モコの買取・売却状況

日産 モコは、スズキのMRワゴンをベースにした軽自動車で、2002年から2016年まで販売されました。モコのコンセプトを「若いアクティブなママが、子どもと一緒にどこへ行ってもジャストフィットできるベストパートナー」とし、ターゲットに合わせた全体的に丸みのあるかわいらしいフォルムが特徴です。コンパクトなボディサイズで都市部での運転や駐車がしやすく、外観に反して広い室内空間となっています。

3世代にわたるモデルチェンジで、最新技術やモダンなデザインが導入され、より快適な乗り心地と実用性が向上しました。販売終了後も中古車市場で人気があり、都市部での通勤や日常使いに適した軽自動車を求める人々に支持されています。

カーセブンのこれまでの査定実績を総じて見ると、査定額は3万〜40万円（2024年6月時点）です。最終モデルとなる3代目モコが登場した2011年あたりを境に買取相場が高くなっている傾向にあります。

初代（2002年〜2006年）の例

2006年式のグレード「S（2WD）」の場合、走行距離119,700km、ボディカラーがピンクの査定額は約5.7万円です。走行距離が10万kmを超える車両であれば、おおよそ3万円前後の評価がされると考えられます。

2代目（2006年〜2011年）の例

2007年式のグレード「E（4WD）FOUR」の場合、走行距離82,000km、ボディカラーがチャイロの査定額は約5万円という結果でした。

他の査定実績を見ても、2代目モコは3万〜5万円の査定額が多く、初代と比較して大きな金額差はない傾向にあります。

3代目（2011年〜2016年）の例

3代目では走行距離が5万km前後であっても、査定額が10万円以上で評価されているケースが多く見られます。

2012年式のグレード「X（4WD）FOUR」の場合、走行距離58,800km、ボディカラーがパールホワイトの査定額は約25万円です。
2015年式のグレード「ドルチェX（2WD）」の場合では、走行距離47,000km、ボディカラーがグリーンの査定額は約36万円という結果でした。

モコの査定評価を高くするには？

日産 モコは日常での使いやすさから長く愛用するユーザーが多いため、走行距離も長くなるでしょう。年式だけでなく走行距離が査定額に与える影響も大きく、時間が経つにつれて価値が下がる性質があるため、少しでも早く売却したほうが高値で売れる可能性もあります。売却を検討しているなら早めの査定を心がけましょう。

また、キズやヘコミなどがある場合は、査定額が下がる傾向にありますが、無理に自分で直して新たなキズをつけてしまうことは、さらに金額を低下させてしまう恐れもあるため注意しましょう。