。しかし、一般的な中古車と同様に「走行距離が少ないほど高値がつきやすい」という傾向はあるでしょう。

実際の買取データを見ると、1万km未満の走行車では、120万~226万円と非常に高い水準での取引が行われており、プレミアム価格ともいえる相場です。次いで、1万〜5万km未満の車両でも最大200万円超の査定実績があり、普段使い程度の走行距離であればよい評価が期待できるでしょう。定期メンテナンスと内外装の状態が良好であれば、高い査定額になる可能性があります。

6万〜9万km台では査定額に幅が出始め、5万〜170万円台と上下差が大きくなります。このあたりになるとグレード・装備・年式なども含めた総合評価が重要になります。

さらに10万km超の車両でも、3万~140万円と値がついており、年式の新しいモデルや4WD・MT車など人気条件を満たす個体であれば、高額査定が狙える可能性もあります。

ジムニーは走行距離が査定価格に大きく影響するものの、「過走行=査定不可」というわけではありません。売却を検討している場合は、走行距離が少ないうちに査定を受けるのがベストですが、走行距離が多くても状態がよければ高く評価される車種です。

ボディカラー別の価格傾向

ジムニーはカラーバリエーションが豊富で、ボディカラーによる査定差もやや見られる車種です。

  • 人気色:ジャングルグリーン
  • 標準色:ホワイト系/ブラック系/シルバー系
  • 不人気傾向:特別カラーや派手色は再販先によって評価がわかれる

特に、ジャングルグリーンはジムニーを象徴するカラーとして中古市場でも人気が高く、再販しやすい傾向にあるため、プラス査定が期待できます。対して、個性的なカラーは流通量が少ないぶん、需要とのマッチ次第で評価が上下するため注意が必要です。

下取りと買取の価格差について

ディーラーでの下取りよりも、買取専門店やジムニーを専門にしている業者での売却が高値になりやすいのがこの車種の特徴です。

ディーラー下取り:買取専門店と比較して査定額が低めになる傾向がある

買取専門店:一般的な査定基準での評価が中心で、相場に合わせた金額となる

ジムニー専門業者や4WDに強い業者:カスタムや希少性、輸出向け需要などを加味して高値が期待できる

特に「リフトアップやマッドタイヤ、社外バンパー、ウインチなどの特殊な装備がある」「珍しい仕様のモデル」といった場合、専門業者であれば「査定額をアップする要素」として見てもらえることもあるため、下取りより数十万円程度高く売れる可能性もあります。

スズキ ジムニーを高く売るためのポイント

ジムニーは年式や走行距離を問わず高値がつきやすい軽SUVですが、査定額をさらにアップさせるには「ポイントを押さえた売却戦略」が重要です。ここでは、買取価格に大きく影響する5つの観点から、ジムニーを少しでも高く売るための実践的なアドバイスをまとめました。

グレードによる価格差

ジムニーには「XG」「XL」「XC」といったグレードがあり、なかでも最上級のXCグレードは高額査定の筆頭です。ヘッドランプウォッシャーやスズキセーフティーサポートなどの快適、安全装備が充実しているため、リセールバリューが高く、同年式、同走行距離でも10万〜60万円以上の査定差がつくこともあります。

一方、エントリーグレードのXGは装備がシンプルであるぶん、実用性を重視する業者には評価されますが、XCやXLと比較するとリセール価格はやや控えめ。また、4ATと5MTの選択肢も査定に影響します。近年ではAT車の需要も高まりつつありますが、オフロード車ファンやカスタムを好む層にはMT車が人気で高値査定となる傾向があるでしょう。

グレード別の買取実績

  • XC:70万~228万円
  • XC ターボ:3万~190万円
  • XG:110万~170万円
  • XG ターボ:3万~147万円
  • XL:103万~210万円
  • XL ターボ:4万~10万円

年式と売却タイミング

ジムニーはモデルチェンジサイクルが長く、年式が古いモデルでも価値が落ちにくい傾向があります。ただし、年式が新しいほど高値での査定となり、特に、2018年以降の4代目モデルは非常に人気が高いため、中古市場でもプレミア価格で取引されるケースがあります。

売却のタイミングとしては、春先(1〜3月)の新生活シーズンや秋(9〜10月)のアウトドアシーズンなどの需要期に向けて査定に出すのがベストです。この時期は需要が高まりやすいため、販売店側が在庫を強化する動きがあり、相場が上昇する可能性があります。

また、フルモデルチェンジやマイナーチェンジの前後は売却の時期を見極める必要があります。旧型モデルの価値が一時的に下がることもあるため、相場動向に敏感に対応することが高値売却への鍵です。

走行距離と査定額の関係

ジムニーは耐久性に優れたモデルであるため、10万kmを超えても値がつく車として知られています。ただし、走行距離が短いほうが査定では有利であり、1万〜3万kmの範囲であれば高額買取のチャンスが広がります。

