ダイハツ ウェイクの買取相場まとめ

2014年登場のウェイクは、「もっと軽にできること」を掲げ、見晴らしのよさ（ファインビジョン）と軽最大級の室内空間「ウルトラスペース」が魅力。

企画段階からキャンプ・釣り・マリンスポーツなど45の使用シーンを想定し、濡れ物や長尺物も載せやすい荷室、撥水（はっすい）・防汚系のユーティリティ、豊富な純正アクセサリーを用意しました。

レジャーのプロフェッショナルと対話して仕立てたパッケージは、日常の積み降ろしのしやすさにも効き、ファミリーやホビー層に広く支持。デビュー後は内外装の意匠や安全装備を段階的に強化しつつ、価格・装備のバランスに優れたグレード展開を継続しました。

中古市場では「背の高さ＝視界と積載性」という分かりやすい価値が評価の軸となり、実用装備が豊富な個体やターボ車、アウトドア志向の特別仕様が安定して選ばれる傾向です。

2022年8月に生産を終えたあとも、代替しづらい“超背高×大空間”という特徴が下支えとなり、状態のよい車両は買取水準を維持しています。

なかでも年式が新しく、グレード「SAIII」ものが高い傾向で、さらにターボや特別仕様の場合は相場を引き上げています。2018年式で約146万円の実績もあります。走行は5万km前後がひとつの分岐と考えられるでしょう。

【年式別】ダイハツ ウェイクの買取価格目安

• 2021年式：52万～136万円
• 2020年式：96万～110万円
• 2019年式：82万～120万円
• 2018年式：25万～146万円
• 2017年式：40万～110万円
• 2016年式：20万～90万円
• 2015年式：3万～85万円
• 2014年式：8万～90万円

高年式ほど上限が高いことがわかります。特に2018年～2021年でグレード「SAIII」系や特別仕様は高い査定額で評価されています。2018年式では約146万円の事例があるように、高年式に加えて、ターボや特別仕様が掛け合わされると査定額を引き上げる傾向です。

2014年式～2016年式は、改良前の車両であるため、装備・安全性能の差が査定額にも表れることがわかります。

【走行距離別】査定額の変動傾向

• 1万km未満：82万円
• 1万～2万km：100万～120万円
• 2万～3万km：70万～145.7万円
• 3万～4万km：57万～110万円
• 4万～5万km：40万～120万円
• 5万～6万km：30万～100万円
• 6万～7万km：42万～83万円
• 7万～8万km：51万～80万円
• 8万～9万km：25万～55万円
• 9万～10万km：35万～40万円
• 10万km以上：3.5万～40万円

おおむね5万km前後がひとつの分岐点で、そこを越えると上限が下がりやすい傾向です。ただし2万～3万km帯ではで140万円程度まで伸びた実績があり、距離よりも装備・グレードの強さが上振れを生む可能性があります。一方、10万kmを超える走行距離は査定評価が伸びにくい傾向です。

【グレード・仕様別】人気と買取価格差

• Gターボ レジャーEd SAIII：72万～145.7万円
• Gターボ リミテッド SAIII：70万～135.7万円
• Gターボ VS SAIII：52.5万～120万円
• L SAIII：40万～90万円
• Gターボ SAII：20万～100万円
• X／D系（初期）：3.5万～75万円 ほか

グレード別を見ても、ターボと特別仕様車であるSAIIIのモデルは実績のなかでも上位を占めています。安全性能や装備が評価を左右していると考えられます。

また、グレード「L」や「X」「D」などは、査定幅が広いことから、年式や走行距離の影響を受けやすい可能性があります。

人気カラー・オプションが査定に与える影響

定番色であるホワイト・パール系、ブラック系は査定評価が安定していると考えられます。実績のなかで査定額が高い車両を見ても、「パールホワイト」と「ブラックマイカメタリック」が比較的多いです。

アウトドア系の専用ルーフレール・ラゲッジ系装備は“レジャー需要”に刺さりプラスに働く可能性があります。オプション面ではパワースライドドア、LEDライト、純正ナビ＆バックカメラ、スマートアシストが評価に影響するでしょう。