特に、3万km未満であれば高年式でなくとも高値がつく傾向があり、最大200万円超えの実績も確認されています。一方、10万kmを超えると査定額は徐々に落ち着き、100万円を下回るケースもあります。ただし、状態がよければ根強いファンや海外需要により値がつく可能性もあるため、どれだけ車を元の状態に近い形で残しておけるかが重要になるでしょう。

加えて、整備記録簿の有無やタイヤ、ブレーキなどの消耗品の状態も確認すべきポイントです。定期点検や交換履歴がしっかりしている個体は、走行距離が多くても高評価を得やすくなります。

人気ボディカラー

ジムニーはカラーバリエーションが豊富なため、ボディカラーも査定額に影響します。なかでも、4代目で新設定された「ジャングルグリーン」や「キネティックイエロー」は、アウトドア志向のユーザーからの人気も高く再販しやすいため、高値が期待できる人気カラーです。

一方で、ホワイト系やブラック系、グレーなどの定番色も根強い人気があり、査定額は安定しています。特に「ミディアムグレー」や「ブルーイッシュブラックパール3」などはスタイリッシュな印象が好まれ、売れ筋カラーといえるでしょう。

あまり見かけない特別カラーや趣味性の高いカラーは、需要が限られるため評価がわかれることも。全体的には、「人気色か、もしくは無難な印象の中間色」が高額査定につながる傾向にあります。

内外装の状態チェック

ジムニーはアウトドアやオフロードで利用されるケースもあるため、ボディのキズやヘコミ、下回りのサビなどが査定に影響する可能性があります。ただし、修理する場合は数万円程度の修理費がかかることもあるため、細かなものであればそのまま売却するほうがいいでしょう。

カスタムの内容によっては、人気がないものや社外パーツが減額対象になる可能性がある一方、人気パーツであれば加点要素となる場合も。査定前には、装着パーツのブランドや状態を整理し、純正パーツが残っている場合は一緒に提示すると、査定額のアップが期待できます。

内装では、ペットやタバコのニオイ、汚れ、シートの破れなどがマイナス評価につながります。可能な範囲で清掃や消臭を行い、できるだけ元の状態に近づけましょう。洗車を行い、タイヤやボディについた埃を落としておくことも重要です。

駆動方式(4WD)の違いによる査定への影響

スズキ ジムニーは、登場以来「オフロード走行に強い軽自動車」として高い人気を誇るモデルです。特に、ジムニーの特徴といえるのが4WD(四輪駆動)であり、ラダーフレーム構造+副変速機(ローレンジ)を備えた本格的なパートタイム4WDを搭載しています。

中古車市場でも、4WDであること自体がプラス評価につながる可能性があります。雪道や山道、悪路での走行性能を求めるユーザーからの支持が厚く、キャンプ・登山・林業・釣りといったアウトドア用途でも需要があります。そのため、4WD仕様は高値がつきやすく、年式が古くても装備や状態次第では高額査定になることもあります。

スズキ ジムニーの世代別モデル特徴と買取相場

スズキ ジムニーは、1970年の登場以来、50年以上にわたり愛され続ける本格派軽SUVです。コンパクトなボディにラダーフレーム構造を採用。悪路走破性に特化した設計で、唯一無二の存在感を放ち続けてきました。ここでは、ジムニーの各世代モデルの特徴と、世代ごとの中古市場での評価や買取相場の傾向を詳しく見ていきましょう。

初代ジムニー(1970年〜1981年):軽4WDの草わけ的存在

1970年に登場した初代ジムニー(LJ10)は、軽自動車として当時唯一であった4WD車として誕生しました。空冷2サイクルエンジン、取り外し可能な幌仕様、最低地上高を確保した設計など、当時としては非常に画期的な構造で、林業・山岳地帯などの作業用車として重宝されました。

その後、水冷ジムニー(1972年、LJ20)、ジムニー55(1976年、H-SJ10)、ジムニーメタルドア(1977年、SJ10FM-3)などの派生モデルを経て、1981年に2代目へとバトンタッチ。

【買取相場の傾向】

現存台数が少なく、コレクターやクラシックカー市場からの需要で高評価される傾向があります。状態がよいものは数十万〜100万円超での取引例も。

2代目ジムニー(1981年〜1998年):実用性と快適性の両立

H-SJ30として登場した2代目は、引き続きラダーフレーム構造を継承しつつ、快適性と耐久性の向上を図ったモデルです。

マイナーチェンジによって、新型EPIエンジンを搭載した「ジムニーパノラミックルーフ(M-JA71)」や軽自動車規格改定に合わせたF6Aエンジンを搭載したモデル(M-JA11)へと発展。時代に合わせて内外装の質感も向上され、バンや幌仕様など多彩なバリエーションが登場しました。

3AT車や乗用車仕様モデル(E-JA22)も登場し、趣味性と実用性を兼ね備えたオフロード車として人気を博しました。

買取相場は10万〜100万円程度と幅広く、状態によっては100万円を超える査定も珍しくありません。

3代目ジムニー(1998年〜2018年):街乗り性能とオフロード性能の両立

約7年ぶりのフルモデルチェンジで誕生した3代目(JB23系)は、丸型ヘッドライトやモダンな内装、コンパクトSUVとしての街乗り性能とオフロード性能のバランスを高めたモデルとして大ヒット。マイナーチェンジによる改良が加えられながら、約20年の間根強い人気を誇っていた世代です。

エンジンにはK6A型インタークーラーターボを搭載し、AT・MTともにラインアップ。軽自動車とは思えない力強い走り、エアフィルター付きエアコンや電動パワーステアリングが標準装備された室内の使い勝手が評価されました。

販売から10年以上経過した車両でも50万〜100万円以上の査定額がつくモデルが多く、走行距離やカスタム状態によってはそれ以上の高額買取も可能です。

4代目ジムニー(2018年〜):レトロとモダンを融合させた最新モデル

2018年に登場した4代目ジムニー(JB64系)は、初代を彷彿とさせる角張ったボディとクラシカルなデザインが特徴。最新の安全装備「スズキ セーフティ サポート(デュアルセンサーブレーキサポートなど)」を備えつつも、ラダーフレーム構造や副変速機、3リンクリジッドアクスル式サスペンションなど、ジムニーのDNAともいえるオフロード性能を徹底的に磨き上げたモデルです。

デザイン性や機能性、カスタム性の高さから、発売以来納車待ちが続くほどの人気を維持しています。

新車同等価格〜200万円以上のプレミア査定がつくケースも多数。低走行・未使用車は特に高値がつきやすく、人気カラーやオプション装備によっては新車価格を超えるケースも。「ジャングルグリーン」、標準色のクロやグレーは高く評価される傾向にあります。

スズキ ジムニーを高値で売るために知っておきたいこと

スズキ ジムニーをより高く、納得のいく価格で売却するためには、事前にいくつかのポイントを押さえておくことが重要です。単に車を査定に出すだけではなく、売却のタイミングや準備によって、数万〜数十万円単位で価格差が生まれることもあります。以下では、ジムニーを高値で売るために知っておきたい4つのポイントをご紹介します。

複数業者への査定依頼の重要性

まず最も重要なのが、複数の買取業者に査定を依頼することです。1社のみで決めてしまうと、その業者の提示した価格が本当に適正かどうか判断できません。とくにジムニーのように人気の高い軽SUVは、業者によって買取ニーズや販売ルートが異なるため、提示される価格に大きな差が出やすい車種です。

一括査定サイトを活用すれば、複数業者の査定額を比較しやすく、最も高く評価してくれる業者を見つけやすくなります。また、オークション形式で競わせることで価格が上がるケースも少なくありません。相場より高く売るためには、手間を惜しまず、比較することがカギです。

売却時期(需要期・季節)の考慮

車の需要は時期によって変動します。ジムニーのようなコンパクト軽SUVは、新生活が始まる春先(1月〜3月)や、ボーナス後の6月・12月、秋の行楽シーズン前の9月などに需要が高まる傾向があります。こうした需要期は市場全体の買取価格が上がりやすく、査定額アップにつながる可能性が高いです。

反対に、年末や繁忙期明けなどは在庫が溜まりやすく、査定額が抑えられることもあります。また、モデルチェンジの直前直後も相場に影響を与えるため要注意です。たとえば、新型ジムニーの登場が見込まれるタイミングで旧型を売ろうとすると、価格が下がる可能性があります。

可能であれば、売却のタイミングを「需要の高い時期」「モデルチェンジの前」に合わせると、より高い価格を狙いやすくなります。

アピールポイントを整理するコツ

査定を受ける前に、車両のアピールポイントを整理して伝えることも重要です。ジムニーはグレードや装備によって査定額が大きく変わるため、以下のような点を事前にまとめておくと、査定士に好印象を与えられます。

  • グレード(XC、XL、XGなど)
  • 安全装備(スズキ セーフティ サポートの詳細機能)
  • 純正ナビやオプション装備(パノラミックビューモニター、電動リヤゲートなど)
  • メンテナンス記録(定期点検、オイル交換の記録など)

走行距離の少なさや禁煙車であること、室内清掃の状態など

また、洗車や室内清掃を行い、「大切に乗っていた」印象を与えることで、減額リスクを避け、加点対象になることもあります。必要に応じて、メーカー保証や車検残などもアピールしましょう。

修復歴・事故歴車の売却時の注意点

事故車や修復歴がある車両は、一般的に査定額が大きく下がる傾向にあります。特に、フレームや骨格部分にダメージがあった修復歴車は、再販時に敬遠されやすく、買取価格が数十万円単位で下がるケースも少なくありません。

しかし、事故歴があっても隠さずに正直に申告することが重要です。修理歴がある場合は、修理内容や使用部品、整備工場の記録を手元に用意しておきましょう。正確な情報を提示することで、査定士との信頼関係が築け、最終的な査定額にも好影響を与えることがあります。

また、走行性能や安全性に問題がないことを整備記録などで証明できれば、減額幅を抑えられる可能性もあるでしょう。

※本記事は2025年5月時点の情報をもとに作成しています。中古車の相場は市場動向により変動するため、最新の価格と異なる場合があります。