ダイハツ ウェイクを高価買取してもらうための査定のコツ

査定前にチェックしたい車両状態と清掃のポイント

ウェイクは背の高いボディと広い荷室が魅力。だからこそ、査定では「荷室の使われ方」も見られるポイントになるでしょう。

ラゲッジ床の擦れ・汚れ、サイド樹脂のこすれ跡は丁寧に清掃し、砂や泥は掃除機で除去。防水フロアやアンダートランクは水拭き＋乾燥でニオイ対策もしておくと安心です。

外装の小キズは無理に自分で補修すると悪化することがあるため、基本はそのままの査定がおすすめです。

取扱説明書・整備記録簿・スペアキー・純正工具・純正マットなど付属品を揃え、スタッドレスやルーフバーなどの付属品があれば一緒に提示しましょう。

査定額アップにつながる純正・社外オプション

再販で喜ばれるのは「使い勝手」と「安全」の装備です。スマートアシスト（SA2／SA3）、パノラマモニター、両側（または片側）パワースライドドア、LEDヘッドランプ、純正ナビ＆バックカメラ、スマートキーはプラスの評価になる可能性もあります。

レジャーエディションやVS、リミテッドといった特別仕様、ターボ車など、同年式で比較すると高い実績がでているケースもあります。

社外品は好みが分かれるため、ホイール・足まわり・エアロを交換している場合は「純正に戻せる」状態にしておくと安心です。

売却タイミング：モデルチェンジ前後の相場変動

ウェイクは2022年に生産終了。新車供給が止まったことで、良質な中古に需要が集まりやすい一面があります。相場が動きやすいのは「需要期」と「在庫感」。レジャーが活発になる春～夏前、転居・新生活の集中する1～3月は、需要が伸びると考えられています。

逆に同型の在庫が多い地域・時期は上限が伸びにくいこともあります。

実績が少なく相場がわかりにくい場合は、2～3社で査定をしてもらい、見積もりをとることもひとつの手段です。

マイナス査定を避ける修復歴・事故歴の正しい申告方法

骨格部位の修正・交換やエアバッグ展開歴は修復歴となり、評価に影響します。隠しても査定でほぼ判明するため、修理明細や写真、交換部位・方法（新品／中古・再塗装）を正直に伝えましょう。

外装の機能に影響がない軽微な修理は減額幅が小さいことも多く、無理に修理をしてかえって費用をかけてしまったり、キズを増やしてしまったりすることは避けることが大切です。

歴代ダイハツ ウェイクの変遷と買取市場での評価

初代モデル（2014年11月～2022年8月）

ウェイクは「見晴らしのよさ」と「荷室の広さ」に徹底的にこだわった軽トールワゴンです。高めのアイポイントで前方の見通しがよく、全高1,835mm・室内高1,455mmの“背高スクエア”なボディが、軽最大級のゆとりを生みます。

足まわりとボディ構造を磨き、背高でも安定感のある走りを実現。NAはエコカー減税“免税”、ターボも“減税”対象で経済性も優秀です。安全面ではスマートアシストなど先進装備を採用。

荷室には大容量のアンダートランクや多彩なユーティリティを備え、長尺物も積みやすく、4人乗車でも荷物がしっかり載せられます。企画段階から使用シーンを想定し、キャンプや釣りなど“レジャー・プロフェッショナル”の声を取り入れて使い勝手を徹底追求した、日常からアウトドアまで使い倒せる1台です。

ボディカラー例

• プラムブラウンクリスタルマイカ
• フェスタイエロー
• トニコオレンジメタリック
• オフビートカーキメタリック
• ブルーマイカメタリック
• タングステングレーメタリック
• パールホワイトIII
• ブラックマイカメタリック

グレード別車両本体新車価格

• G：1706,400〜1,830,600円
• G”SA”：1,749,600〜1,873,800円
• X：1,620,000〜1,744,200円
• X”SA”：1,663,000〜1,787,400円
• L：1,522,800〜1,647,000円
• L”SA”：1,566,000〜1,690,200円
• D：1,350,000円
• D”SA”：1,393,200円

マイナーチェンジや改良が査定に与える影響

ウェイクは改良ごとに、安全性や使い勝手を強化しています。そのため改良前後で査定額に差が表れます。

安全面では、2016年の一部改良で進化版のスマートアシストIIを採用、2017年には歩行者検知に対応するスマートアシストIIIとリヤコーナーセンサー、さらに真上から見下ろすように周囲を映せるパノラマモニターを設定しました。後期になるほど先進安全の充実度が高まり、同年式・同走行でも後期装備車は評価が一段上がりやすくなります。

使い勝手では、荷室の防汚・防水対応や多彩なシートアレンジ、電動スライドドアなど“日常×レジャー”の両立を磨き込み。特別仕様「レジャーエディション」や、2021年設定の「VS」は汚れに強いイージーケアフロア、マルチフック、LED室内灯、ドライビングサポートパックなどを備え、まさに“用途に刺さる装備”で再販価値を押し上げます。

さらに2021年には全グレードで常時作動型オートライトを標準化し、安全面の底上げを図りました。

査定で強いのは、後期モデルでターボや特別仕様であることが評価されやすいと考えられます。背高スクエアの特性上、実使用で荷室にキズや汚れが出やすいため、荷室コンディションの良否が価格差を生みやすい点もポイントです。

生産終了後から数年が経過していますが、条件次第では100万円以上の査定額も狙えるでしょう。

ダイハツ ウェイクの売却で後悔しないための業者選び

買取業者とディーラー下取りの違いとメリット・デメリット

売却を検討する場合に「買取業者」「ディーラー下取り」で迷うことがあります。

下取りのメリットは、新車の値引き交渉と古い車の引き取りが同時に行える手続きのスムーズさにあります。手間がかからず、新しい車への乗り換えを急いでいる場合には魅力的な方法です。

しかし、下取り価格は車の市場相場や人気度を厳密に反映するよりも、新車の販売価格を調整するための「サービス」として利用される傾向があり、その結果、本来の適正価格より低めになることがあります。

一方、買取業者は、売却した車を再販売することで利益を得るため、市場の需要や人気度、そして車種固有の評価ポイントを細かく査定額に反映させます。買取業者のほうがより高額な査定額を提示する可能性が高くなります。

愛車の真の市場価値を確認するためにも、まずは買取業者の査定を受け、その価格を参考に下取りと比較検討することをおすすめします。

買取業者を見極める口コミと信頼性の調べ方

適正な価格で売却するためには、価格面だけでなく、信頼できる買取業者を選ぶことが重要です。

まず、業者の信頼性を判断する手立てとして、インターネット上の口コミや評価を確認しましょう。特に過去の取引事例や利用者の満足度をチェックする際は、「査定の丁寧さ」「契約時の説明のわかりやすさ」「入金のタイミング」といった、実際の対応力が問われる評価項目に注目することが大切です。

これらの評価は、業者の誠実さや対応能力を判断する上で重要な指標となります。また、公式サイトで買取実績を確認し、自分の車種の買取事例があるかどうかも判断材料になります。

避けるべきは、査定時に即決を強く迫るような業者です。冷静な判断を下す時間を与えず契約を急がせる業者は、後々のトラブルにつながるリスクがあるため、きっぱりと断る勇気を持ちましょう。

契約前には、キャンセル規定や手数料の有無、契約後の減額の可能性についても必ず確認し、不安なく売却手続きを進められる業者を選びましょう。

ダイハツ ウェイクの高価買取ならカーセブンへ

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売却する際に気になる「契約後の減額」や「入金のタイミング」について、カーセブンは【安心宣言】を掲げ、契約後の減額ナシ、キャンセル無料、契約金の一部を当日中に前払いといったお客様を第一に考えた約束をしております。

ウェイクの強みであるターボ、スマートアシスト、特別仕様車、オプションなどを細かく評価。相場に強い装備がしっかり加点され、納得感のある価格が見込めます。

さらに、カーセブンはJPUC適正買取店認定制度（※）の要件を満たす店舗で運営しており、ルールに沿った公正な取り引きで、初めての方でも安心です。

査定は無料のため、まずは現在の買取相場を把握してみましょう。

※本記事は2025年10月時点の情報をもとに作成しています。中古車の相場は市場動向により変動するため、最新の価格と異なる場合があります。